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11年ぶりにNetflixで本日復活!! 話題のヒーローアニメ「TIGER&BUNNY」の世界とクルマ事情

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11年ぶりにNetflixで本日復活!! 話題のヒーローアニメ「TIGER&BUNNY」の世界とクルマ事情

 2022年4月8日からNetflixにて新作が公開されるアニメTIGER&BUNNY。劇場版をのぞけば実に11年ぶりとなる続編にファンの期待も高まっている。

 TIGER&BUNNYはふたりのヒーロー、ワイルドタイガー(鏑木・T・虎徹)とバーナビー(バーナビー・ブルックスJr.)を主軸にしたヒーローアクションストーリーだ。舞台となるのは都市シュテルンビルト。シュテルンビルトにはNEXTと呼ばれる超能力を持ったヒーローたちが存在し、その能力で犯罪や災害などから市民を守り、街の治安を維持している。

11年ぶりにNetflixで本日復活!! 話題のヒーローアニメ「TIGER&BUNNY」の世界とクルマ事情

 ヒーローの活躍を支えるのは市民の応援だけではない。シュテルンビルトのヒーローを語る際にかかせないのは所属企業とスポンサー企業の存在だ。

 ヒーローは企業に所属する会社員。それぞれスポンサーロゴをヒーロースーツのいたるところにいれ、広告塔の役割を担う。ヒーローが活躍すればするほどスポンサー企業のイメージアップにもつながるという、サーキットで競うレーシングカーとよく似たシステムだ。

 ヒーローによる捕り物劇はエンターテイメントとしてテレビ中継され、シュテルンビルトの人気番組となっている。番組中に犯人確保や人命救助を行うと、活躍に応じたポイントが加算されヒーローランキングに反映されるという仕組み。ヒーローたちは年間ランキングトップのキング・オブ・ヒーローを目指し、街の平和を守りながらも競い合うのである。

 今回はヒーローだけでなく、独特で魅力的な都市シュテルンビルトの交通事情についてもお届けしていこう。

文/フジコ
アイキャッチ写真/©BNP/T&B2 PARTNERS(TIGER&BUNNY2公式サイトよりスクリーンショット)
写真/TOYOTA、KINTO、HONDA、ISUZU、Adobe Stock

シュテルンビルトの交通網&名コンビのクルマ事情は?

TIGER&BUNNYの舞台となる「シュテルンビルト」モデル都市 米国ニューヨーク州マンハッタン島(出典:TIGER&BUNNY公式ガイドブック さとうけいいち監督インタビューより)(Tierney – stock.adobe.com)

 シュテルンビルトは三段階層からなる大都市。各階層には上からゴールドステージ、シルバーステージ、ブロンズステージと名前がついている。その特異的な都市構造から使われている交通機関も独特であると思われそうだが、意外にもシュテルンビルトでは車が多く使われているのだ。

 ワイルドタイガーとバーナビーのふたりもそれぞれ自家用車を所有している。ワイルドタイガーの愛車は、いすゞの名車ビッグホーンにそっくり。高性能・高品質を掲げ、いすゞの技術力の高さを示し、今なお多くのファンを抱えるビッグホーンは、直向きにヒーロー像と向き合い多くの市民に愛されるワイルドタイガーのヒーロースタイルにベストマッチだ。

 いっぽう、バーナビーの愛車はホンダNSXの後期型(編注:初代)によく似ている。スポーツカー史に名を残すスタイリッシュなスーパーカーNSXという選択に、スーパールーキーの肩書を持つバーナビーらしさを強く感じる。

 作中ではほかにも実在の車とよく似た車両が端々に登場する。車ファンのみなさまにはぜひともチェックしていただきたいポイントだ。

 人口の多い大都市でありながらシュテルンビルトで車が広く使われている背景としては、幹線道路が発達していることがあげられるだろう。幹線道路は階層ごとに整備され上下で異なる名前が付いている。

 例えばシルバーステージでNorthと呼ばれる幹線道路。一層下のブロンズステージではこちらに対応する道路がRoute1と呼ばれている。それぞれに違った呼び名が付いていることからも、幹線道路が市民の生活に深く根付いている様子がうかがえる。各幹線道路は車線数も多く、郊外や工業地帯へと続き、車による大容量輸送が可能だ。

