新型はガソリンとディーゼルの2本立て!
ダブルバックドアを継承
新しいジープのコンパクトSUVが日本にやってきた!──新型アベンジャー最速レポート
2月24日、ルノー・ジャポンは新型「カングー」の日本仕様を発表、3月2日から販売開始する。
新型カングーのボディサイズは全長4490mm、全幅1860mm、全高1810mmでホイールベースは2715mm。先代と比べ、全長は210mm、全幅は30mm拡大された。リアドアは両側スライド式を継承する。機構の見直しにより、先代モデルよりも軽い力で開閉出来るようになった。
フロントまわりではフルLEDヘッドライトと“C”の字をモチーフにしたデイタイムランプが目をひく。フロントバンパー両端に装備されたエアディフレクターは、フロントホイールが発生させる空気の乱れを抑え空気抵抗を減らし、燃費性能を高める。
リアまわりではこれまでとおなじく観音開きの「ダブルバックドア」を採用。グレードによってはブラックバンパーとなる。
インテリアでは、7インチのデジタルメーターや(インテンス、クレアティフ、プルミエー ルエディション)、インパネ上部の8インチのマルチメディアシステムが新しい。後者はスマートフォンミラーリング機能を搭載し、スマートフォンをUSBポートに接続すれば、Apple CarPlayやAndroid Autoを介し、スマートフォン内の各種アプリが利用出来る。
快適性を高める2ゾーンオートエアコン、後席エアダクト、ハンズフリーカードキー、シートバックテーブルなども搭載。静粛性向上のためダッシュボードには3層構造の防音材を使い、エンジンルームや前後サイドドアに防音材を追加。すべての窓ガラスの厚みも増したという。
ボディの拡大によって、荷室の床面長は通常時 1020mm(先代モデル比プラス100mm)、後席を折りたたむと1880mm(同プラス80mm)に伸びた。荷室容量は通常時で 775 リッター(先代モデル比プラス115リッター)、後席を折りたたむと2800 リッター(先代モデル比プラス132 リッター)と、増えた。小物などに適した収納スペースとして、オーバーヘッドコンソールやインストゥルメントパネルアッパーボックス、ダッシュボードトレイなども設置された。
300万円後半からスタートプラットフォームは、ルノー・日産・三菱のアライアンスが開発したミドルクラスのモデルに使う「CMF-C/D」。ステアリングレシオは17:1から15:1へ変更され、ハンドリングが向上した。あわせて新設計フロントブレーキキャリパーの採用で、ブレーキの操作感も高まった。
搭載するエンジンはガソリンとディーゼルの2種類。前者は1.3リッター直列4気筒16バルブ直噴ガソリンターボエンジンで、ルノー・日産・三菱アライアンスとダイムラーにより共同開発された。1600rpmの低回転から240Nmの最大トルクを生み出し、最高出力 131ps/5000rpmを発揮する。
後者はコモンレール式1.5リッター直列4気筒直噴ディーゼルターボエンジンで、最高出力116ps/3750rpm、最大トルク270Nm/1750rpmを発揮する。
いずれもトランスミッションは湿式デュアルクラッチを備えた電子制御7速AT(7EDC)で、燃費性能はガソリンが15.3km/L、ディーゼルが17.3km/L(共にWLTCモード)。
運転支援装備は大幅にアップデートされた。フロントガラス中央上部のカメラとフロントバンパー内のレーダーを組み合わせて作動するアダプティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)、エマージェンシーレーンキープアシスト(車線中央維持支援)、ブラインドスポットインターベンション(後側方車両検知警報) アクティブエマージェンシーブレーキ(衝突被害軽減ブレーキ:歩行者・自転車検知機能付)などを搭載する。駐車時に便利なパーキングセンサー(リア)+リアカメラも装備。
価格は、ガソリンが「ゼン」(受注生産車)の384万円から「プルミエール エディション」(特別仕様車)の400万5000円。ディーゼルが「インテンス」の419万円から「プルミエール エディション」(特別仕様車)の424万5000円となる。
文&編集・稲垣邦康(GQ)
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