現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > 飛ばさなくても走ってる感満点って最高じゃないか! 街乗り法定速度遵守なのに楽しすぎるクルマ5選

ここから本文です

飛ばさなくても走ってる感満点って最高じゃないか! 街乗り法定速度遵守なのに楽しすぎるクルマ5選

掲載 45
飛ばさなくても走ってる感満点って最高じゃないか! 街乗り法定速度遵守なのに楽しすぎるクルマ5選

 この記事をまとめると

■街なかを法定速度くらいで走っても楽しいクルマをピックアップ

一見鈍足なのにエンジンは強烈! スポーツカーをぶっちぎれる異端のクルマ5選

■唯一無二のクルマはキャラが濃いだけに特別な時間を演出してくれることが多い

■コンパクトカーは維持管理が簡単なのも魅力だ

 まったりドライブが特別な時間になるクルマとは

 みんな同様に「走って楽しいクルマ」って言うけど、それって「かなりぶっ飛ばしてるってことでしょ?」と、思うことってありませんか? サーキットにでも行かない限り、日本の道で出してもいい速度は最高120km/h。普通の街なかなら、少し大きな幹線道路でも50~60km/h程度の制限速度がほとんどです。

 でも、それくらいの速度で走っても、楽しいクルマというのは存在します。今回は、ぶっ飛ばさなくても十分に楽しめるクルマたちをご紹介したいと思います。

 1台目は、街乗りで楽しめるクルマの代表格といっていい、マツダ・ロードスター。

 1989年に初代が登場してから、現行モデルで4代目となった、日本が誇るライトウエイト・オープンスポーツカーです。3代目は衝突安全性や乗り心地の上質感など多くの要求に応えようとしたために、ちょっと大きく重いクルマになってしまったのですが、そこからまた原点回帰を遂げたのが現行モデル。

 とくにマイナーチェンジで設定された「990S」というグレードは、無駄なモノを省き、バネ下重量などをさらに抑えて、初代の頃のような軽やかさと素直なハンドリングを実現しています。

 それだけに、発進から40km/hくらいまで加速しただけで、もう「楽しい!」と思えるほど。ルーフを開ければオープンエアの楽しさも加わります。

 2台目は、小さくてかわいいデザインが女性にもウケている、ホンダの電気自動車であるHonda e。

 大きな液晶パネルをふたつ並列にした未来的なインパネでは、熱帯魚にエサをあげることができたり、ちょっとした遊び心もホンダらしいところです。

 全長4mを切るコンパクトなボディに、50Ahのリチウムイオンバッテリーを搭載し、一充電での航続距離は最大283km。短距離~中距離のドライブ向けのEVになりますが、なんと、駆動方式がRRというのが面白いところ。開発当初はFFで考えていたそうなのですが、走り込みのテストを重ねていくうちに、RRのほうがしっくりくると気づき、変更したのだそう。

 そのおかげで、小まわり性能がとてもいいのです。狭い街なかをスイスイ走る楽しさはもちろん、クネクネとした山道なんてもう楽しくて夢中になっちゃうほどですよ。

 小まわりが利くクルマは普段の買い物も特別な道になる

 3台目は、軽自動車のオープンスポーツカーとして、2代目となっているダイハツ・コペン。

 大きな特徴は、着脱式の外板パネルを採用した「着せ替え」可能なデザインだというところ。現在はローブ、エクスプレイ、セロという3つの異なるキャラクターのデザインがあり、通常はソフトトップ。数量限定でしたがハードルーフを備えたセロも販売されていました。

 そして、最新モデルとしては、トヨタでも販売されているGRコペンがあり、ボディ補強や専用のフロントフェイスを採用したスポーティなモデルとなっています。

 でも、通常のコペンでも走りはとても熟成されていて、キビキビと楽しいもの。体感速度が高いので、街なかのカーブでもけっこうドキドキできるのです。

 高速道路やワインディングでも、制限速度を出せば十分。体感的にはもっと出している感覚が味わえるので楽しめます。

 4台目は、パリの街なかをガンガン走りまわるために、RRレイアウトを採用して登場したルノー・トゥインゴ。

 見た目はとってもキュートなデザインなので、走りもかわいいのかと思いきや、搭載される0.9リッターターボエンジンは街なかでもめいっぱい頑張ってる感があって、思わず笑いがこぼれるほどに元気いっぱい。

