現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > トヨタ 新型「4人乗りアルファード」初公開! 斬新「後ろ向きシート」×オシャレスギ“ウッド内装”採用! 画期的「新技術」をトヨタ車体が披露

ここから本文です

トヨタ 新型「4人乗りアルファード」初公開! 斬新「後ろ向きシート」×オシャレスギ“ウッド内装”採用! 画期的「新技術」をトヨタ車体が披露

掲載 3
トヨタ 新型「4人乗りアルファード」初公開! 斬新「後ろ向きシート」×オシャレスギ“ウッド内装”採用! 画期的「新技術」をトヨタ車体が披露

■4人乗り「アルファード」にCN素材の「TABWD」採用

 トヨタ車体は2024年5月22日、パシフィコ横浜(横浜市西区)で開催の自動車技術展「人とくるまのテクノロジー展 2024 YOKOHAMA」(以下、人テク)にブース出展を実施しました。
 
 展示では、スギ間伐材由来の樹脂素材「TABWD(タブウッド)」と、TABWD採用パーツを装着したコンセプトカー「アルファード FIELD 4 コンセプト」が披露されています。

【画像】超カッコイイ! これが「4人乗り”斬新”アルファード」です! 画像で見る(64枚)

 今回トヨタ車体では、より少ない資源利用や環境負荷で、豊かで高付加価値な生活を生み出したいとの思いから、ブースコンセプトを「More Value,from Less:減らす技術で、豊かな未来を」と定め、二酸化炭素排出量低減などの社会課題解決に貢献する展示を実施しました。

 展示されたTABWDとは、スギの成長過程で大気中の二酸化炭素を吸収した、カーボンニュートラルに貢献する間伐材配合の樹脂素材です。

 トヨタ車体では、20年以上前から植物材料の研究開発を推進しており、なかでも近年、利用の減少によって伐採されないことが問題視されてきた全国に分布する日本特有の植物であるスギに着目しました。

 スギは成長過程でCO2(二酸化炭素)を吸収することから、このスギの間伐材をTABWDに用いることで循環型社会の実現を目指せるほか、森の育成促進やプラスチックの使用量削減にもつながるとしています。

 TABWDは2012年に「ノア/ヴォクシー」のフォグランプブラケットに採用以降、11車種の部品にTABWDを採用。現行モデルでは「グランエース」のバッテリーキャリアに使用されています。

 すでに耐熱性や軽量といった性能は十分に評価されており、今後はTABWDの意匠性(デザイン性)を活かし、内装材への使用を計画していると言います。

 そして、今回披露されたアルファード FIELD 4 コンセプトは、今回のメインテーマに沿ったカスタマイズが施された4人乗り仕様のコンセプトモデルです。

 エクステリアは通常設定のないマットホワイト×グロスブラックの2トーンで、フロントグリルがシルバーとなっているほか、ドアミラーには木目の風合いを活かしたTABWD素材のカバーが装着されています。

 インテリアも通常モデルには設定のないブラック×ホワイトのカラーとなり、前席後部のアシストグリップや2列目シートの格納式テーブルなどにTABWD素材が用いられ、モダンな雰囲気に仕立てられました。

 そして、通常では3列目が備わる部分は、テールゲートを開けた状態で腰をかけることができる後ろ向きシートが装着され、TABWD素材の小物類と合わせ、自然と調和するライフスタイルが表現されています。

