現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 新型クラウンはアスリート・マジェスタ・ロイヤル廃止! ハイブリッドの特徴から中古車価格までを紹介

ここから本文です

新型クラウンはアスリート・マジェスタ・ロイヤル廃止! ハイブリッドの特徴から中古車価格までを紹介

掲載 更新
新型クラウンはアスリート・マジェスタ・ロイヤル廃止! ハイブリッドの特徴から中古車価格までを紹介

■新型「クラウン」は1ヶ月で約3万台も

 トヨタは、新型「クラウン」を2018年6月26日に発売。新型「クラウン」は、先代モデルまであったロイヤル/アスリート/マジェスタの3種類を廃止し、標準仕様とRS仕様の2種類にグレードが集約されました。

これはヤバイ! トヨタ 新型「クラウン」はハイパワーユニット搭載でスポーツセダンに進化

 トヨタ 「クラウン」の歴史は古く、1955年の初代セダンモデル誕生から今回のフルモデルチェンジで15代目となります。日本国内ではセダンモデルの不人気は続いていますが、クラウンは別格のようで、発売1ヶ月後の受注台数は約3万台と月販計画(4500台)の約7倍となる驚きの販売台数となっています。

 標準仕様とRS仕様のパワートレインは、2リッターガソリンエンジン、2.5リッターガソリンエンジン+モーター、3.5リッターガソリンエンジン+モーターの3種類展開で、グレードにより2WD/4WDを選択できます。

 また、2.5リッター+モーターを搭載したハイブリッド仕様は、予約受注の80%を占めた売れ筋グレードで、カタログ燃費(WLTCモード)は、18.2km/Lから 20.0km/Lを誇ります。

 実際に試乗したユーザーは、「エンジン音はプリウスなどより格段に静かで、音楽など掛けていたら、エンジンが始動したことがわからない」というほどの静粛性を体感。

 乗り心地でも「2.5リッターエンジンにモーターを加えているため、アクセルを踏めば両方のパワーユニットから駆動力が発生するためです。しかもモーター出力はアクセルを踏んだ瞬間に立ち上がるため非常に扱いやすい印象」と話しています。

 新開発のボディは、世界の自動車メーカーがテストに使用するドイツ・ニュルブルクリンクサーキットで走行テストを重ね、低速域から高速域まで意のままに安定した走りを実現。トヨタの先進安全技術「トヨタセーフティセンス」やドライバー好みの運転特性にスイッチひとつで切り替え可能な「ドライブモードセレクト」を全車標準装備しています。

■先代アスリートからの乗換えポイントとは

 新型「クラウン」のRS仕様には、走行性能を高める専用アイテムとして、18インチアルミホイール、タイヤ、フロントスタビライザー、リアスポイラーなどカスタムパーツを標準装備。「ドライブモードセレクト」にもRSグレード専用のカスタムモードが設定され、パワートレイン、シャシ、空調の各制御など自由に選択可能です。

 先代クラウンでは、スポーティ志向のユーザーには「アスリート」が人気でした。新型「クラウン」では、グレード形態が変わり、どのグレードを購入すればよいのか迷うところです。新型「クラウン」において、「アスリート」と同等のグレードは、RS仕様の2リッターガソリンエンジンが該当します。

 新型「クラウン」の乗換えについて、トヨタ販売店スタッフは、「予約受注の開始当初は、グレード形態が変わったことにより“わかりづらい”という声を頂きました。しかし、集約され2グレードとなったことで他社からの乗換えユーザーには好評でした。

 先代の『アスリート』に乗っていたお客様には、同じエンジンを使用した2リッターガソリンエンジンや2.5リッターのハイブリッド仕様が人気で、先代の『アスリート』の値段が約450万円から選べたに対して、新型のRS使用は約500万円からになっています」と話します。

 一般的に、新型モデルが登場すると先代モデルの中古車価格は、下がる傾向にあります。しかし、トヨタを代表するセダンの「クラウン」は人気が落ちず、先代「クラウン アスリート」の中古価格帯は、120万円台から600万円台と幅が広く程度の良いものを探すのが大変です。

 15代もの歴史を持つ「クラウン」は、 過去にさまざまなグレードや派生車を登場させています。グレードとして人気が高かった「ロイヤルサルーン」、ワゴンタイプの「クラウンエステート」、タクシーの代名詞となった「クラウンコンフォート」。新型「クラウン」以降も驚きと技術を詰め込んだトヨタの顔という存在には変わりはありません。 【了】

