現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > まさかの「前後2人乗り」の軽!? 助手席なし&斬新シフト採用のホンダ新型「軽商用車」登場へ! 新型「N-VAN e:」何がスゴい?

ここから本文です

まさかの「前後2人乗り」の軽!? 助手席なし&斬新シフト採用のホンダ新型「軽商用車」登場へ! 新型「N-VAN e:」何がスゴい?

掲載 更新 33
まさかの「前後2人乗り」の軽!? 助手席なし&斬新シフト採用のホンダ新型「軽商用車」登場へ! 新型「N-VAN e:」何がスゴい?

■前後2人乗りの斬新仕様も設定

 ホンダは、新型軽商用電気自動車(EV)の「N-VAN e:(エヌバン イー)」を2024年春に発売する予定です。
 
 同社は、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、日本国内の四輪車販売において、2030年にハイブリッド車を含めて100%電動車とすることを目指しており、環境負荷低減の観点で企業の電動化に対するニーズが非常に高いことから、軽商用EVを皮切りにEV展開を本格スタートさせます。

【画像】「えっ…!」 これがホンダの「前後2人乗り」軽自動車です(36枚)

 新型N-VAN e:は軽商用車「N-VAN」をベースにしたEVです。

 外観の基本デザインは共通ですが、EVならではともいえるグリルレスのフロントマスクとし、エンジン搭載車のようにラジエーターを走行風で冷やす必要がないため、フロントのナンバープレートを中央に配置しました。

 なお、N-VAN e:のフロントグリルは、使用済みのクルマのバンパーをリサイクルした素材を使用し、ホンダの循環型社会への姿勢を示したといいます。

 内装はエアコンやシフトパネル、収納トレー、充電用USB端子などをドライバー側に近づけて、より使い勝手を向上。

 シフトは、最近のホンダの2モーターハイブリッドモデル「e:HEV」にも採用されるボタン式が採用されたほか、新型「N-BOX」と同じく、2本スポークのハンドルを装着した、クリーンなコクピットを実現しています。

 また、新型N-VAN e:に搭載されるパワーユニットは小型化と薄型化が図られ、N-VANの強みである低床かつ運転席以外がすべてフラットになる広大な荷室を継承しました。

 ラインナップは、ベーシックな「e:L4」、最上級モデルの「e:FUN」、ビジネス用途に特化した「e:L2」の3タイプを用意。

 いずれも衝突被害軽減ブレーキ「CMBS」や前席サイド・カーテンエアバッグなどの安全装備、フルオートエアコン、運転席シートヒーターなどを装備しています。

 e:L4とe:FUNでは、N-VANと同じく、格納可能な助手席とリアシートを完備しているのですが、ビジネス用途のe:L2は、運転席とその後方のリアシートのみを備えた前後2人乗りの2シーターという斬新なレイアウトを採用。

 助手席とその後方のリアシートを省き、さらなる低床化によってより多くの荷物を積載することが可能となっています。

 このe:L2はサブスクサービス「Honda ON」で購入することができます。

 新型N-VAN e:の航続可能距離は210km以上を目標値としているといい、配達業務などで一日中走ったときに必要とされる距離に対応するもの。

 加えて、EVならではのスムーズでトルクフルな加速や、低振動、低騒音といった特徴も、早朝や深夜の業務で大きなメリットとなります。

 充電は6kWの普通充電に対応するほか、タイプによっては急速充電も可能。充電口はフロントグリルに設けられています。

 また車外への給電もでき、合計1500Wまでの電化製品が使用可能。ビジネスユースだけではなく、個人ユースでアウトドアなどのレジャーなどでも活躍するでしょう。

 なお、最上級グレードのe:FUNはアイボリーの内装色を採用した明るいインテリアとしたほか、フルLEDヘッドライトやリアシートヘッドレスト、急速充電ポートなど、個人ユースを想定して豪華なアイテムが標準装備されます。

※ ※ ※

 2022年12月7日に、ホンダは軽バン「N-VAN」をベースとした新型軽商用EV(電気自動車)を2024年春に発売することを明らかにしており、そのときにガソリン車のN-VAN同等の価格となる100万円台から用意とアナウンスしていました。