 クランクのような道もクルクルとコマネズミのようにすり抜けていくサマは、スリル満点。

 ルーフ一面が開くキャンバストップもあって、それならなおさら、まったく飛ばさなくても楽しいドライブが味わえます。

 5台目は、フィアット500をベースに、迫力のエアロパーツでちょっとスポーティな雰囲気となっている、アバルト595。エンジンもアバルト専用の1.4リッター4気筒ガソリンターボを搭載し、145馬力の595、165馬力の ツーリズモ、最高の180馬力となるコンペティツィオーネがラインアップされています。

 595とコンペティツィオーネは5速MTがあって、それならなお街なかでも楽しいモデル。

 エンジンをスタートした瞬間から、見た目とはまったくイメージの異なる低音が響き、それだけでもう「おぉ!」とテンションが上がるはず。そして走り出せば、想像以上にガッシリとしたボディの剛性感と接地感にびっくりし、鋭くも的確なハンドリングに感心することでしょう。

 それもそのはず、アバルトのエンブレムに書かれているサソリは猛毒を持つ生き物。かつて、サーキットで数々の大排気量車を打ち負かし、栄冠を手に入れてきた伝説のチューナー、アバルトおじさんのDNAは今も受け継げれていることを実感するはずです。

 ということで、街なかでも、法定速度内で走っても、とっても楽しいクルマたちをご紹介しました。普段のアシにするにはちょっと個性的なクルマばかりですが、毎日が豊かになることは間違いなさそうですね。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油7円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

