0km/hから車線中央維持機能を作動可能
スバルの高性能ミドルサイズワゴン「レヴォーグ」およびセダン「WRX S4」がデビュー以来初のマイナーチェンジで大幅進化。8月7日に発売されることが決定した!
最大のトピックは、ステレオカメラを用いた全車標準装備の予防安全技術「アイサイト(Ver.3)」が、大きく進化を遂げた「アイサイト・ツーリングアシスト」になったこと。
「アイサイト」の「車線中央維持」の作動領域を従来の60km/h以上から0km/h以上に拡大するとともに「先行車追従操舵」を追加。「全車速域追従機能付クルーズコントロール」と組み合わせることで、高速道路でのアクセル・ブレーキ・ステアリング操作を自動制御してドライバーをアシストする。
その実際の走りは、メルセデス・ベンツEクラスとボルボS90、日産セレナと比較した先行試乗会の様子を動画で収録しているので、ぜひ確かめてほしい。
【ムービー】スバル新型アイサイトvsライバル比較試乗「前編」 https://www.webcartop.jp/2017/06/129153
【ムービー】スバル新型アイサイトvsライバル比較試乗「後編」 https://www.webcartop.jp/2017/06/129147
さらに、車体後部に内蔵されたソナーセンサーが後退時に障害物を検知し、警告と自動ブレーキで衝突回避または被害を軽減する「後退時自動ブレーキシステム」も追加された。 そのうえ、スバル初の「スマートリヤビューミラー(レヴォーグのみ)」のほか、「スバルリヤビークルディテクション(後側方警戒支援システム)」、「ハイビームアシスト」、「フロント&サイドビューモニター」を組み合わせた「アイサイトセイフティプラス」を設定して、予防安全性能を大幅に高めている。
走りの基本性能もさらに磨きをかけるべく、前後ダンパー・スプリング・スタビライザー(レヴォーグSTIスポーツを除く)と電動パワーステアリングを改良し、乗り心地や操縦安定性、操舵フィーリングを改善。ボディの各所に振動騒音対策を施すことで、走行時の静粛性を向上させた。また、レヴォーグに設定されている1.6リッターエンジンはセッティングが変更され、実用燃費がアップしている。
エクステリアは、フロントグリルおよびバンパー、LEDヘッドランプのデザインを刷新するとともに、フロントフォグランプにLEDを採用し、より精悍なフロントフェイスとしたほか、18インチアルミホイールのデザインを変更。
レヴォーグには新たなボディカラーとして「ストームグレー・メタリック」も用意した。
インテリアは、インパネやセンターコンソール、センターパネルなどの質感をアップ。8インチナビゲーションに対応しつつ、ビルトインナビのデザインも一新している。
また、インパネ中央上部のマルチファンクションディスプレイを5.9インチ大型カラー液晶に変更し、視認性を改善した。 そのほか、これまで本革シート装着車にのみに設定されていたシートヒーターを、「レヴォーグ1.6GTアイサイト」と「WRX S4 2.0GTアイサイト」にオプション設定し、その他の全グレードに標準装備。
レヴォーグではさらに、リヤシートの分割方式を4:2:4分割に変更し、使い勝手を高めている。 価格はレヴォーグが282万9600~405万円、WRX S4が336万9600~373万6800円。
【スバルWRX STI画像ギャラリー】
【スバル・レヴォーグ画像ギャラリー】
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