 新型N-VAN e:の実際の販売価格は今後発表される予定ですが、戦略的な価格で購入できる軽商用EVとして期待がかかります。

こんな記事も読まれています

VWの小型セダン『ジェッタ』に改良新型、6月25日に米国デビューへ
VWの小型セダン『ジェッタ』に改良新型、6月25日に米国デビューへ
レスポンス
ベンツは「ほとんど変えずに洗練させる」困難な仕事をやってのけた しかし…… Gクラス試乗【テリー伊藤のお笑い自動車研究所】
ベンツは「ほとんど変えずに洗練させる」困難な仕事をやってのけた しかし…… Gクラス試乗【テリー伊藤のお笑い自動車研究所】
ベストカーWeb
【日本限定30台】メルセデス・マイバッハ特別限定モデル「S 580ナイトエディション」登場! 価格は4400万円。メルセデス ミーで展示中です
【日本限定30台】メルセデス・マイバッハ特別限定モデル「S 580ナイトエディション」登場! 価格は4400万円。メルセデス ミーで展示中です
Auto Messe Web
自動車業界の平均年収ランキング、1位はトヨタで「895.4万円」…SalesNowがトップ10公開
自動車業界の平均年収ランキング、1位はトヨタで「895.4万円」…SalesNowがトップ10公開
レスポンス
スバル新型「スポーツ“セダン”」公開! MT採用&パフォーマンス重視設定がイイ! 羨ましすぎる水平対向エンジン搭載モデル! 米に登場の「WRX tS」はどんなクルマとは
スバル新型「スポーツ“セダン”」公開! MT採用&パフォーマンス重視設定がイイ! 羨ましすぎる水平対向エンジン搭載モデル! 米に登場の「WRX tS」はどんなクルマとは
くるまのニュース
【角田裕毅F1第10戦分析】リヤウイングが一因か。セットアップを最適化できないまま戦い、アンダーステアに苦しみ19位
【角田裕毅F1第10戦分析】リヤウイングが一因か。セットアップを最適化できないまま戦い、アンダーステアに苦しみ19位
AUTOSPORT web
【ポイントランキング】2024スーパーフォーミュラ第3戦SUGO終了時点
【ポイントランキング】2024スーパーフォーミュラ第3戦SUGO終了時点
AUTOSPORT web
トヨタ『ランドクルーザー300』の警備・防衛車両向け、デュアルオルタネーターで電源確保…米APSが発表
トヨタ『ランドクルーザー300』の警備・防衛車両向け、デュアルオルタネーターで電源確保…米APSが発表
レスポンス
山頂キャンプ・グランピングが楽しめる「OZE-HOSHISORA GLAMPING&CAMP RESORT」2024シーズンの営業がスタート!
山頂キャンプ・グランピングが楽しめる「OZE-HOSHISORA GLAMPING&CAMP RESORT」2024シーズンの営業がスタート!
バイクブロス
「ガソリンスタンドの屋根」が“平ら”なのはなぜ? 雨や雪が降ったらどうなる? 屋根に隠された驚きの「工夫」とは
「ガソリンスタンドの屋根」が“平ら”なのはなぜ? 雨や雪が降ったらどうなる? 屋根に隠された驚きの「工夫」とは
くるまのニュース
スタバのドリンクが飲みたいぞ! ラーメン食べたい! 失敗しないSA・PA選びは「スマホアプリ」の活用が正解だった
スタバのドリンクが飲みたいぞ! ラーメン食べたい! 失敗しないSA・PA選びは「スマホアプリ」の活用が正解だった
WEB CARTOP
東京アウトドアショー2024が開催! NEWS小山氏の愛車やランクル特別展示も
東京アウトドアショー2024が開催! NEWS小山氏の愛車やランクル特別展示も
くるくら
驚速パロウが大荒れのレースを制す。ポール・トゥ・ウインで今季2勝目/インディカー第8戦ラグナ・セカ
驚速パロウが大荒れのレースを制す。ポール・トゥ・ウインで今季2勝目/インディカー第8戦ラグナ・セカ
AUTOSPORT web
勝者フェルスタッペン「早々にラッセルを抜いたことが鍵。マクラーレンほど強くなかったが、全員でベストな仕事をした」
勝者フェルスタッペン「早々にラッセルを抜いたことが鍵。マクラーレンほど強くなかったが、全員でベストな仕事をした」
AUTOSPORT web
カツデンのスチール製カーハウス「CARKUREGA」の問い合わせが累計500件を突破
カツデンのスチール製カーハウス「CARKUREGA」の問い合わせが累計500件を突破
レスポンス
115万円から! 日産「新型コンパクトSUV」発表! 日産“唯一”の生き残りマシン! MTあり&全長4m以下の「新GEZA」インドで登場
115万円から! 日産「新型コンパクトSUV」発表! 日産“唯一”の生き残りマシン! MTあり&全長4m以下の「新GEZA」インドで登場
くるまのニュース
ロングランやタイヤの耐久テストなどテスト項目満載なのが耐久レース!! EWC第2戦 スパ8時間レース レーシングライダー大久保光のレースレポート
ロングランやタイヤの耐久テストなどテスト項目満載なのが耐久レース!! EWC第2戦 スパ8時間レース レーシングライダー大久保光のレースレポート
バイクのニュース
リレーアタック対策は100均グッズでできる? 色んなもので実験してみた。
リレーアタック対策は100均グッズでできる? 色んなもので実験してみた。
くるくら

みんなのコメント

33件
  • ike********
    >100万円台から用意
    100万円台というか、200万円を切る価格というのが近いかと
  • kbg********
    仕事で乗る人は一人で乗ることがほとんどなのでエマージェンシー的なシートという事だろう。
    常時二人乗りなら他の車種を選べばよい。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

136.5201.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

37.0289.0万円

中古車を検索
N-VANの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

136.5201.6万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

37.0289.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村