■ハイランダーをベースとした新型「クラウンクルーガー」
2021年4月19日に上海モーターショー2021で世界初公開されたトヨタ新型「クラウンクルーガー」。
これは、中国におけるトヨタの合弁企業の一汽トヨタが展開する新型SUVですが、第一汽車は同年8月16日に生産開始したことを発表しました。
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中国市場でのトヨタは、第一汽車との合弁会社「一汽トヨタ」と、広州汽車との合弁会社「広汽トヨタ」のふたつで販売を展開しています。
今回、一汽トヨタでは新型クラウンクルーガーとして生産開始したモデルは、広汽トヨタでは北米や欧州などと同じ車名の新型「ハイランダー」として発表されました。
日本でも馴染みの深い「クラウン」の車名が使われた背景には、一汽トヨタが長くクラウンブランドを扱ってきたことや、そのブランド価値を新たに高めるためといいます。
なお、同時期にミニバンの「ヴェルファイア」も新たに「クラウンヴェルファイア」として一汽トヨタから発売されています。
新型クラウンクルーガー(ハイランダー)は、トヨタが展開するTNGAプラットフォーム(GA-K)を採用し、「RAV4」や「ハリアー(北米名:ヴェンザ)」と3兄弟SUVとしてグローバル展開。
販売される国や地域によってパワートレインなどが異なりますが、中国市場では2.5リッターハイブリッドに駆動方式はE-Fourシステムを採用し、上質さと効率性を兼ね備えた広々とした室内空間を実現したとしています。
なお、新型クラウンクルーガーの生産は一汽トヨタのTNGA新工場でおこなわれるといいます。
今回の発表では、第一汽車の総経理兼党委員会副書記・邱山東氏と、トヨタの中国本部長・上田達郎氏がビデオで挨拶し、一汽トヨタとその親会社(第一汽車)が「新製品、新技術、新事業」の分野で交流と協力を深め、製品レイアウトを引き続き充実させ、電動化の普及とクルマの未来をさらに推進していくことを述べました。
さらに、クラウンブランドについて、一汽トヨタの前川朋宏部長は、次のようにコメントしています。
「クラウンのブランドが刷新され、ブランド化された一連の商品に生まれ変わりました。
一汽トヨタとクラウン製品に長年のご愛顧とご信頼をいただいているお客さまの皆様に感謝申し上げます。
意欲と熱意を持って、一汽トヨタは誠意を持って行動し、すべての高品質なクルマを作り、より満足のいく製品を発表し続け、より多くのお客さまの幸せな生活に貢献し、共により良い未来に向かって走っていきたいと思います」
※ ※ ※
第一汽車とトヨタの合弁以来、一汽トヨタの累積生産・販売台数は800万台を超えていますが、今回のクラウンクルーガーの発売により、一汽トヨタは900万台の目標を達成し、「お客さまの幸せを量産」しながら着実に成長させていくとしています。
なお、一汽トヨタでは2021年7月3日より新型クラウンクルーガーの予約を開始しており、現地メディアによると車体価格は28万元-37万元(約478万円から約627万円)で、正式発売は8月28日を予定しているようです。
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