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元F1王者ニコ・ロズベルグ、タイトルのために”リカルドはフェラーリに移籍するべき”と主張

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元F1王者ニコ・ロズベルグ、タイトルのために”リカルドはフェラーリに移籍するべき”と主張

 元F1チャンピオンのニコ・ロズベルグは、レッドブルのダニエル・リカルドは来年フェラーリに移籍するべきだと語った。

 レッドブルはマックス・フェルスタッペンのチームメイトとして、リカルドを残留させたいと明言している。しかしロズベルグは、リカルドはキミ・ライコネンに代わってフェラーリに加入するべきだと考えている。

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 万が一リカルドがフェラーリに移籍した場合、2014年にレッドブルでチームメイトだったセバスチャン・ベッテルともう一度タッグを組むことになる。

 自分がチームを経営する立場にあったら、どのドライバーを起用したいかという質問を受けたロズベルグは、「個々のドライバーがどこのチームへ行くべきなのかを聞いてほしい。例えばリカルドだったら、フェラーリだと思う」と答えた。

「彼はフェラーリに行くべきだと思う。彼ら(リカルドとベッテル)はレッドブルでもチームメイトだったが、1年だけだった」

「ベッテルが彼の加入に大満足かどうか、それは僕にはわからない。なぜなら、レッドブル時代はリカルドの方が(ベッテルよりも)速かったからだ」

「だからそれについてはわからない。でもそれ以外では、リカルドにとって良い選択肢、良い移籍だと思う」

 2014年にレッドブルへ移籍したリカルドは、この年にいきなり3勝を挙げた。一方ベッテルは、レッドブルに在籍して以来初めて一度も優勝のないシーズンを過ごしたのだった。

 ただベッテルは、ライコネンと組んでいることに満足だと繰り返し述べており、チーム内でのポジティブな雰囲気についても言及していた。

 また彼はフェラーリのドライバー選択において拒否権を持っていると考えられている。水曜日に行われた記者会見に出席したベッテルは、チームメイトにルイス・ハミルトン(メルセデス)を選択するかどうかと尋ねられるシーンもあったが、その後にはハミルトンから冗談交じりに拒否権について言及されていた。

 対してメルセデスはまだ2019年のドライバーラインアップについて何も正式な発表をしていない。しかしリカルドの加入はなさそうだ。というのも、ハミルトンは新しい契約を締結するものとみられており、そのチームメイトは現在と同様にバルテリ・ボッタスか、もしくはメルセデスの育成ドライバーであるエステバン・オコン(現フォースインディア)だと考えられているからだ。

 メルセデス在籍中は何度もハミルトンと衝突を起こしていたロズベルグは、「もしリカルドがメルセデスに移籍したら、”複雑な事態”が起こるだろう。僕はそれを自分の経験から分かっている」と冗談を飛ばしていた。

 メルセデス移籍が実現しそうにないことや、レッドブルがホンダとパワーユニット供給契約を結ぶというギャンブルに出る可能性があるということもあり、リカルドのタイトル争いのためにはフェラーリへの移籍が短期的に最高の選択肢となるかもしれない。

 今シーズンのフェラーリは、ベッテルがすでに3度ポールポジションを獲得し、2勝している。ロズベルグは今年のフェラーリに衝撃を受けたという。

「メルセデスが信じられないほどに素晴らしいチームだということを僕は知っているから、とても驚いている」と彼は話した。

「現時点ではフェラーリの方が良いマシンを持っているということにとても驚いている。こうなるとは予想していなかった。彼らは素晴らしいことをやり遂げたんだ」

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