アプリリアは、負傷欠場が続くホルヘ・マルティンがMotoGPに復帰する際に、MotoGPマシンでテストを行ない、準備に役立てることができないか模索していることを認めた。
マルティンはセパンテスト初日に転倒し右手を骨折。プレシーズンテストはほとんど走れなかった。さらに開幕戦タイGPでの復帰を目指してトレーニングに励んでいたところで、再び骨折してしまった。
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左手の骨折は手術が必要となってしまい、開幕戦タイGPと今週末の第2戦アルゼンチンGPを欠場することを余儀なくされた。そして、第3戦アメリカズGPも欠場することが明らかになり、第4戦カタールGPでの復帰が叶うかどうかも不透明な状況となっている。
そういった状況に置かれたマルティンのよりスムーズな復帰を実現するために、アプリリアはMotoGPマシンを使ったテストができないか、模索しているようだ。アルゼンチンGPでチームマネージャーのパウロ・ボノラが明らかにした。
「我々はホルヘがMotoGPマシンでテストを行なう可能性について話し合っている」
「これは我々にとってだけではなない、良いアイデアだと思う。」
「近年はライダーが復帰を果たしても、MotoGPマシンに乗れないという事がよくあるからだ。(FP1で)1~2周を走って、週末を欠場することを決める事態も出ている」
「だから我々は安全面の理由から、これが全員にとって良い選択肢になると思っている。MotoGPバイクでのテストが許可されれば、全員の安全性とショー自体の安全性を改善することができる」
「我々は彼が走れるかどうかを評価するために市販バイクに乗せることも考えたが、(MotoGPマシンとは)同じではない。重さもパワーもタイヤの反応も、全く違っている」
現在のMotoGPのルールでは、優遇措置対象のメーカーではないアプリリア所属のマルティンが、MotoGPマシンで公式テスト日以外にテストを行なうことは不可能だ。
そのためアプリリアはルールの調整、もしくは例外許可を求めているが、実現のためには運営のドルナや他メーカーの承認が必要になってくる。
「我々はまずこの件をドルナに相談して、その後他メーカーともついて話し合う予定だ」とボノラは語る。
「レギュレーション変更が必要となるため、彼らの承認を得なくてはならない」
「計画としては、カタールGPの週末前に我々のMotoGPマシンでテストし、彼の健康状態を確認するというものだ。場所はヨーロッパで、恐らくミサノで行なうことになるだろう」
またボノラはマルティンのアメリカズGPでの復帰が叶わなかった理由についても、詳細を明らかにした。
「オースティンは乗りやすさという面では最も厳しいサーキットのひとつであるため、我々は(そこでの復帰は)避けたいと思っていた」
「(オースティンを走る際に)ライダーは、ハンドルバーとフットペダルに大きな力をかけなくてはならない。彼に100%の回復を成し遂げるチャンスを与えるためにも、もっと時間をかけたいと思ったんだ」
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