時代を大きく変えた製品は、出た瞬間に「これで世の中が変わる」と実感できるものだったのか。もしかすると、それほど衝撃的ではなかったのではないか。いったいどんな感じだったのか。その登場や普及には背景があるはずで、しかも(それまでの価値観とはまったく違う製品であればあるほど)紆余曲折があったのではないか。
本稿ではそんな「時代を変えた初代モデル」登場時の時代背景とインパクトを、当時を知るジャーナリストに伺います。まずは世界初の量産型ハイブリッド車である初代プリウス(1997年)の話から。
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みんなのコメント
ハイブリッド車を「当たり前」にした20系の功績が大きいと思います。
まずリアルな世界でどうなるかの実験ですよね。2代目以降がバカ売れしたのは、結果として行けそうだと判断し生産・販売の体制を整えマーケティング、営業も頑張ったから。
頑張ったから売れるわけでない世界で、しっかり売ったトヨタは流石です。
初代発売直後にディーラーに試乗しに言ったけど、まるで売る気がなかったよw
まぁ普通に売っていい完成度じゃなかったしね。
でも市場はめっちゃ楽しかった。HVシステムは全然未完成だったけど、だからこそ必死でガチャガチャ動く感じがよかった。
あと、ダンパーとか妙にコスト掛けて奢ってる感触で、トヨタがあんな上質な足回り作れたのかと驚いた記憶がある。
2代目は全くごく普通のトヨタ車になってたけどw