■インフィニティ「最上級SUV」横浜に出現 実車の迫力に驚く人も
日産は2024年3月21日から、海外向け高級ブランド インフィニティの最上級SUV「QX80」を日産グローバル本社ギャラリー(横浜市西区)で展示しています。
SNSなどでは、このQX80についてさまざまなコメントが投稿されています。
【画像】超カッコイイ! これが新型「最上級3列SUV」です! 画像を見る(30枚以上)
QX80は主に北米などの海外で展開しているインフィニティブランドで最高峰モデルに位置する3列シートSUVです。
2024年3月20日には、14年ぶりにフルモデルチェンジされた4代目が北米で発表されました。新型ではインフィニティデザインのテーマである“Artistry in Motion”の進化版を採用し、デザインの一新を図っています。
ボディサイズは、全長5364mm×全幅2115mm×全高1978mm、ホイールベース3073mmです。
パワートレインには、最高出力450馬力・最大トルク698Nmを発揮する3.5リッターV型6気筒ツインターボエンジンを搭載。これに9速ATを組み合わせ、駆動方式はRWDもしくは4WDが選択できます。
ボディフレームは横剛性を従来比で58%向上させ、ねじり剛性を300%向上させたパワーステアリングラックなどを採用し、乗り心地とハンドリング性能を高めています。
また、電子式エアサスペンションとダイナミックデジタルサスペンションの搭載によって、乗降時や高速走行時、オフロード走行などでそれぞれ車高を上下させ乗降のしやすさや走破性能を状況に応じて変化させることが可能です。
エクステリアは、2023年8月に初公開されたデザインスタディモデル「QX モノグラフ」を基本としたもので、フロントはインフィニティ独自の「ダブルアーチグリル」を発展させ、竹林をオマージュしたグリルとLEDデイタイムライトを採用。
ボディサイドはヘッドライトからテールライトまでキャラクターラインを配したほか、印象的なウェルカムライト「インフィニティ ライト パス」を搭載することで存在感を高めつつ、格納式のフラッシュドアハンドルを備え、洗練された印象も与えます。
リアは、300個ものLEDを使用した横一文字のテールランプを装備し、光の反射をモチーフにした点灯動作を行うなど、日本のおもてなしにインスピレーションを受けた意匠や演出が施されています。
インテリアも日本文化と「雅」に発想を得たもので、レーザー加工の金属インレイとオープンポアアッシュウッドトリムを組み合わせた加飾を随所にあしらいました。シートはステッチ入りセミアニリンレザーで、手作業による最高級品質で仕上げられています。
ダッシュボードは2つの14.3インチディスプレイが採用され、エアコン操作などをタッチパネル化。シフトもボタン式とすることで、モダンかつ洗練された仕立てとなりました。
また、フルサイズ高級SUVセグメント初の「Klipsch プレミアム オーディオシステム」を搭載。前席ヘッドレストに備わるスピーカーは個別の音声を出力でき、他の乗員の音楽鑑賞などを妨げないようになっています。
2列目シートはマッサージ機能や冷暖房優先モード、赤外線センサーによる温感の感知など、最新のテクノロジーが投入され、タッチスクリーンの集中コントローラーで制御できます。
先進運転支援機能も最新のものが投入されるほか、自動運転技術「プロパイロットアシスト 2.1」を搭載し、高速道路走行中にはハンズオフドライブが可能になっています。
今回、グローバル本社ギャラリーのインフィニティブースでは、ボディカラーは「ダイナミックメタル」でインテリアは「バーガンディ」の組み合わせの最上級グレード「オートグラフ」が展示されています。
SNSなどでは早速展示車両を見たというユーザーも多くいるようで、「インフィニティQX80デカい」「実車の迫力すごかった…」など、フルサイズの最上級モデルらしい存在感に圧倒された人が多かったようです。
一方で、「インフィニティブランドのクルマなので日本では買えそうに無いのが残念」といったように、公開はされているものの正規輸入へのアナウンスがないことから残念に感じるというコメントや、「日本発売してくれないかな?」「普通に日本でも出してほしい」など、国内投入を求める人もいるようです。
※ ※ ※
北米での新型QX80の価格は、8万2450ドル(約1248万円)から11万595ドル(約1674万円)で、今夏以降に米国で発売される予定です。
なお、グローバル本社ギャラリーでの展示は5月6日までを予定しています。
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みんなのコメント
日本で販売していないモデルを出されても購買意欲は上がらない。
記事にするなら日本で販売する車を出してほしい。