 車のほか、公共交通機関として市民の足となっているものの代表にモノレールがある。モノレールを運営するのは交通系企業のポセイドンライン。スカイハイという風を操る能力を持ったヒーローが所属する企業だ。シュテルンビルトの空中を走るモノレールに乗車の際は、運が良ければパトロール中のスカイハイが空を飛ぶ姿を見られるかもしれない。

現場にかけつける!! ヒーローを支える所属企業とクルマたち

ワイルドタイガーのHEROプレスメント企業「トヨタ自動車サブスクリプションサービスKINTO」。自動車関係ではタイバニ初のプレイスメント企業となる。KINTOの「常識を突破し、新しい世界をつくろう」というバリューに通じるものがあったという(出典:KINTO公式noteより)

 さて、シュテルンビルトで多く使われている車の中にはヒーロー専用の特殊車両もある。そのひとつがトランスポーターという大型輸送トレーラーだ。

 ヒーローたちとて、いつもヒーローの姿で過ごしているわけではない。事件が起こると所属企業のトランスポーターと合流し、そこでヒーロースーツを身にまとうのだ。各トランスポーターにはヒーローたちの個性が色濃く反映されている。

 例えば高度の炎を操るセクシーでハイセンスなヒーロー、ファイヤーエンブレムのトランスポーターはシャワーブースを完備。擬態能力があり日本文化ひいきの折紙サイクロンは和室を持っており、出動前の精神統一に役立てているようだ。トランスポーターの内装や設備の豪華さからは所属企業の資本力とヒーローへの期待の高さが垣間見える。

 出動時の移動手段はヒーローによって、さまざま。事件現場に急行するためジェットパックとNEXT能力を使い空を飛んだり、街中を俊敏に駆け抜けたり、なんとカタパルト発射で向かうヒーローも。もちろん車やバイクを使うヒーローもいる。高い運転技術を持つファイヤーエンブレムは専用のカスタムカーを自ら運転し出動。ときにはカーチェイスで犯人を追い詰める。

 ワイルドタイガーとバーナビーのバディが乗るのはダブルチェイサーと呼ばれる大型のバイクとサイドカー。サイドカーには変形機能が付いており、分離してバイク2台としての走行も可能だ。このダブルチェイサーは2012年に1/1サイズで実際に再現され、以降度々公開されている。

 シュテルンビルトでは7つの企業がヒーロー事業を展開している。ワイルドタイガーとバーナビーが所属する総合メディア企業のアポロンメディアをはじめ、金融系、通信系、交通系、工業系、食料系、エネルギー系といずれも市民生活の基盤をつかさどるシュテルンビルトの名立たる大手企業ばかりだ。

 作中には各企業のCEOも登場する。わずかな登場時間だが、ヒーローに負けじとキャラクターの強い彼らにもぜひ注目していただきたい。

まとめ

 現在TIGER&BUNNYは全25話からなるテレビシリーズのほか、劇場版も2作公開されている。特に劇場版1作目となるTIGER&BUNNY -The Beginning-はテレビシリーズ第1話、第2話をベースに作成されており、約90分の間にシリーズの世界観がギュッと濃縮されている。魅力的な乗り物やキャラクターも数多く登場し、シリーズ入門編としてお勧めだ。

 新作公開に向けてますます盛り上がりが加速するTIGER&BUNNY。この機会にふれてみてはいかがだろうか。

■作品情報
Netflixシリーズ「TIGER&BUNNY2」
配信日時:2022年4月8日16時より
配信先:Netflix世界独占配信
※パート1(第1話から13話)までを一挙配信

 都市シュテルンビルトは、さまざまな人種、民族、そして「NEXT」と呼ばれる特殊能力者が共存し、その「NEXT」能力を使って平和を守る「ヒーロー」が存在する街。ヒーローたちはスポンサーロゴを背負って、企業のイメージアップとヒーローポイントを獲得するため、事件解決や人命救助に奔走している。その活躍の模様は人気番組「HERO TV」で中継され、「キング・オブ・ヒーロー」を目指し、年間ランキングを争う。  

 「TIGER&BUNNY」から活躍しているワイルドタイガーとバーナビーたちは、もちろんのこと新たなヒーローが加入。ヒーローたちの活躍を要チェック!!

公式サイトはこちら
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