ハイブリッドとツインターボを設定。ハイブリッドは話題のプロパイロット2.0搭載
スカイラインは、かつて一世を風靡した日本のスポーツセダンの代表。魅力はすでにエクステリアに現れている。FRらしさを強調する肉感的なフォルムと、最新日産車共通のVモーショングリルが与えられ、リアビューは伝統の丸形4灯ランプがLED技術によって復活した。ボディサイズは全長×全幅×全高4810×1820×1440mm。スタイリングは引き締まった印象が強い。
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最新モデルは、パフォーマンスにも磨きが掛かった。ラインアップはハイブリッドと3リッターV6ツインターボの2シリーズ。日産独創のインテリジェントデュアルクラッチコンロールを組み合わせたハイブリッドシステムは、3リッターV6エンジン(306ps)と高性能モーター(68ps)によって強力かつスムーズな加速を見せる。EV走行領域が拡大された効果で、市街地から高速道路まで広範囲の走行パターンにおいて燃費の改善に成功した。JC08モード燃費は14.4km/リッター。4WDの新設定も、寒冷地や降雪地のユーザーには朗報だろう。ハイブリッドは、高速道路における同一車線でのハンズオフ機能を実現したプロパイロット2.0を標準装備する。
3リッターV6ツインターボにも注目したい。北米仕様に先行搭載されていたユニットで、「US10ベストエンジン」賞を2017年と2018年の2年連続で受賞。エンジンチューンは標準(304ps/400Nm)とハイパワー(405ps/475Nm)の2種。注目は、ハイパワーユニットを積むスカイライン史上最強の400Rグレードだ。
400Rの加速は強力かつ官能的。フットワークも優秀
400Rの走りは刺激的。ワインディングロードを走ると、やはりマルチシリンダーエンジン+ターボならではのパフォーマンスに心が躍る。アクセルペダルを軽く踏み込むだけで期待以上の力がもりもりと沸き上がり、右足の微妙なコントロールにもエンジンは常に忠実な反応をみせる。その感覚はドライバーを心地よく刺激する。そしていざアクセルを強く踏み込めばエンジンがたちまち鋭く反応。まるで大排気量自然吸気エンジンのような強烈な加速をみせる。胸のすく加速フィールは、何とも官能的である。
フットワークも優秀。ドライコンディションであればハイパワーを無理なく路面に伝え、自然なハンドリングが楽しめる。メーカーがダイレクトアダプティブステアリングと呼ぶバイワイヤ式のステアリング機構は、デビュー当初の違和感が消え、自然な操作フィールになった。
400Rはスカイラインの中でも別格。世界有数のパフォーマンスを誇るスポーツセダンだ。長い伝統を誇るスカイラインらしさが凝縮している。
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みんなのコメント
GTRの顔だって言ってもそもそもGTRが十数年前の車の顔なんだしさ。
ホント、あとはデザインなんだよ。
あ、あと誠実なCMな。