トヨタ ヤリスの勢いが止まらない。2020年2月にデビューしたコンパクトカーのヤリス、そして同年8月にデビューしたSUVのヤリスクロス、ワイドボディの過激なルックスで同年9月に発売したGRヤリス。ヤリスシリーズはこの3モデルで構成され、2020年のトータル販売台数は15万1766台と、その年に一番売れた乗用車に輝いた。その中でもクルマファンから注目されるのは、やはりモータースポーツでの活躍を視野に入れて開発された「GRヤリス」だろう。そして今回、このGRヤリス用のボディキットがガレージベリーから発売された。
GRヤリスのワイド&ローなスタイルがさらに強調される
販売好調のヤリスの勢いは2021年に入っても落ちることはなく、4月の新車販売台数ランキングでは、ヤリスシリーズが1万9974台を記録。軽自動車のNo.1であるホンダ N-BOX(1万6733台)に、約3000台以上もの差をつけての「1位」ということになる。シリーズ累計であるとはいえこの勢い凄まじく、今後も続きそうだ。
●【くるま問答】ガソリンの給油口は、なぜクルマによって右だったり左だったりするのか
このヤリスシリーズの中で、もっともホットなモデルがGRヤリスだ。見るからに通常のヤリスとは異なるマッシブなワイドボディが、ただならぬ雰囲気を醸し出している。パワーユニットも強烈で、新開発の1.6Lターボエンジンは272psを発生し、しかも直列3気筒というエンジンは軽さの面でも見逃せないポイントとなる。さらにカーボンルーフをはじめ、ボンネット、ドア、テールゲートはアルミ製と徹底した軽量化が図られている。
そんなGRヤリスの迫力ボディを、さらにスポーティに仕上げるボディキットが「ガレージベリー」から発売された。ガレージベリーは国産車を中心に、アウディやフォルクスワーゲンなど輸入車のエクステリアパーツも開発しているメーカーだ。
そんなガレージベリーが開発したボディキットにより、もともとワイド&ローだったスタイルがさらに強調される。フロントフェイスをさらに引き締めるフロントリップスポイラーのセンター部分は、純正と比較して35mm低くなり、サイドに目を移すと30mmダウンする。
そして注目は純正と交換タイプのリアルーフスポイラーだ。純正ルーフスポーラーは後方へ水平に伸びるデザインであるが、ガレージベリーのものはダックテールのように上方に跳ね上がっている。これにより、純正ルーフスポイラーより15mmも長くなっている。ハイマウントランプは純正流用が可能だ。
この他にサイドステップやリアディフューザー、センターディフューザーなどもラインアップされている。どれもカーボンとFRPを選択できるので、予算にあった組み合わせが可能だ。
ガレージベリー GRヤリス ボディキット
・フロントリップスポイラー:6万6000円(FRP)、13万2000円(カーボン)
・サイドステップ:7万7000円(FRP)、16万5000円(カーボン)
・リアルーフスポイラー:7万1500円(FRP)、14万3000円(カーボン)
・リアディフューザー:6万6000円(FRP)、13万2000円(カーボン)
・センターディフューザー:2万2000円(FRP)、6万6000円(カーボン)
※GRヤリスの全グレードに装着可能
[ アルバム : ガレージベリー GRヤリス ボディキット はオリジナルサイトでご覧ください ]
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カナード翼は要らない。