この記事をまとめると
■いま楽しむ人が多いキャンピングカーライフ
2週間の車中泊旅でわかった! 実体験から語る必ず備えておくべきアイテムとは
■自由に移動して、マナーを守れば好きな場所で寝泊まりできる
■お風呂やトイレなどの生活排水はどう処理しているのだろうか?
キャンピングカーから出た汚水は「溜める」
自由気ままに移動して、マナーを守れば好きな場所で寝泊まりできるキャンピングカーライフ! でもお風呂やトイレなどの生活排水はどう処理しているの? という質問を受ける事が多いです。そこで、以下のポイントで、その疑問にお答え致しましょう。 1)キャンピングカーの汚水はどうするの?
・グレータンクとは?
・ブラックタンクとは?
2)排水場所
・ダンプステーションとは?
・RVパークなどのくるま旅施設
・オートキャンプ場ほか
1)キャンピングカーの汚水はどうするの?
キャンピングカーは「走る家」そこで生活する訳ですから、当然、生活排水も発生します。通常の家だと、下水や浄化槽にそのまま流すので特に意識することはありませんが、移動するキャンピングカーだと事情が変わってきます。そうです「どこかに溜めなければなりません」。
・グレータンク
シンクで手や顔を洗ったり、調理で食材を洗ったり、歯磨きをしたりしたりと、更にはシャワーまでとなると、それだけの水を使う分、生活排水も多くなり、それを貯めるのは排水タンクとかグレータンクと呼ばれています。
タンクの容量はさまざまで、10~20リットルの小型のものから、100リットル前後の大型のものまであります。容量の少ないものは取り外し・運搬ができるポリタンクですが、大容量となると、車体に組み込まれるタンクの場合もあります。
・ブラックタンク
トイレが装備されているキャンピングカーだと、用を足した「お宝」をタッポンタッポン溜めるタンクが必要で、これは一般的にブラックタンクと呼ばれます。
家族のお宝ならまだしも、友人が使用した場合は「なんで俺があいつの○んこを処理しなくちゃいけないの!」という気分になりますが、馴れると何てことない作業です。
「ポータブルトイレ」や「カセット式トイレ」のタンクは10~20リットル程度、「マリン式トイレ」のタンクは100リットル前後あります。国産キャンピングカーの多くが採用しているカセット式のトイレは、タンクを持って行けば処理できますが、輸入車などの大型キャンピングカーでは排水用のホースを接続して処理するものもあるので、それに対応しているかどうかの確認と処理できる場所のすぐ近くにキャンピングカーを停車する必要があるので、そこまで行けるか? その場所の確保も重要になります。
「ダンプステーション」を完備する施設が増えつつある
2)排水場所
問題は、グレータンクとかブラックタンクに溜めたものをどう処理するか? です。タンクの容量はさまざまですが数日ぐらいの利用なら、そのまま貯めておくことが可能です。グレータンクは、一般的な生活排水ですので帰宅後に、家庭のシンクなどにそのまま流して処理することになります。それが長期間・長距離のクルマ旅になると、途中での処理(排水)が必要になってきます。今から考えると恐ろしい話ですが、キャンピングカーが普及する前は、グレータンクの排水は、なんと、走行中に垂れ流し、または、どこかの草むらに垂れ流しなんて、今では信じられないバッドマナーが横行していました。
流石にブラックタンクは、垂れ流しできないので(一部のバッドマナーズは山奥に捨てたなんて話はありましたが)通常は旅を終えた後に、自宅のトイレに流すのが普通でした。それでも、一般のトイレに他人の迷惑顧みず捨てたという話もあり、中には、お食事処の店内一番奥にあるトイレに、一般客が食事している前をトイレのタンクを抱えておっちらと、トイレまで運んだトンでもない人もいたようです。基本的に、サービスエリアや道の駅などの公共のトイレに流すことはマナー違反なのでやめましょう。
・ダンプステーションとは?
じゃあ、どうしたら良いの? とお悩みのアナタに朗報です。日本RV協会が普及に努めている「RVパーク」や、日本最大のオーナーズクラブ「くるま旅クラブ」が管理する「くるま旅パーク」などでは、グレーやブラックを処理できる「ダンプステーション」を完備する施設が増えつつあります。ダンプステーション(dump station)のダンプ(dump)は、「ゴミ捨て場」や「廃棄する」などの意味があり、文字どおり溜まった汚水を処理する場所という意味があります。
・RVパークなどのくるま旅施設
くるま旅サイトの車中泊施設の「タイプ・設備で探す」で、□ダンプステーションにチェックを入れて検索すると、ダンプステーションがあるパークを探す事ができます。
もともと、RVパークやくるま旅パーク開設の必須条件にダンプステーションは入っていませんでしたが、やはり、最近の汚水処理の要望が増えてきている為か、施設側が自主的にダンプステーションを設けるという事が多くなっている様です。
これなら、誰に気兼ねすることなく、堂々とグレーやブラックの処理ができます。多くのダンプステーションは、洗浄用の水道もついているので、タンクのなかまで綺麗さっぱり洗う事もできます。
汚れを放置してしまうと、くちゃいですし、菌が繁殖したりカビが生えたりとタンクが傷む原因になりかねませんので、これは衛生上の点でも気分の点でも最高ですね。
・オートキャンプ場ほか
くるま旅施設以外でも、オートキャンプ場や、ガススタンドでも処理させて貰える事もあるので、くるま旅するエリアで事前のチェックが必要ですね。
ダンプステーションサイトもあるので、ここからもチェックできます。
RVパークやオートキャンプ場などにダンプステーションが設置され始めているといっても、まだまだ数は少ないのが現状です。また、ガススタンドでも、給油時に給水や排水桝に排水をさせていただけるところもありますが、気持ちよく対応してくれるガソリンスタンドに巡り合えるかは、運次第? なところもあります。でも以前に比べるとその環境は改善されつつありますので、ゾンビの様なバッドマナーズには絶対にならずに、くるま旅を楽しみましょう。そう、この手の処理は「簡単には水に流せないお話」なんですね。
*くるま旅サイト(https://www.kurumatabi.com/)
*ダンプステーションサイト(https://dumpstations.jp/)
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