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WTRアキュラ、連続表彰台で2戦を残しGTPポイントリーダーに。「リズムを取り戻した」/IMSA

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WTRアキュラ、連続表彰台で2戦を残しGTPポイントリーダーに。「リズムを取り戻した」/IMSA

 IMSAウェザーテック・スポーツカー選手権のGTPクラスに10号車アキュラARX-06でエントリーしているウェイン・テイラー・レーシング・ウィズ・アンドレッティ・オートスポートのリッキー・テイラーは、2戦連続の表彰台フィニッシュを飾ったことで彼とフィリペ・アルバカーキをポイントリーダーに押し上げた同チームが「リズムを取り戻した」と語っている。

 テイラーとアルバカーキは、7月のカナディアン・タイヤ・モータースポーツ・パークでの2位に続き、8月6日にウィスコンシン州のロード・アメリカで行われた第8戦で3位を獲得した。

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 ピポ・デラーニとアレクサンダー・シムズのアクション・エクスプレス・レーシング31号車キャデラックVシリーズ.Rは、ウォームアップ中の大きなアクシデントを跳ね返して6位に入ったが、WTRアンドレッティのふたりがキャデラックのペアを逆転し、14ポイント差をつけてGTPランキングのトップに立ち、シーズン最後の2レースを迎えることとなった。

 このあと、9月には今年カレンダーに復帰したインディアナポリス・モーター・スピードウェイのロードコースでの一戦が、そして10月にはロード・アトランタでの『プチ・ル・マン』が待ち受けている。

 テイラーはロード・アメリカでの2時間40分レースの後半に発生したメカニカル・トラブルに対処し、フィニッシュした。

「今日は本当に良かったと思う。僕らの勢いは続いている」とフィニッシュ後のテイラー。

「アキュラをチャンピオンシップのトップに返り咲かせることができたんだ」

「今日はレース中盤でマシンにトラブルが発生したので、このような好ポイントを獲得し、なおかつ良いペースを維持できたことを嬉しく思っている」

「今年の前半はとても厳しかったから、この勢いを取り戻せたのは本当に良かった。自分たちのリズムを取り戻した感じだ」

「トップでインディアナポリスに行き、ピットレーンの1番目の区画に陣取り(※IMSAでは基本的にランキング順にピットが割り当てられる)、今年最後の2レースに向けて物事をコントロールし始めることができる」

 3番手からスタートしたアルバカーキは、レース序盤にファステストラップを記録するまでは、コールドタイヤでの走行に苦しんでポジションを下げていた。

「残念なことに、最初の数ラップは僕らにとって少しトリッキーだった」とアルバカーキは振り返った。

「今回もチャンピオンシップを管理することが重要で、すべての(タイトルを争う)ライバルが僕らの後ろにいた」

「チャンピオンシップ・リーダーである僕らは、まさに望んでいた位置にいる。そして、残り2戦のことを考えないわけにはいかない」

 同じアキュラ陣営であるメイヤー・シャンク・レーシングは、コリン・ブラウンとトム・ブロンクビストのコンビが、優勝したポルシェ・ペンスキー・モータースポーツの7号車ポルシェ963に次ぐ2位を獲得した。

 メイヤー・シャンクの60号車アキュラは、レンガー・バン・デル・ザンデのドライブする01号車キャデラックVシリーズ.R(チップ・ガナッシ・レーシング)を抜きあぐね、41周目にバン・デル・ザンデをパスしたが、最終的にレースで優勝したポルシェには迫ることができなかった。

「彼ら(ポルシェ)の後ろに追いついたとしても、トラフィックに恵まれないと、ここでパスするのはかなり難しい」とブロンクビストは語った。

「いいレースができたよ。スタートでいいポジションにつけたし、チームは素晴らしいピットストップをしてくれた」

「僕らには、いくつかいいスティントもあった。もし01号車の後ろに長い時間つかまっていなければ、最後はもっと接近していたかもしれないね」

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