日産 [アリア]って実は完成度高すぎる[クルマ]じゃない?
日産 [アリア]って実は完成度高すぎる[クルマ]じゃない?
ベストカーWeb
こんなクルマよく売ったな!! 【愛すべき日本の珍車と珍技術】もう二度と作ることができない限定400台[インプレッサ22B-STiバージョン]はいまや3000万円以上!!!!
こんなクルマよく売ったな!! 【愛すべき日本の珍車と珍技術】もう二度と作ることができない限定400台[インプレッサ22B-STiバージョン]はいまや3000万円以上!!!!
ベストカーWeb
佐藤万璃音を擁してWEC・LMGT3に参戦するユナイテッドAS、マクラーレン720S GT3エボの新リバリー発表
佐藤万璃音を擁してWEC・LMGT3に参戦するユナイテッドAS、マクラーレン720S GT3エボの新リバリー発表
AUTOSPORT web
【詳細データテスト】プジョー5008 経済性は良好 走りと快適性は及第点 実用性や居住性は不満も
【詳細データテスト】プジョー5008 経済性は良好 走りと快適性は及第点 実用性や居住性は不満も
AUTOCAR JAPAN
「スーパーフォーミュラしかない!」念願かなったルーキーたちの課題は。2レース制増も影響か
「スーパーフォーミュラしかない!」念願かなったルーキーたちの課題は。2レース制増も影響か
AUTOSPORT web
こ、これアウトランダーじゃね!? 決算説明から見えた[日産PHEV第1号車]は三菱からのOEMか?
こ、これアウトランダーじゃね!? 決算説明から見えた[日産PHEV第1号車]は三菱からのOEMか?
ベストカーWeb
日産「フェアレディZ」にワゴンが登場!?  実は「ステージア」ベースで「リーフ」リアゲートを移植…車検をとって公道走行可能なカスタムカーでした
日産「フェアレディZ」にワゴンが登場!? 実は「ステージア」ベースで「リーフ」リアゲートを移植…車検をとって公道走行可能なカスタムカーでした
Auto Messe Web
実はサーキットより面白い? 本気のオフロード走行のススメ SUV人気の裏にある魅力
実はサーキットより面白い? 本気のオフロード走行のススメ SUV人気の裏にある魅力
AUTOCAR JAPAN
「オートモビリア」って、なに? ミニカーや古本などがずらりと並んだ「アミューズメントゾーン」にはキャンギャルも登場して熱気に包まれてました
「オートモビリア」って、なに? ミニカーや古本などがずらりと並んだ「アミューズメントゾーン」にはキャンギャルも登場して熱気に包まれてました
Auto Messe Web
「これが売れなかったら四輪撤退…」→超ロングセラーに! 世界の「シビック」を生んだ“妙な納得感のある理論”とは
「これが売れなかったら四輪撤退…」→超ロングセラーに! 世界の「シビック」を生んだ“妙な納得感のある理論”とは
乗りものニュース
沼にハマる 『レトロモビル2025』でフランス車の魅力に迫る 高い技術力と芸術的デザインの融合
沼にハマる 『レトロモビル2025』でフランス車の魅力に迫る 高い技術力と芸術的デザインの融合
AUTOCAR JAPAN
トヨタ「86」&スバル「BRZ」用クラッチは「歯打ち音」を低減!「ヤリス」用は半クラが扱いやすい…待望のアイテムが「小倉クラッチ」からリリース!
トヨタ「86」&スバル「BRZ」用クラッチは「歯打ち音」を低減!「ヤリス」用は半クラが扱いやすい…待望のアイテムが「小倉クラッチ」からリリース!
Auto Messe Web
帽子を焦がしたレーシングシャシー ブガッティ・タイプ57 S コルシカ(1) バラバラからの再生
帽子を焦がしたレーシングシャシー ブガッティ・タイプ57 S コルシカ(1) バラバラからの再生
AUTOCAR JAPAN
先端の「クマ」も再現 ブガッティ・タイプ57 S コルシカ(2) 受賞多数のオープンボディ
先端の「クマ」も再現 ブガッティ・タイプ57 S コルシカ(2) 受賞多数のオープンボディ
AUTOCAR JAPAN
トヨタ勝田貴元、惜しくも優勝逃す2位フィニッシュ……3.8秒差で僚友エバンスに軍配|WRCラリー・スウェーデン
トヨタ勝田貴元、惜しくも優勝逃す2位フィニッシュ……3.8秒差で僚友エバンスに軍配|WRCラリー・スウェーデン
motorsport.com 日本版
スズキの超ハイルーフ「本格SUV」に期待大!「ジムニー」超える“悪路走破性”に「まるで軍用車!?」な斬新デザイン採用! 日常から“アウトドア”まで大活躍の「エックスヘッド」コンセプトがカッコイイ!
スズキの超ハイルーフ「本格SUV」に期待大!「ジムニー」超える“悪路走破性”に「まるで軍用車!?」な斬新デザイン採用! 日常から“アウトドア”まで大活躍の「エックスヘッド」コンセプトがカッコイイ!
くるまのニュース
10トン超えのバッテリーを搭載して航続距離500km……ってホントにエコ? 大型トラックはBEVよりもFCVのほうが最適解
10トン超えのバッテリーを搭載して航続距離500km……ってホントにエコ? 大型トラックはBEVよりもFCVのほうが最適解
WEB CARTOP
被災3年…ついに架設スタート! 阿武隈川を渡る国道399号“軽くなる”新しい橋の姿は?
被災3年…ついに架設スタート! 阿武隈川を渡る国道399号“軽くなる”新しい橋の姿は?
乗りものニュース

みんなのコメント

45件
  • この5台はうまくセレクトしていると思う。
    パワーとか速さとか、狭い日本を走るにはどうでもいい。
    要は運転していて楽しいか、気持ちいいか。
    この5台は試乗も含め全て運転したが、いずれも走り出した瞬間から頬が緩む車であるのは間違いない。
  • 純粋に楽しい車が徐々に減っていってつまらない世の中になるなぁ
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村