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【ハイラックスと競合?】ランドローバー・ディフェンダーにピックアップトラック導入か 110ベース

掲載 更新 4
【ハイラックスと競合?】ランドローバー・ディフェンダーにピックアップトラック導入か 110ベース

欧州で人気上昇中のピックアップトラック

text:Matt Prior(マット・プライヤー)

【画像】日本未発売モデルばかり?【欧州市場のピックアップトラック5選】 全128枚

translator:Takuya Hayashi(林 汰久也)

ランドローバーは人気SUVのディフェンダーに対し、フォード・レンジャーやフォルクスワーゲン・アマロックに対抗するピックアップトラック仕様を導入する可能性がある。

同社は以前、新型ディフェンダーのピックアップモデルについて「技術的には可能」であることをほのめかしていたが、実際に投入する具体的な意図はまだ表明していなかった。しかし今、ジャガー・ランドローバーの車両プログラム担当エグゼクティブ・ディレクター、ニック・コリンズは、ディフェンダーのピックアップモデルを実現するのに十分な「需要がある」と語っている。

コリンズは、ディフェンダーのピックアップについて「構造上の制限はなく、モノコックからピックアップを作ることができる」としている。ただし、現在主流のピックアップの多くはラダーフレームを採用している。

コリンズは将来の計画についてコメントを控えたものの、可能性は否定していない。

オープンバックのディフェンダーは、米国で非常に人気のある実用車市場と、欧州で急成長しているピックアップ市場に正面から狙いを定めているだろう。また、南米やアフリカなどの発展途上国市場で、長く君臨するトヨタのランドクルーザーからシェアを奪うことになるかもしれない。

パワートレインは標準モデルと同様にガソリンとディーゼルが設定され、ロングホイールベースの110のみを導入すると予想される。

フォード・レンジャーや日産ナバラ、トヨタ・ハイラックスのように、装備を最小限に抑えた実用仕様の廉価モデルから、質感重視のハイエンドモデルまで幅広いグレードが用意される可能性が高い。

ランドローバーはこれまでにショートホイールベースの90とロングホイールベースの110を展開しており、両方に商用モデルを用意している。

また、ロングホイールベースでリアの積載スペースを拡張したディフェンダー130や、プラグイン・ハイブリッドも予定されている。

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