トーヨータイヤは、乗用車向けスタッドレスタイヤ「OBSERVE GIZ3(オブザーブ ギズ スリー)」を8月より国内で発売することを発表した。なお、近年人気が高まっているSUV用のサイズも新たにラインアップしている(発売サイズは全68サイズ、価格はオープン価格)。
刻々と変化する冬道で進化した効きが長く続く
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2023年末から今年初頭まで日本は暖冬に見舞われた。また、昨今は昼夜の寒暖差が大きくなっている影響から、降雪時には日中、気温の上昇で雪が解けてシャーベット状態になり、気温が低下する夜間には凍結してアイス状態になるなど路面状況は刻々と変化する。スタッドレスタイヤにはこうした不安定な気候の影響、路面の変化に対応できる性能が求められる。中でも、アイス性能はクルマの安全走行に大きく影響することから、トーヨータイヤではこれを一貫して追求してきた。
今回、新たに発売する「OBSERVE GIZ3」は、アイス路面でのブレーキ性能や発進時のトラクション性能を大幅に進化させつつ、その効き目がより長く続き、またサステナブル素材を使用した環境にも配慮したスタッドレスタイヤとなる。
開発にあたってはタイヤと路面の密着性に着目し、パターン設計と配合技術の両面から性能向上を図った。同社独自のタイヤ設計基盤技術「T-MODE」によりスノー予測技術を活用し、新パターン「ヘリンボーンサイプ」、および「アッセンブルブロック」を開発。タイヤと路面の接地圧を分散するとともにブロックの倒れ込みを抑制した。
また、「持続性高密着ゲル」、および「サステナグリップポリマー」を配合した新たなコンパウンド「密着長持ちゴム」を採用することで低温でもゴムの柔らかさが維持されるようになった。これらの改良によってタイヤと路面の密着性が増し、アイス路面でのブレーキ性能は同社従来品(OBSERVE GIZ2)比で22%向上した。
さらに経年変化による性能低下を抑え、アイスブレーキ性能の効き目を持続させたほか、ポリマーの一部に自然由来のサステナブル素材を使用し、環境配慮も実現している。
■パターン設計
新パターン「ヘリンボーンサイプ」、および「アッセンブルブロック」の組み合わせにより、タイヤの接地圧の分散が最適化され、アイス路面への密着性が向上した。
■密着長持ちゴム
新規素材の「持続性高密着ゲル」「サステナグリップポリマー」を配合することで、温度変化によるゴムの硬さの変化を抑え、低温でも柔らかさが維持されることでアイス路面への密着性が向上した。さらに、ゲル量を増量してゴムの経年劣化を抑え、優れたアイスブレーキ性能をより長く保つ。
■性能評価結果
アイスブレーキ性能 従来品比22%向上。
【評価条件】
●場所:冬季タイヤテストコース ●サイズ:195/65R15 91Q ●車両:トヨタカローラHB(ABS付き) ●排気量:1800cc
●駆動方式:4WD ●リム:15X6 ●空気圧:250kPa/240kPa ●路面の種類:氷盤路面
●試験方法:速度20km/hの直進走行からフルブレーキングし、停止するまでの距離を計測
※アイス路面での評価のため、環境条件によって性能のバラツキが発生する
【サイズラインアップ】
関連情報:https://www.toyotires.jp/product/obgiz3/
構成/土屋嘉久
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