■ユーザーが次期型CX-5に望むものとは?
マツダは、「2024年3月期 決算発表会」にて同社のミドルクラスSUV「CX-5」の次期型について言及しました。
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次期型CX-5の登場が確実となった今、ユーザーは何を求めているのでしょうか。
CX-5に触れられたのは「電動化に向けた進捗」という話題で、マルチ電動化技術を活用した商品として2024年後半登場する新型CX-50と共に言及されています。
そして次期型CX-5はマツダ製のハイブリッドエンジンを搭載するようですが、その他の情報はほとんど公開されていません。
CX-5としては初めてのガソリン、ディーゼル以外のエンジンを搭載することとなりますが、そんな次期型に対してユーザーは何を求めるのでしょうか。
CX-5はこれまでオールラウンドな機能美と洗練されたデザインのミドルクラスSUVとして高い評価を受けて来ました。
現行モデルとなる2代目CX-5は2017年2月に登場しています。
現行モデルのボディサイズは全長4575mm×全幅1845mm×全高1690mmとなっており、他のCXシリーズと比べるとCX-30よりかはやや大きく、CX-8と比べると小さく設計されています。
エクステリアはフロントからリアへ一気に突き抜けるかのようなデザインでスピード感を表現。
さらに、前後トレッドを先代モデルから約10mm拡大しており、無駄を省いたシンプルな台形のフォルムでスタンスの良さを強調しています。
また、フロントグリルには立体形状を組み合わせた精密なパターンを採用し、グリル面から突出させたブランドシンボルと共に、奥行きとスポーティ感が表現されました。
内装としてドライバーを中心に操作器具や計器類を左右対称に配置、ステアリングホイールの中央からインストルメントパネルの装飾や左右の空調ルーバーの高さを揃えました。
さらにドアトリムの加飾も水平基調とすることで、ドライバーが運転に集中でき、ダイナミックな広がり感のある空間を実現しています。
従来のCX-5が搭載するエンジンはガソリンもしくはディーゼルエンジンでありグレードによって3種類あります。
「20S」グレードと「25S」グレードがそれぞれ装備する「SKYACTIV-G 2.0」と「SKYACTIV-G 2.5」はどちらもガソリンエンジンです。
20Sグレードが装備するSKYACTIV-G 2.0は、13.0の高圧縮比やキャビティ付きピストン、4-2-1排気システムなどにより、優れた燃費性能比較と力強い中低速トルクを実現しています。
25Sグレードが搭載するSKYACTIV-G 2.5は、実用燃費性能を高めるために、ピストンのオイルリングに上下非対称形状を採用し、ピストン周りの油膜の厚さを最適化することで機械抵抗を低減させています。
そして「XD」グレードが積む「SKYACTIV-D 2.2」は、他の二つとは違いディーゼルエンジンです。
こちらではアクセル操作に対する車の反応をよりダイレクトにする「DE精密過給制御」やノック音を軽減する「ナチュラル・サウンド・スムーザー」などを採用しています。
また室内の静音性を高めるために、パーツを最適化することにより振動の軽減、及び車内への音の侵入経路を徹底的に遮断するタイヤ騒音対策などが講じられています。
そして次期型ではCX-5としては初めてハイブリットエンジンが搭載される計画が発表されました。ユーザーからはどのような要望があるのでしょうか。
首都圏のマツダ販売店担当者は次のように語ります。
「特に新情報などは届いていませんが、現行モデルに生産終了までのカウントダウンが出ていないのでおそらく今年度は次期型の販売はされない見込みです。
現行モデルではディーゼルエンジンのモデルが人気です。
ユーザーからは『少しガソリンのモデルと比べて高いけど、使う燃料が安い軽油だからお得』や『加速性がガソリン車よりも良い』などの評価をいただいています。
また次期型のハイブリッドCX-5についての問い合わせの数は情報があまり出ていないためまだ少ないです。
しかしCX-5としては初めてのハイブリッドモデルとして出るということでユーザーからは『ディーゼルエンジンよりさらに燃費がよくなれば良いな』や『プラグインハイブリッドだと色々と便利で嬉しい』といった声がありました」
また、関西のマツダ販売店担当者は次のように話しました。
「現在、人気に極端な差はありませんが、どちらかというとディーゼルエンジンのモデルが人気となっています。
ディーゼルエンジンモデルに対して『ガソリン車より乗りごたえがある』という声をいただいております。
また新型CX-5はハイブリッド車になるということで『静音性が上がって欲しい』などと期待する声が多くあるとともに『ハイブリッド車になっても値段をあげないでほしい』という声もありました」
※ ※ ※
なお一部のユーザーからは2024年4月に開催された「北京国際モーターショー2024」で世界初公開されたコンセプトモデル「MAZDA 創 ARATA」のデザイン要素が次期型CX-5にも用いられるのではないか、という声も出ています。
果たして、マツダの人気モデルとなるCX-5が今後どうなるのか。注目です。
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みんなのコメント
マツダの「2024年3月期 決算説明会」(記事にある「決算発表会」ではない)があったのは5月10日の事で、既に2ヵ月半も前の話。
そして、その中のCX-5への言及は「電動化に向けた進捗」の項目内での「次期CX-5にマツダ製のハイブリッドを搭載する計画」という一文のみ。
それでこの時期にさも「新情報」的に記事にするなんて、見出し詐欺も甚だしい。
案の定、記事の内容も全く中身の無いもの。
記事数稼ぎにどうでもいい内容を記事にするのは、本当に止めて欲しい。
ただいつまでも鼓動とかいうデザインにこだわっていればもう先は無いな