■クーペな「カムリ」に称賛の声
2023年11月27日、トヨタのアメリカ法人は、2024年のNASCARカップシリーズ(NCS)に参戦する新設計の2024年型「カムリXSEレースカー」を公開しました。
【画像】超カッコイイ! 美しすぎる”クーペスタイル”の新型「カムリ」を画像で見る(30枚以上)
11月15日に世界初公開された11代目となる新型「カムリ」の外装をまとったこのクルマについて、SNSなどでは様々な意見が寄せられています。
カムリは、1980年に「セリカ」の派生車種「セリカ・カムリ」として登場したミッドサイズセダンです。1982年に登場した2代目からセリカの名称が消えてカムリとして独立しました。
初代こそFRでしたが、2代目以降はFFに改められ、現在のトヨタ車のなかでは“FF最大・最上級セダン”の位置づけです。
現行モデルは2017年登場の10代目ですが、日本国内では、すでに2023年12月下旬に生産終了することが明かされており、まもなくの販売終了が予想されます。
一方、国外では、北米地域において21年連続でミディアムサイズセダンセグメントの最量販モデルとなっているなど、その人気は根強く、オーストラリアなどもあわせて、今後も展開が続く予定となっており、今後は海外専売車種となっていく見込みです。
そんなカムリですが、11月15日にフルモデルチェンジを遂げた新型の11代目カムリが初公開されました。
エクステリアは、これまでのモデルと比較し、より滑らかでスポーティなデザイン。インテリアは、全体的に先進的な水平基調のデザインとなっており、上質感を高めています。
パワートレインは、トヨタのセダンで初めて最新の5世代目TFSを搭載。2.5リッター直列4気筒エンジン+モーターを組み合わせたハイブリッドシステムで、FFで225馬力、AWDで232馬力のシステム最高出力を誇ります。
2023年11月27日に、そんなカムリのデザインが用いられた新型カムリXSEレースカーが初公開されました。
新型カムリXSEレースカーは、NCSに参戦するために制作されたモデルで、新型カムリのデザインが忠実に再現されるほか、2ドアのクーペスタイルとなっています。
また、フロントではより大型のロアグリルの外側にはC字型のコーナーベントが設けられ、ボンネットには新しいキャラクターラインと新しいボンネットダクトが設けられています。リアでは、クォーターパネルのスタイルが変更され、コーナーパネル後部の面取りされたバンパーコーナーがリアバンパーと一体化しています。
新型カムリXSEレースカーの詳細なスペックは公開されていませんが、実際のレースでの活躍が期待されます。
※ ※ ※
そんな、新型カムリXSEレースカーに、SNSなどでは様々な意見が寄せられています。
一番多く見られるのは、「ハンマーヘッドが超カッコイイ!」「クーペスタイルも違和感ない!」「トヨタなのにアメ車みたいな雰囲気でイイ」など、デザインに対する称賛の声です。
一方「全然カムリの面影ない…」「もはやセリカでは?」などという、2ドアのスタイリングに別のクルマを連想するユーザーもいるようです。
さらに、「クーペになった途端めちゃ気になる存在に」「大型クーペのラインナップが少なすぎるので日本でも出して」「速いクーペいいね!市販して!」など、実際にクーペのカムリが欲しいという意見もありました。
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