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なぜトヨタの「犬顔ミニバン」爆売れ? 見た目だけじゃない魅力があった! 新型シエンタは新規・乗り換えどっちが多い?

掲載 更新 63
なぜトヨタの「犬顔ミニバン」爆売れ? 見た目だけじゃない魅力があった! 新型シエンタは新規・乗り換えどっちが多い?

■トヨタ新型「シエンタ」を買い求める新規ユーザーが多数!

 2022年8月23日にフルモデルチェンジしたトヨタ新型「シエンタ」。
 
 従来のシエンタオーナーはもちろん、ほかのモデルからの乗り換えも少なくないそうです。ずばり人気のポイントはどこにあるのでしょうか。

爆売れ確実! トヨタ新型「シエンタクロスオーバー」発表!

 シエンタは、5ナンバーサイズのコンパクトなボディーに、7人まで乗車できる広々とした室内空間が魅力のモデルのひとつです。

 両側にはスライドドアが採用されているうえ、ラゲッジルームも広く、とくに子育て世代に人気となっています。

 これまでには、初代、そして2代目とフルモデルチェンジしており、2022年8月23日には待望の3代目となる新型モデルもデビュー。

 初代、2代目は、両車とも毎月安定の販売台数を記録し、国産乗用車のなかでも常に上位にランクインする売れ行きでした。

 そんななか、現在(2022年9月末)発売からおよそ1か月が経過した新型モデルも、非常に好調な売れ行きとなっており、月販目標台数が8300台だったのに対して、受注開始から1ヶ月ほどで約2万4000台を記録しています。

 東京都内のトヨタ販売店の担当者によると、「予約注文受付の段階からかなりの注文があり、現在でも問い合わせが多い」とのことで、神奈川県や埼玉県の販売店の担当者も同様の状況となっているといいます。

 新型シエンタを購入・検討しているユーザーには、従来型に続いてファミリー世帯が多く、前出の都内販売店の担当者によると、シエンタからシエンタへの乗り換えはもちろん、新規でシエンタを検討するユーザーも少なくないそうです。

「シエンタのサイズ感や運転のしやすさなどが気に入って、またシエンタに乗りたいといってくださる人は非常に多くみられます。

 ただ、今回は新規のユーザーも非常に多く、『子供が産まれたからスライドドアで運転しやすいクルマが欲しくて…』と新型シエンタを選んでくださったお客さまもいらっしゃいました。

 とくに幼稚園生以下の小さなお子様がいる世帯からのご購入が多い印象です」(前出の都内販売店担当者)

 このように、さらなる顧客も獲得している新型シエンタですが、その人気の理由はどこにあるのでしょうか。

 シエンタといえば、冒頭で述べたように、5ナンバーサイズのコンパクトなボディが魅力で、新型でも先代と変わらず、全長4235mm×全幅1695mm×全高1675mmの小柄なボディをキープ。ハンドルの取り回しも良く、狭い生活道路でもスムーズに走行できます。

 さらに、運転のしやすさを向上させるため、窓枠の下部のラインはすべて水平に揃えられ、クルマの周り全体の視認性が向上させられています。

 新型シエンタの運転のしやすさについては、SNSでも言及しているユーザーが多く、「発進もスムーズで振動も少なく、乗り心地が良かった」「先代に比べて着席位置も高くなって、視界が広くなった気がする」「アクセルもブレーキも滑らかで視界も広く運転しやすい」といった意見がみられます。

■コンパクトミニバンでも収納力に自信アリ! そのワケは?

 また、前出の都内担当者は、「新型シエンタは、お客様からラゲッジスペースについての評価が高く、使い勝手が良いとのお声があります」といいます。

 SNSをみてみると、「ラゲッジスペースの開口部が先代より拡大されてて使いやすくなってる」「ラゲッジが広くて車中泊も余裕そう」「先代はサウナみたいだったけど、新型では天井にサーキュレーターが付いてるから良さそう」など、ラゲッジスペースがかなり高評価を受けている様子がうかがえます。

 2代目では、3列目の座席が2列目座席の床下に格納されることで、フラットかつ空間を広く活用できるラゲッジスペースとなっていました。

 新型では、この機構が受け継がれているうえ、天井には空気を循環させるサーキュレーターも設置されているため、夏場の暑い季節でも蒸しばむことなく、快適に荷物の積み下ろしができそうです。

 このように、新型シエンタは従来型の良い部分を継承しつつ、細やかな部分まで改良も加えられており、弱点の少ないモデルへと進化しています。

 四角すぎず、丸すぎない「シカクマル」なデザインも功を奏し、男女問わず、多くのユーザーから愛されるクルマとなっています。

※ ※ ※

 なお、前出の都内販売店担当者によると、現在(2022年9月末)のシエンタの納期は、ガソリン車で2023年1月下旬から中旬頃、ハイブリッド車では早くて2023年5月頃、遅くて2023年8月頃となっているようです。

 納期のバラつきは、おもにメーカーオプションの選択によるものだといい、例えば、ETC2.0車載器やドライブレコーダー(前後)などを追加すると、納期が長くなる傾向にあります。

 いずれにせよ、2023年以降の納車になることは確実で、今後注文数の増加によって、納期もさらに後ろ倒しになることが考えられます。早めの検討、早めの注文が吉といえそうです。

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みんなのコメント

63件
  • ヒイキのメーカー以外は全てディスる車嫌いな人が多いね。
  • なんだかんだとオプション付ければ約350万を超えてしまうんだよね。
    まあ、すごい時代になったもんだ。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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