視界がない中で狭い道をドライブ

日産自動車はユーザーの体験を共有する「STORIES BY THE MILLION」シリーズの新作映像として、視界がない中で狭い道をドライブする映像「BLIND DRIVE IN THE FOG」を公開した。これはユーザーから寄せられた恐怖の実体験をもとに、独自のアレンジでそのプレッシャーを再現したもの。

ジュークオーナーのLINDA（リンダ）氏は夜、深い霧のなか、丘の上の狭い道を走行しなければならない状況に追い込まれた。フロントガラスからの視界はほぼゼロ。彼女は車体の周辺を映し出すアラウンドビューモニターを頼りに、慎重に走る。始めのうちは恐怖を感じていたが、進むに連れ自信が湧いてきたという。そして最終的に家にたどり着くことができた。

日産自動車はリンダ氏のこの体験をもとに、フロントガラスを見えなくしたジュークで、コンテナのうえを走行するというタスクを自らに課した。ステアリング操作を誤ればクルマが転落するという状況のなか、ドライバーはアラウンドビューモニターを頼りに狭いコースを進んでいく。固唾を飲んで見守るスタッフたち。緊張が続いた現場は、最終的に笑顔に包まれた。