ライバル種のメルセデスGクラスとジープ・ラングラーは、見た目ほぼそのままで世代交代をした。ディフェンダーもおそらく従来と同じ外観と予想したが、その予想は外れた。あの武骨さとはおさらば、スペーシーな風貌に生まれ変わった。火星もゴロゴロと走れそうなこのデザイン、意外と好きかも! と思った人は僕だけではあるまい。そして、魅力は価格にも。すでに限定150台を完売した初回エディションは、489万円。レンジ4男坊のイヴォークより安い。近々発表となるカタログモデルでは、もっとお買い得なモデルが出る、との噂も。軽からフェラーリまであれこれ乗った身としては、500万円以下じゃないと気軽に乗れねーよ、というのが心の隅にあり、価格まで魅力的にデザインしたことに拍手を送りたい。
とはいえ価格が(LRにしては)安いとはいっても、そこはディフェ様。渡河水深限界値は、ランクルやGクラスの70cmを20cm上回る90cm。軽量アルミニウムのモノコック構造は、LR史上最高の剛性&堅牢性。悪路で車速を一定に保つ「オールテレイン・プログレス」など、知的な一面も備え、向かうところ敵なしだ!
自動車メーカーになった男──想像力が全ての夢を叶えてくれる。第15回
見よ、この泳ぎ! 国際試乗会がいまだ開かれていないが、オフロード&オンロードの両方で性能を発揮しそう。もちろん全輪駆動&大径タイヤで悪路もへっちゃら。ランドローバー史上最高レベルの走行性能だ。ランドローバー ディフェンダー
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昨年のIAAで、生まれ変わったディフェンダーのワールドプレミアに立ち会う。これはファッション的にも正解!Nick Dimbleby森口德昭 『GQ』ファッションディレクター
ファッション・ディレクターではあるものの、クルマ担当でもある。Newディフェンダーは、ファッション業界でこそ流行ってほしい! 写真の5ドアの110ならば、スタイリストのリース用途にもぴったり。ただし、3ドアの90のほうが見た目はかっこいいので、そこは悩ましいところ。
Words 森口德昭 Noriaki Moriguchi@GQ
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みんなのコメント
どういう意味??
そもそも、スペーシーなんて単語あんの?