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どれもがインパクト抜群のホンダ! なのに「イマイチ思い出せない」影薄車3選

掲載 更新 11
どれもがインパクト抜群のホンダ! なのに「イマイチ思い出せない」影薄車3選

「新しいタイプの上級車」はユーザーの理解を得られなかった

 古くはN360からシビック、ステップワゴン、オデッセイ、N-BOXなど、時代に合わせてインパクト抜群なクルマをリリースしてきたホンダ。その一方で名車の影に隠れてしまったマイナーな車種も存在する。今回はそんな1990年代以降に登場しながら、存在感の薄くなってしまったホンダを独断と偏見でピックアップしたい。

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 1)アヴァンシア(1999~2003年)

 すでにアコードワゴンというミドルクラスのステーションワゴンが存在していたクリオ店向けに、1999年に新たに追加されたのがアヴァンシアだった。ボディタイプは重複するものの、アヴァンシアは「新しいタイプの上級車」をテーマに作られた車種であり、ステーションワゴンを作ろうとしたというよりは、結果的にステーションワゴンタイプのボディとなったというのが正解のようだった。

 そのため、搭載されるエンジンは2.3リッターの直4と3リッターのV6とアコードワゴンよりも大きなものがチョイスされ、後席専用のエアコン吹き出し口やリヤシートスライドなど後席に乗る人への配慮もなされたまさに高級車といった装備を持っていたのである。

 しかし、オデッセイとアコードワゴンの中間のようなエクステリアとわかりづらいキャラクターが多くのユーザーには理解されず、登場から4年ほどで消滅。その名前は現在、中国向けのクロスオーバーSUVに使われているが、関係性はまったくないようだ。

 7人乗りの高級SUVやコンパクトセダンも目立たない存在だった

 2)MDX(2003~2006年)

 2000年代初頭、HR-VやCR-Vといったコンパクト~ミドルクラスのクロスオーバーSUVはすでにラインアップしていたホンダであったが、それ以上の車格のモデルは存在していなかった。

 1990年代にはいすゞからビッグホーンのOEM供給を受けてホライゾンとして販売しており、北米市場ではアキュラブランドからSLXという名前でも販売しており、その後継車種として自社開発で生み出されたのがアキュラMDXだった。

 北米市場で2000年10月に販売がスタートしたMDXを2003年3月から日本でも販売することとなったが、500万円にせまる価格と3.5リッターV6のみのラインアップ、どちらかというとアメリカ人好みのルックスなどが災いしたのか、登場から3年ほどで姿を消し、2代目モデルからは日本に導入されることはなかった。

 3)インテグラSJ(1996~2000年)

 インテグラと聞くとタイプRを筆頭にスポーティなイメージの3ドアクーペ及び4ドアハードトップセダンを思い浮かべる人がほとんどだろう。しかし、インテグラSJはそんなスポーティなイメージとは無縁なコンパクトセダンである。

 これは、当時インテグラよりもコンパクトなセダンをラインアップしていなかったベルノ店向けに仕立てられた車種であり、中身はシビックフェリオの兄弟車だった。ただし、シビックフェリオにあった1.6リッターVTECエンジンを搭載したSi相当のグレードや、安価な1.3リッターエンジンを搭載する仕様はなく、1.5リッターのみ。

 スポーティなものはインテグラに任せ、あくまでベルノ店の実用セダンとしてラインアップされたインテグラSJはある程度の台数が売れていたものの、現在ではすっかり見る機会のないモデルとなってしまっている。なお当時提携していたいすゞは、タイ市場でインテグラSJをベースとしたバーテックスを販売していた。

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みんなのコメント

11件
  • コメントの内容がろくでもない点は置いといて、コメント書き込みから高々数分で「そう思わない」が数十個付いてるの本当に気味が悪いですね。
    ホンダ原理主義過激派の方々、暇なんでしょうか?
  • このお題で初代クイントを挙げないなんて。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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