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一般人には意味不明の行動……いやもはや奇行! クルマ好きがついついやってしまう鉄板行為

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一般人には意味不明の行動……いやもはや奇行! クルマ好きがついついやってしまう鉄板行為

 この記事をまとめると

■クルマ好きがやりがちなまわりから理解を得られない代表的な行動を紹介

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■愛車をさまざまな角度で何度も眺めたり、愛車を見ながら食事を摂る行為は鉄板だ

■カスタムやチューニングをする際に身の丈以上にお金を使い始めたら要注意だ

 クルマ好き同士にしか理解されない奇行

 女性の洋服の買い物に付き合うと、かかる時間の長さに驚愕する場合が多い。たとえば筆者が何らかのセーターなりコートなりを買うとしたら、「ユニクロまたは洋品店へ行く→いくつかの品を手に取る→そのうちひとつを選ぶ→会計を済ませる→店外に出る」という感じとなるため、店舗での滞在時間はおよそ5分から10分といったところだ。長くても15分ぐらいだろうか。

 だが、女性がセーターなりコートなりを買いに行くのに付き合うと──いまさらご説明するまでもないとは思うが、店舗から店舗へとひたすら渡り歩き、あれでもないこれでもないと品を選び続けることになる。かかる時間は最低でも1時間、最長で5時間ぐらいだろうか。個人的にはまったくもって理解不能である。

 だが、「理解不能」なのはお互いさまで、いわゆるクルマ好きの男性である筆者が日頃取っている行動の多くについて、彼女らは逆に「意味わかんない……」と思うはずだ。

 たとえば──いきなりの私事で恐縮だが──筆者が住まう集合住宅で朝などにゴミを出す場合、住宅1階の集合玄関を出て、ゴミ集積所までの約50mを徒歩で直進するのが一番である。いや一番というか、基本的にはそれ以外の選択肢はない。

 だが筆者は、つい先日納車となったスバル・レヴォーグSTIスポーツR Black Interior Selectionの姿を見て「……やっぱイイな」としみじみしたいがために、両手にゴミ袋を持ったまま急な階段を上り、やや高い場所にある駐車場に置かれている愛車を眺めながら、かなりの遠まわりをしてゴミ集積所まで赴く。

 で、もはやご想像どおりというかなんというか、帰りもやはりレヴォーグを眺めるために遠まわりをするのだ。幸いにしてそういった姿をまだ家人には見られていないはずだが、もしも発覚したら離縁されるかもしれない。

 俺の愛車はやっぱり格好いい!

 しかし、このような「クルマ好きがついやってしまう行動」は、もちろんこれだけではない。

 代表的なのは、「渋滞中や信号待ちの間、店舗などのガラス壁に映る愛車の姿をまじまじと見つめて『やっぱ俺のクルマ、シブいな……』と思う」という行動だろうか。もしかしたら助手席の同乗者は、道行く女性の脚などを見て鼻の下を伸ばしているのでは? と思っているかもしれないが、あいにくこちとらそんなモノは見ていないのである。

 ただただ愛車を見つめているだけなのだ。おそらく、非クルマ好きな各位には理解不能な行動だろう。「女性の脚を見ている」というほうが、まだ一般的な理解の範疇にあるのかもしれない。

 そのほかには「クルマを駐車枠に入れたあと、気が済むまで遠目で眺め続ける」というのもありそうだ。

 GR86でもスバル・レヴォーグでも、あるいはBMWでもなんでもいいのだが、イオンなどの駐車場に自車を停め、キーをロックしたのちに店舗入口へと向かうひとりの男性。だが向かったと思えば立ち止まり、振り返って愛車を眺めている。で、何やらひとつ「うむ」などとうなずいて、再び店舗入口へと向かう。しかし彼はまた立ち止まり、振り返る。……どうしたのだろうか? 「そういえば俺、鍵かけたっけ?」とか思っているのか?

 違う。彼はただただ気が済むまで愛車の姿を遠目で眺め、「やっぱシブいな、俺のクルマ……」と、しみじみしているだけなのだ。理解不能であるとは思うが、同行のご家族などは、どうか「おとうさん、早くして!」などと急かさないでやってほしい。

 このほか、筆者はあまりやらないが、レストランなどで「店内から愛車が見える位置の駐車枠にクルマを入れ、飯を食う」という意味不明な行為をしているクルマ好き各位もいるだろう。とにかく見ていたいし、いたずらやドアパンチなどを行う不逞の輩から愛車を守りたいとも思っているのだ。どうかそっとしておいてあげてください。

 ここまで紹介したいくつかの奇怪な行動は、それでもまだギリギリ一般人の理解の範疇にあるはずであり、他人に迷惑をかける類のものでもない。それゆえ、筆者自身のことを含めて「見かけても、どうか見て見ぬふりをしてあげてください」というのが、クルマ好きではない各位への切なる願いだ。

 だが、より症状が進行して「クルマに(内心ではなくリアルに)話しかける」「金などないはずなのにアフターパーツを買いまくる」などの猟奇的な行動を取り始めたら……しかるべき機関に相談を持ちかけるべきタイミングなのかもしれない。そのあたりはケース・バイ・ケースで、慎重に観察とご判断をいただけたならば幸いだ。

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