ガソリン車は「ダイナミックトルクベクタリングAWD」初採用
トヨタが、米国で2018年3月30日(金)から開催される「ニューヨーク国際オートショー」で、新型「RAV4」(米国仕様)を世界初披露します。
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初代「RAV4」は1994(平成6)年、クロスオーバーSUVのパイオニアとして登場。以降、米国で累計約318万台、世界で累計約812万台が販売されています(2017年末時点)。
5代目となる今回の新型は、トヨタによると、真の「SUVらしさ」を追求し、タフで力強いアクティブさを充実させるだけではなく、都会にもマッチする洗練されたデザインも重視。運動性能では、「Toyota New Global Architecture(TNGA)」に基づく新プラットフォームの採用を通じて、ボディの高剛性化・低重心化を図っているほか、さらなる燃費性能と高い操縦安定性・走破性を目指して開発した新4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD」(ガソリン車)と「新型E-Four」(ハイブリッド車)をトヨタで初めて採用しています。
エクステリアは、幾何学形状の「オクタゴン(八角形)」をモチーフにデザインし、タフさや力強さのなかにも洗練された遊び心を演出。インテリアも同様に、多角形をモチーフにした造形を随所にあしらうことで、統一感と遊び心を表現しています。
パワートレーンには、TNGAによる直列4気筒直噴エンジン「Dynamic Force Engine(2.5L)」、8速トランスミッション「Direct Shift-8AT」、2.5Lハイブリッドシステム(THS II)を設定。ガソリン車の上級グレードには、新開発した4WDシステム「ダイナミックトルクベクタリングAWD」をトヨタで初めて採用しています。
ハイブリッド車には「新型E-Four」をトヨタ車に初採用。電気で駆動する後輪の最大トルクを従来型の1.3倍に増加させた上で、走行状態に応じて適切に後輪にトルクを配分する新制御を採り入れ、高い走破性と優れた操縦安定性を実現しています。また、第2世代の予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を全車に標準装備しています。
ボディサイズは全長4595mm×全幅1855mm×全高1700mm。ホイールベースは2690mmです。新型「RAV4」の発売は、米国では2018年末ごろ(ハイブリッド車は2019年初旬)、日本では2019年春ごろの予定です。
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