現在位置: carview! > ニュース > ニューモデル > 新型ホンダZR-Vの価格はどうなる!?日本発売前予想!

ここから本文です

新型ホンダZR-Vの価格はどうなる!?日本発売前予想!

掲載 58
新型ホンダZR-Vの価格はどうなる!?日本発売前予想!

車種別・最新情報 [2022.09.12 UP]


新型ホンダZR-Vの価格はどうなる!?日本発売前予想!
今年春に北米で発表された新世代SUV「ZR-V」の発売が間近に近づいてきた。ティザーサイトで公開された情報を見る限り、走り自慢のホンダらしいモデルに仕上げられるようだ。まずはホンダ同門ライバルから比較してみよう。

ホンダ・ZR-V国内仕様車・初出情報まとめ

●文:渡辺陽一郎/月刊自家用車編集部


HONDA 新型ZR-V
最新ハイブリッド搭載で9月にデビュー

強力ライバルが揃うだけに
戦略的価格の可能性もアリ
 ホンダはSUV市場の拡大に応えて、一度終了したCR‐Vの国内販売を2018年に再開したが、大柄なボディと上級グレードのみ割高な価格の設定もあって販売は低迷。そこでCR‐Vの1つ下となるZR‐Vを国内向けに発売することになった。
 その詳細は現時点では明らかにされていないが、北米仕様のHR‐Vの全長は4570mm、全幅は1840mm、ホイールベースは2655mmと、現行のCR‐Vよりも一回り小さなサイズとなる。
 プラットフォームやパワーユニットはシビックと共通。1.5ℓターボ車と2ℓをベースにしたハイブリッドのe:HEV車が投入される。価格は不明だが、SUVはベース車より高くなるのが一般的。そこで問題になるのはシビックが上級グレード中心の設定もあって、価格がやや割高なことだ。
 シビックターボのLXは319万円、上級のEXは353万9800円、e:HEVは394万200円と、車格からすると相当高めに思える。仮にシビックの約20万円高の計算でZR‐Vの価格帯を予想すると340~415万円のレンジになる。これでは現行CR‐Vと同程度になってしまう。
 そこでZR‐Vの適正な価格を勘案すると、ヴェゼルが基準になる。同じホンダの売れ筋SUVだからユーザーも比べて選ぶのは当たり前。さらにヴェゼルは後席が広く荷室の使い勝手も優れていることも強み。リアルワールドでの利便性が高いことも、CR‐Vがヴェゼルに負けた理由ともいえる。
 ヴェゼルの価格は、売れ筋になる充実装備のe:HEV・Z・2WDが289万8500円。ZR‐Vが2ℓエンジンをベースにしたハイブリッドを採用することで動力性能を向上させ、さらにシビック譲りのプラットフォームで優れた走行安定性を獲得していたとしても、ヴェゼルとの価格差は50万円以下に抑える必要がありそうだ。
 つまりヴェゼルe:HEV・Zと同等の装備を採用したZR‐Vの価格は、340万円程度の可能性が高い。SUVは人気のカテゴリーだから価格競争も激しく、ヴェゼルもそこに対応して売れ行きを伸ばした。ZR‐Vも同じ対応を求められ、割高感が生じれば販売は伸び悩みかねない。
 ちなみに他メーカーとの比較では、ボディサイズから判断するとCX‐5が最も近い。2.2ℓクリーンディーゼルターボを搭載するXD・Lパッケージ・2WDの価格が352万円だから、ZR‐Vの主力グレードが340万円位ならバランスが取れる。
 もう一台挙げるとしたら新型エクストレイルも外せない。こちらはハイブリッドのe-POWER車のみしか選べないが、主力のX・2WDは349万9100円。これもZR‐Vが340万円程度なら、価格競争で不利にならない。
 ちなみにRAV4ハイブリッドX・2WDも337万4000円で用意される。340万円前後の価格帯は、優れたミドルサイズSUVの激戦区なのだ。


スポーティを意識した流麗なシルエットが印象的。サイズ的にはヴェゼルとCR-Vの真ん中を埋める存在だ。

バーチカル(垂直)グリルを採用するなど、フロントマスクは北米HR-Vとは異なるデザインが採用されている。

実用性も意識したキャビンパッケージを採用。インパネ周りはシビックと共通のイメージだが、パネルの絞り込み方などが若干異なる。

2ℓ直噴+高出力モーターの新世代e:HEVを搭載

e:HEVに組み合わされるエンジンは最新設計の2ℓ直噴ユニットに変更。出力とレスポンスが向上したことで高性能化が図られている。駆動モーターも高出力型に変更されることでパワーアップ。駆動用バッテリーも大容量化されることで、電動走行領域の拡大が期待できる。 ※写真はシビックのもの。