 また、アルファード FIELD 4 コンセプトには新技術の「Parkooler(パークーラー)」も装着。

 Parkoolerはエンジンをオフにした状態でもカークーラーが利用できるシステムで、トヨタと共同開発したと言います。

 外部給電やポータブル電源で使用でき、後付けも可能であることから車中泊や移動作業車などでの利用を想定したとしています。

 このほか、TABWDを用いたスツール・テーブル・食器などの生活用品、玩具に加え、燃料電池セパレータ技術のパネル展示も実施されました。

※ ※ ※

 人とくるまのテクノロジー展は、横浜・名古屋の2会場およびオンラインで開催されます。

 次回の「人とくるまのテクノロジー展 2024 NAGOYA」が7月17日から19日までAichi Sky Expo(愛知県常滑市)で行われる予定です。

こんな記事も読まれています

アンダー150万円!? ホンダが新型「1人乗り軽バン」初公開! 黒フェイス&“割り切り”内装がスゴい! 斬新すぎる「N-VAN e:」ってどんなモデル?
アンダー150万円!? ホンダが新型「1人乗り軽バン」初公開! 黒フェイス&“割り切り”内装がスゴい! 斬新すぎる「N-VAN e:」ってどんなモデル?
くるまのニュース
謎の日産「すごいキューブ」!? “イナズマ”グリルが超カッコイイ! めちゃ“斬新”な「小型ハイトワゴン」の正体とは
謎の日産「すごいキューブ」!? “イナズマ”グリルが超カッコイイ! めちゃ“斬新”な「小型ハイトワゴン」の正体とは
くるまのニュース
日産「新型“小さな高級車”」実車展示! 鮮烈“レッド”がカッコイイ! 3年ぶり刷新で精悍マスクに生まれ変わった新型「ノートオーラ“90th Anniversary”」登場
日産「新型“小さな高級車”」実車展示! 鮮烈“レッド”がカッコイイ! 3年ぶり刷新で精悍マスクに生まれ変わった新型「ノートオーラ“90th Anniversary”」登場
くるまのニュース
全長5m!? 斬新「和製スーパーカー」実車展示! 6速MT×2人乗りのスタイリッシュマシン「VEGA」とは
全長5m!? 斬新「和製スーパーカー」実車展示! 6速MT×2人乗りのスタイリッシュマシン「VEGA」とは
くるまのニュース
スマホと同じくクルマもワイヤレス充電が可能に!? 自然界からもヒントを得て開発する「マーレ」の技術力
スマホと同じくクルマもワイヤレス充電が可能に!? 自然界からもヒントを得て開発する「マーレ」の技術力
くるまのニュース
まるで「動くオフィス!」 新型「大型商用バン」初公開! 全長5.4m超の「デスクワーク専用」仕様の“収納たっぷり”なデュカト展示
まるで「動くオフィス!」 新型「大型商用バン」初公開! 全長5.4m超の「デスクワーク専用」仕様の“収納たっぷり”なデュカト展示
くるまのニュース
スズキ「斬新“タフ仕様”軽トラ」実車公開へ! 精悍「ブラック顔」×「専用カスタム」採用! 新「スーパーキャリイ」アウトドアショーで展示
スズキ「斬新“タフ仕様”軽トラ」実車公開へ! 精悍「ブラック顔」×「専用カスタム」採用! 新「スーパーキャリイ」アウトドアショーで展示
くるまのニュース
全長4m! 日産が新型「小さな高級車」発表! めちゃ“豪華内装”採用した「上質コンパクトカー」新型モデルでどう変わった?
全長4m! 日産が新型「小さな高級車」発表! めちゃ“豪華内装”採用した「上質コンパクトカー」新型モデルでどう変わった?
くるまのニュース
レトロ顔!? 斬新「和製スーパーカー」実車展示! V8エンジン×2人乗りの“完全新型”マシン!? 「謎のGRAN TURISMO」とは
レトロ顔!? 斬新「和製スーパーカー」実車展示! V8エンジン×2人乗りの“完全新型”マシン!? 「謎のGRAN TURISMO」とは
くるまのニュース
前席のみの三菱新型「2人乗り軽バン」アンダー150万円で買える“新仕様”登場! 新型「ミニキャブEV」発売
前席のみの三菱新型「2人乗り軽バン」アンダー150万円で買える“新仕様”登場! 新型「ミニキャブEV」発売
くるまのニュース
ホンダ「新型“オシャレ”軽バン」登場! 斬新「イエロー×黒2トーン」に“真っ黒”ボンネットも設定!? 新型「エヌバン イー」カジュアル仕様とは
ホンダ「新型“オシャレ”軽バン」登場! 斬新「イエロー×黒2トーン」に“真っ黒”ボンネットも設定!? 新型「エヌバン イー」カジュアル仕様とは
くるまのニュース
「“モトコンポ”後継機」がホンダ新型「フリード」にシンデレラフィット!? めちゃ使える「新モデル」初公開!
「“モトコンポ”後継機」がホンダ新型「フリード」にシンデレラフィット!? めちゃ使える「新モデル」初公開!
くるまのニュース
5速MT設定! スズキ「“斬新”オシャレ軽トラ」がカッコイイ! 精悍「黒すぎ顔」×超「タフワイルド」デカール装備! カジュアルすぎる軽トラとは
5速MT設定! スズキ「“斬新”オシャレ軽トラ」がカッコイイ! 精悍「黒すぎ顔」×超「タフワイルド」デカール装備! カジュアルすぎる軽トラとは
くるまのニュース
日産「小さな高級SUV」実車登場! 約3年ぶり「顔面刷新」で“大胆デザイン“に進化! 豪華内装もイイ「ノート オーテッククロスオーバー」が展示中
日産「小さな高級SUV」実車登場! 約3年ぶり「顔面刷新」で“大胆デザイン“に進化! 豪華内装もイイ「ノート オーテッククロスオーバー」が展示中
くるまのニュース
ホンダ 新「“充電待ちゼロ”EV」実車公開に反響殺到!? 「斬新バッテリー」搭載&大開口スライドドア! “カクカクデザイン”の商用バン「MEV-VAN」に熱視線
ホンダ 新「“充電待ちゼロ”EV」実車公開に反響殺到!? 「斬新バッテリー」搭載&大開口スライドドア! “カクカクデザイン”の商用バン「MEV-VAN」に熱視線
くるまのニュース
わずか全長1.9m! スズキ斬新「1人乗り4輪モデル」 丸目×ゴツデザイン採用!? めちゃ積める「SUZU-CARGO」市販希望も… 販売店への反響は?
わずか全長1.9m! スズキ斬新「1人乗り4輪モデル」 丸目×ゴツデザイン採用!? めちゃ積める「SUZU-CARGO」市販希望も… 販売店への反響は?
くるまのニュース
目がない…斬新「天才タマゴ」登場! “エスティマみたいな流線”デザイン!? 1000万円超え「MEGA」 乗るとどう? 中国で試乗
目がない…斬新「天才タマゴ」登場! “エスティマみたいな流線”デザイン!? 1000万円超え「MEGA」 乗るとどう? 中国で試乗
くるまのニュース
トヨタ高級SUV「ハリアー」なぜ人気? スタイリッシュデザイン×高級内装採用! 2年刷新無くも売れている… 312万円から価格も魅力か
トヨタ高級SUV「ハリアー」なぜ人気? スタイリッシュデザイン×高級内装採用! 2年刷新無くも売れている… 312万円から価格も魅力か
くるまのニュース

みんなのコメント

3件
  • nao********
    4人乗りでシートは6つって事? 何あのサードシート 軽以下のペラペラトラックでしょうか? こんな車必要ないし実用性無い 荷物乗らない アウトドアにあの内装必要ですか? ただのやっつけ仕事ですね
  • tat********
    寛いでてリヤゲートのダンパーに不具合起きてリヤゲート落ちたら死ぬな。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

540.0872.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

19.02199.0万円

中古車を検索
アルファードの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

540.0872.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

19.02199.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村