■2019年10月にもっとも売れたのはトヨタ「カローラ」
日本自動車販売連合会(自販連)が発表した2019年10月の乗用車販売ランキングにおいて、トヨタ「カローラ」が1万1190台を販売して首位になりました。
燃費1位「プリウス」に次ぐ意外なクルマとは? 国産セダン燃費ランキングTOP5
カローラが月間の販売ランキングで首位になるのは、2008年11月以来、11年ぶりです。
2019年9月に発売された新型カローラは、プラットフォームの刷新やボディ拡大、スポーティなデザインなど、まったく新しいモデルに生まれ変わりました。また、コネクティッド機能が充実するなど、最新の技術も取り入れられています。
新型カローラの販売が好調な理由について、トヨタは次のように説明します。
「新型カローラは、スポーティな外装や上質な走りと乗り心地が好評となっています。装備面では、ディスプレイオーディオを搭載した、スマートフォンとの連携でより身近になったコネクティッドサービス、そして自転車や夜間の歩行者検知が可能な最新の『Toyota Safety Sense』(全車標準装備)も好評です」
なお、国内登録車販売台数ランキングでの統計方法は、「国産メーカーの同一車名を合算したもの」としています。
そのため、カローラは「カローラ(セダン)」「カローラツーリング(ワゴン)」「カローラスポーツ」に加え、新型モデルと併売される従来型の「カローラアクシオ」「カローラフィールダー」を含んだ台数となります。
※ ※ ※
2019年10月の乗用車販売ランキングでは、2位以下のランキングにおいても異変が起きています。
2位「シエンタ」(9302台)、3位「ルーミー」(6862台)、4位「プリウス」(6898台)、5位「タンク」(5420台)、6位 日産「ノート」(5263台)、7位「アルファード」(5130台)、8位「アクア」(4967台)、9位「ヴォクシー」(4394台)、10位「ヴィッツ」(4383台)と、上位10車種において、ノート以外はトヨタ車が独占する形になりました。
とくに、タンク(5位)やアルファード(7位)がランクアップしている一方、2019年9月に2位だった「ノート」が6位、7位だった日産「セレナ」は12位にランクダウンするなど、人気車種が大きく入れ替わっています。
また、上位にランクインした車種を見ると、ミニバンタイプで室内が広い車種や、ハイブリッドモデルをラインナップするモデルなどが人気があることがわかります。
昨今はSUVブームといわれていますが、上位10車種のなかにSUVは入っておらず、2019年10月の販売ランキングでもっとも売れたSUVは13位のトヨタ「RAV4」(3919台)でした。
SUVタイプの新型モデルとして注目されるのは、2019年11月5日に発売したトヨタ新型「ライズ」とダイハツ新型「ロッキー」です。
5ナンバーサイズで運転しやすく、なおかつ広い室内や荷室を持つことで、幅広いユーザー層をターゲットに開発されました。
とくにライズは、RAV4に似たオフロードを強調した押し出し感の強いデザインで「ミニRAV4」ともいわれており、ほかのSUVよりもお手頃な167万9000円から228万2200円という価格(消費税込)で購入できることから、大ヒットする可能性があります。
カローラをはじめとするランキング上位の車種のなかに、新型ライズが食い込んでくるのか、今後の販売ランキングも注目されます。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
高速道路で約95%が「ETC」を利用! 便利なのになぜ“使わない人”がいる? 「一般レーン」しか通れない人の意外な事情とは
最近見かける「謎のアルファベットナンバー」なぜ存在? 激レア「Tナンバー」はどんな意味? ナンバープレート×アルファベットに隠された秘密とは
「延期します」 高速道路の「新たな深夜割引」システム追い付かず “強行するとマズイ”理由とは? 不確実で不安な新料金制度
日産の不振の原因は「軽自動車」にもある!? 軽のプロ「ダイハツ&スズキ」以外にとっては「パンドラの箱」
[速報]新年早々、お騒がせ中!! [箱根駅伝]に存在感ハンパないあのクルマが再び降臨
危機的状況の日産を応援したい! 元日産開発者が語る、なぜ日産はピンチに陥ったのか? 復活に必要な打ち手は?
日産の不振の原因は「軽自動車」にもある!? 軽のプロ「ダイハツ&スズキ」以外にとっては「パンドラの箱」
冬の雪道「四輪駆動」じゃないと走れない? 二輪駆動だったら「FF」と「FR」どっちが雪道に強いのか?
「ガソリン価格」25.1円安くなる? ついに「暫定税率廃止」へ! 取得時の税も見直し? 大綱には何が書かれてる? 25年はどうなる?
日産「次期型シルビア!?」と言われたコンセプトモデル! 全長3.7m級ボディ&斬新“ツルツル顔”採用! 凄いバランス&スポーティな“画期的パワトレ搭載”の「エスフロー」とは
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
この記事にはまだコメントがありません。
この記事に対するあなたの意見や感想を投稿しませんか?