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

「公道で操れんわw」「1.6億で仰天」超弩級のシューティングブレーク『ROCKET GTS』にSNSも熱視線
「公道で操れんわw」「1.6億で仰天」超弩級のシューティングブレーク『ROCKET GTS』にSNSも熱視線
レスポンス
新しいF1レースディレクター、ドライバーたちは好印象「これまでで最高のドライバーズブリーフィングだった」
新しいF1レースディレクター、ドライバーたちは好印象「これまでで最高のドライバーズブリーフィングだった」
motorsport.com 日本版
ノリス2番手「ロングラン・パフォーマンスの悪さに衝撃を受けた」マクラーレン/F1第22戦木曜
ノリス2番手「ロングラン・パフォーマンスの悪さに衝撃を受けた」マクラーレン/F1第22戦木曜
AUTOSPORT web
ダイハツの「“2階建て”軽トラ!?」登場! 4人乗れて4人乗れる! “広々”内装の「ステージ21 リゾートデュオ バンビーノJr」所有のインフルエンサー「さおりんご」さんに直撃!
ダイハツの「“2階建て”軽トラ!?」登場! 4人乗れて4人乗れる! “広々”内装の「ステージ21 リゾートデュオ バンビーノJr」所有のインフルエンサー「さおりんご」さんに直撃!
くるまのニュース
足が長くてシートがもっと高い! BMW Motorrad「R 1300 GS・GSスポーツ」は不慣れなライダーでも楽しめる?
足が長くてシートがもっと高い! BMW Motorrad「R 1300 GS・GSスポーツ」は不慣れなライダーでも楽しめる?
バイクのニュース
初日最速のハミルトン「なぜトップに立てたのか分からない」メルセデス/F1第22戦
初日最速のハミルトン「なぜトップに立てたのか分からない」メルセデス/F1第22戦
AUTOSPORT web
これでヤリクロ&ヴェゼルを撃墜! 日産キックスは豪華になって2025年登場か!?
これでヤリクロ&ヴェゼルを撃墜! 日産キックスは豪華になって2025年登場か!?
ベストカーWeb
三菱「デリカD:5」をファミリーカーとしてギリギリカスタム! 1.5インチのさりげないリフトアップに「オープンカントリーR/T」がベストマッチ
三菱「デリカD:5」をファミリーカーとしてギリギリカスタム! 1.5インチのさりげないリフトアップに「オープンカントリーR/T」がベストマッチ
Auto Messe Web
2024ポルシェ356ホリデイ 85台のポルシェ 356が神戸に
2024ポルシェ356ホリデイ 85台のポルシェ 356が神戸に
AUTOCAR JAPAN
「個タク」って「個人のクルマ」なのになんで「白いボディに青い帯」ばっかり? ボディカラーに決まりはあるのか
「個タク」って「個人のクルマ」なのになんで「白いボディに青い帯」ばっかり? ボディカラーに決まりはあるのか
WEB CARTOP
[15秒でニュース]アウディ『TT』生産終了…名車がラインアップから退く
[15秒でニュース]アウディ『TT』生産終了…名車がラインアップから退く
レスポンス
まさかの急展開! タナクのクラッシュでヌービル戴冠確定。トヨタにビッグチャンス到来|WRCラリージャパンDAY4午前
まさかの急展開! タナクのクラッシュでヌービル戴冠確定。トヨタにビッグチャンス到来|WRCラリージャパンDAY4午前
motorsport.com 日本版
日産の「新型スポーティセダン」公開に反響多数!?「ほしい」「格好いいよね」 迫力エアロ採用の「ラティオ」後継車! VLでスポーツな「アルメーラ」比国に登場
日産の「新型スポーティセダン」公開に反響多数!?「ほしい」「格好いいよね」 迫力エアロ採用の「ラティオ」後継車! VLでスポーツな「アルメーラ」比国に登場
くるまのニュース
マナー違反?それとも法令違反? バイクでのすり抜けの法的扱いとは
マナー違反?それとも法令違反? バイクでのすり抜けの法的扱いとは
バイクのニュース
フォルクスワーゲン、2026年にEVモデル全面刷新へ エンジン車縮小と「ポロ」改良を明言
フォルクスワーゲン、2026年にEVモデル全面刷新へ エンジン車縮小と「ポロ」改良を明言
AUTOCAR JAPAN
『レンジローバー』がオーバーヒート、リコール
『レンジローバー』がオーバーヒート、リコール
レスポンス
衝撃50Gの大クラッシュも、コラピント決勝出場へ。再検査受け問題なし……マシンもなんとか修復
衝撃50Gの大クラッシュも、コラピント決勝出場へ。再検査受け問題なし……マシンもなんとか修復
motorsport.com 日本版
VW ティグアン 新型発表、米国はひと回り大きい『タイロン』ベースに…ロサンゼルスモーターショー2024
VW ティグアン 新型発表、米国はひと回り大きい『タイロン』ベースに…ロサンゼルスモーターショー2024
レスポンス

みんなのコメント

この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

509.9575.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

48.0890.0万円

中古車を検索
クラウンの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

509.9575.9万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

48.0890.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村