ウラカンGT3がワールドプレミア

ランボルギーニは21日、本社を構えるイタリアはサンタアガタで、高性能スポーツカー「ウラカン」のレースベース車両「ウラカンGT3」を発表した。GT3は世界各地で開催されるGTカテゴリーのレースに参戦するためのモデルだ。

ランボルギーニは、GT3以前にもレース車両の「ウラカンLP620-2 スーパートロフェオ」を送り出しており、戦う気マンマン。スーパートレロェオとGT3ではそれぞれ戦うカテゴリーが異なり、GT3は有名なスパ24時間レースを含む耐久レースなどに参戦する予定。

ウラカンGT3は、レース界では有名なダラーラと共同開発した軽量ボディを採用。オリジナルに近いデザインを維持しつつ、空力性能が高められている。特徴は大型のリアウイング。また標準ウラカンの駆動方式は4WDだが、GT3はMRとなる。

価格は36万9000ユーロ（約5000万円）と標準ウラカン（約3000万円）に比べ値が張るが、そのぶんパフォーマンスもアップしているのだろう。