ジープ、新型コンパスを披露

2006年に発表されたジープのコンパクトSUV「コンパス」が、まもなく新型に切り替わる。FCAはアメリカで16日に開幕したロサンゼルスオートショーで、新型「ジープ コンパス」（2017年モデル）を披露した。

新型コンパスのエクステリアは、上級モデル「グランドチェロキー」からデザインエッセンスを受け継ぎ、安定感あるワイドなプロポーションとタフな雰囲気を演出。フロントマスクは、7スリットグリルやクラムシェルタイプのエンジンフード、水平基調のタイヤハウスの切り込みなど、ジープらしさを感じさせるデザインが取り入れられた。

このほか新型コンパスの外観上の特徴は、ブラックのルーフカラーを設定したこと。ボディカラーによってはルーフとのコントラストが際立ち、個性的な2トーンカラーが演出される。

内装は、5インチまたは7インチ、8.4インチのタッチスクリーン式メディアセンターをセンターコンソールの上部に備え、その下にオーディオおよび空調の操作パネルを配置。さらにその下には「セレクテレインシステム」の操作スイッチが備わる。

シートは、快適性を追求した立体的な形状で、カラーステッチにより上質感が演出されている。グレードは「スポーツ」「ラティテュード」「リミテッド」「トレイルホーク」の4タイプが設定され、モデルによりシートや内装トリムが異なる。