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ついに7月発表確定!!? やはりファストバックスタイルが正解か!? 新型クラウンの今わかっている最新情報

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ついに7月発表確定!!? やはりファストバックスタイルが正解か!? 新型クラウンの今わかっている最新情報

 2022年3月14日で、現行型のオーダーストップがかかったクラウン。SUV化やセダン大型化など、さまざまな情報が錯綜したが、ここにきて各地のディーラーマンが実車を確認したという情報が入ってきた。

 そして、ベストカー独自の情報網で入手した情報と集約することで、新型クラウンの姿をあぶりだすことに成功した。

ついに7月発表確定!!? やはりファストバックスタイルが正解か!? 新型クラウンの今わかっている最新情報

 生まれ変わった新型クラウンは、2022年のいつ頃、どんな姿を見せるのか? そして現在判明している最新情報はどうなっているのか!? お伝えしていく!!

文/遠藤徹
写真/TOYOTA
予想CG/ベストカー編集部

■ついに7月登場で本決まり! その名は「クラウンセダンプラス」!!

とうとう2022年7月15日に発表、発売することが決定的となった16代目となる新型トヨタ クラウン(画像はベストカー編集部が作成した予想CG)

 16代目の新型クラウンがいよいよ2022年7月15日に発表、発売することが本決まりになったようだ。

「ファストバックセダン」「ラグジュアリイクロスオーバーSUV」「ステーションワゴンのエステート」などさまざまな情報が流れていたが、最初にデビューするのは、ファストバックスタイルのセダンであることが判明した。その名は『新型クラウンセダンプラス』だ。

 歴代クラウンのデザインコンセプトとはまるで異なる出で立ちで、若者ユーザーを強く意識したボディシェルを採用している。

 この新型クラウンセダンプラスは、「これまでなかったどこの分野にも属さない次世代に向けてのラグジュアリーセダン」を基本コンセプトに開発を進めているとしている。

 トヨタの次世代におけるクルマづくりの考え方である「TNGA」による新開発のプラットフォームを採用。ボディサイズは全長4930×全幅1840×全高1540mmで現行15代目に比べると全長が20mm延長、全幅40mm拡大、全高を80mm引き上げている。

 ホイールベースは2850mmで70mm短縮している。ホイールベースが短縮しているのはエンジンを横置きにレイアウトしているためと思われる。全高をかなりアップさせたことで、室内の居住空間を大幅に拡大している。

 外観はフロントマスクがヘッドランプは細目の横長ガラスケースに四角の3連LEDを埋め込んだシャープなデザインを採用。グリルは従来の押し出し間感の強いスピンドルタイプを廃し、ハリアーや電気自動車「bZ4X」的な横長台形タイプを配置している。

 リヤのコンビランプケースは横長の左右一体成型で視認性の高いデザイン処理で仕立てている。

 トランクルームはクーペ的なファストバックタイプのために高さが制限されるが、それでも標準型のゴルフバッグが3個格納できる広さを確保している。

 パワーユニットは2.5L 直4ハイブリッド、2.4L 直4ターボハイブリッドを搭載する。駆動方式は4WDのみで2WDは当初は設定しない。トランスミッションとの組み合わせは2.5LハイブリッドがCVT、2.4Lハイブリッドターボが6速ATとなる。

 燃料は2.5Lハイブリッドがレギュラーガソリン、ターボはハイオクと違いがある。サスペンションは前後ともマルチリンク方式を採用する。タイヤサイズは2.5Lハイブリッドが225/55R19、スポーツモデルの2.4Lターボは225/45R21を履く。

 グレードはベース、ハイ、ハイレザーパッケージ、RSでRSは走りのポテンシャルを高めたスポーツバージョンの位置づけとなる。ボディカラーはモノトーンと2トーンがそれぞれ6色ずつで合わせて12色のラインアップ。

 安全・安心パッケージの「トヨタセーフティセンス」は現行アルファード以上に進化した最新のデバイスを標準ないしはオプション設定する。車両本体価格は従来モデルに比べて50万円以上と大幅にアップし、最上級のRSは700万円以上の設定が予想される。

■ライバルは欧州勢の上級セダン! 世界市場をターゲットにしたモデルへと生まれ変わる

現行型トヨタ クラウン(写真は特別仕様車のRS”Limited II”)。新型はこれまでのクラウンのコンセプトから大きく離れたものとなる

 対抗モデルはアウディ、BMW、ベンツなど欧州車のラグジュアリーセダンを想定している。歴代クラウンは主に国内マーケットを中心にしていたが、次期型はグローバルモデルへの転身を目指して開発を進めている。

 日本のほか、ヨーロッパ、北米、中国、アジア、中近東など幅広いマーケットを睨んで仕立てている。したがって日本よりも海外のほうが生産販売台数は多く見積もっているといえそうだ。

 新世代クラウンの開発プロジェクトは今回の「新型クラウンセダンプラス」にとどまらない。従来の路線を継承したノッチバックセダンはじめステーションワゴンの「エステート」、クロスオーバーSUVなどさまざまなボディバリエーションがあり、今後毎年のように投入される予定となっている。

 パワーユニットは2.5Lハイブリッド、2.4Lハイブリッドターボのほか、2.5L PHVもラインアップに加わる見込み。駆動方式は4WDだけでなく2WDも各ボディバリエーションに展開されるはず。つまり将来的にはカローラシリーズのようなワイドバリエーションで構成される見通しである。

 今回のような大幅な路線変更に販売店各社はどう見ているか。先行して登場する「新型クラウンセダンプラス」に対しては歴代モデルのコンセプトとかけ離れたデザインコンセプトや仕立てをした異色の個性を盛り込んでいることから、堅調に売れるかどうか不安視する向きもある。

 これまでのクラウンユーザーは年齢層が高く、法人層が多かったわけだが、今回モデルは法人層よりもファッション性を重んじる比較的若い層を意識した仕立てをしている。このことがどう現実になるか注目される。

 ただ今後登場するノーマルセダン、エステート、クロスオーバーSUVなどのワイドバリエーションで必要があれば修正が加えられ、また別のチャレンジが可能な予地も残されているともいえる。

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みんなのコメント

296件
  • 現行モデルで若者向けを意識して失敗したのに、なぜ同じ轍を踏んでしまうのか
    そもそも若者はクラウンなんて買えません
  • どんどん中身がチープになって価格が上がる
    トヨタが儲かる仕組みですね
    まんまとトヨタにハマってるカモが多いのでしょう
    普通なら客離れする事ばかりなぜかトヨタレクサスは
    成立してしまう

    いつまで続くかな
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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