こんな記事も読まれています

HKSからGT-R、86/BRZ、GRスープラ用フロアマットがリニューアルされて販売開始
HKSからGT-R、86/BRZ、GRスープラ用フロアマットがリニューアルされて販売開始
レスポンス
箱根のロング有料道路「値上げ」全線通ると普通車1000円超に 37年ぶり7月から 新割引も
箱根のロング有料道路「値上げ」全線通ると普通車1000円超に 37年ぶり7月から 新割引も
乗りものニュース
ホンダが「斬新 軽バン」発表! 荷室フラットで「快適車中泊」出来る? N-VANとe:では違いある?
ホンダが「斬新 軽バン」発表! 荷室フラットで「快適車中泊」出来る? N-VANとe:では違いある?
くるまのニュース
世界に1台しかないフェラーリ「テスタロッサ」タルガトップが5000万円からと激安の理由と製作したEBSとはなにもの?
世界に1台しかないフェラーリ「テスタロッサ」タルガトップが5000万円からと激安の理由と製作したEBSとはなにもの?
Auto Messe Web
3列シート 7人乗り、多彩なライフスタイルにフィットするSUV 電気自動車 メルセデス「EQB」を発売
3列シート 7人乗り、多彩なライフスタイルにフィットするSUV 電気自動車 メルセデス「EQB」を発売
AutoBild Japan
【悲報】 アバルト「F595」/「695」在庫一杯で国内販売終了のお知らせ 電動化の推進に伴い
【悲報】 アバルト「F595」/「695」在庫一杯で国内販売終了のお知らせ 電動化の推進に伴い
AUTOCAR JAPAN
ランボルギーニ公式コーヒー? 「ラヴァッツァ」とのパートナーシップ発表
ランボルギーニ公式コーヒー? 「ラヴァッツァ」とのパートナーシップ発表
レスポンス
「とても生産的」な学びを得たアロンソ。今季最多ポイント獲得のアストンマーティン/F1カナダGP
「とても生産的」な学びを得たアロンソ。今季最多ポイント獲得のアストンマーティン/F1カナダGP
AUTOSPORT web
手ぶらでサーキット体験!! レンタル車両にプロのレッスンまで! ブリヂストンのeスポーツとリアルのコラボが魅力満載
手ぶらでサーキット体験!! レンタル車両にプロのレッスンまで! ブリヂストンのeスポーツとリアルのコラボが魅力満載
ベストカーWeb
「マジでどうにかならないの?」 クルマの「水アカ問題」どう対処? “ガンコなこびりつき”を解決するアイテムとは
「マジでどうにかならないの?」 クルマの「水アカ問題」どう対処? “ガンコなこびりつき”を解決するアイテムとは
くるまのニュース
1987年に登場した「カローラFX16」の再来!? トヨタが米国市場で「カローラFXスペシャルエディション」を発表
1987年に登場した「カローラFX16」の再来!? トヨタが米国市場で「カローラFXスペシャルエディション」を発表
バイクのニュース
顔つき激変! トップグレードRSも登場! 何度も言うけど[いすゞ]は[MU-X]を日本に入れてくれ!
顔つき激変! トップグレードRSも登場! 何度も言うけど[いすゞ]は[MU-X]を日本に入れてくれ!
ベストカーWeb
セナ没後30周年。マクラーレンのモナコGPはセナ一色! モナコ大公アルベール2世が新型「アルトゥーラ スパイダー」をドライブして華を添える
セナ没後30周年。マクラーレンのモナコGPはセナ一色! モナコ大公アルベール2世が新型「アルトゥーラ スパイダー」をドライブして華を添える
Auto Messe Web
Good Bye!「アバルトF595/695」が日本市場向けの生産を終了。残るは在庫のみ
Good Bye!「アバルトF595/695」が日本市場向けの生産を終了。残るは在庫のみ
Webモーターマガジン
[Pro Shop インストール・レビュー]トヨタ アルファード(ショップデモカー)by サウンドエボリューション・ログオン
[Pro Shop インストール・レビュー]トヨタ アルファード(ショップデモカー)by サウンドエボリューション・ログオン
レスポンス
ボディサイズの割に4人快適に乗れる!! リッター30km超えの[フィット]でカッコ悪いと言われてる部分って?
ボディサイズの割に4人快適に乗れる!! リッター30km超えの[フィット]でカッコ悪いと言われてる部分って?
ベストカーWeb
僕のマシン、何か変だよ……ヒュルケンベルグ、カナダGPの入賞阻んだマシントラブルの究明求む「最初から感触は良くなかった」
僕のマシン、何か変だよ……ヒュルケンベルグ、カナダGPの入賞阻んだマシントラブルの究明求む「最初から感触は良くなかった」
motorsport.com 日本版
日産 新型「小さな高級車」初公開に大反響! 斬新「“卍型”ホイール」&迫力グリル採用! “高級感がマシマシ”の「ノートオーラ」に熱視線
日産 新型「小さな高級車」初公開に大反響! 斬新「“卍型”ホイール」&迫力グリル採用! “高級感がマシマシ”の「ノートオーラ」に熱視線
くるまのニュース

みんなのコメント

58件
  • 全幅1800なら有力候補だったけど1840だとライバルと変わらないな。残念。
    結局はホンダ流のかっ飛ばすSUVってことで、ある意味予想通り。次の車はサイズダウンを考えているけどCセグメントはみんな横幅が広くなりすぎてイマイチ。
  • どうなる!?って、もうホンダディーラーに価格表置いてあるよ。
    細かいオプションとか納期は知らんけど。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村