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なぜこうなった? トヨタお洒落「86」 クール過ぎる謎の「86“style Cb”」とはどんなクルマ?

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なぜこうなった? トヨタお洒落「86」 クール過ぎる謎の「86“style Cb”」とはどんなクルマ?

■クールな86の正体とは

 トヨタは2代目となる新型「GR86」の発売を2021年秋に予定しています。
 
 86は初代、2代目共にスポーツカーとして「走る楽しさ」を追求したモデルですが、かつてお洒落過ぎる特別仕様車「86“style Cb”」が存在しました。

【画像】これが86かよ! もはや別人のクールな86の内外装を見る!(55枚)

 2012年に登場した初代86は、ドライバーの感覚ひとつでいかようにも取り回せる「手の内感」や操る楽しさを体感できる「直感ハンドリングFR」をコンセプトに、世界初の「水平対向・D-4S」パワーユニットをフロントミッドシップに搭載したモデルです。

 世界唯一の水平対向エンジン・超低重心(重心高460mm)FRパッケージを採用することにより、従来のスポーツカーとは別次元の走りの楽しさを追求。

 また、新開発の水平対向・D-4Sエンジンは、最高出力200馬力(後期型MT車は207馬力)を発揮するとともに、空力性能にも優れたフォルムや軽量化(車両重量1190kg/RC)。

 発売当初のグレード体系は、標準グレード「G」、上級グレード「GT」、「GT“Limited”」、レースベース車「RC」をラインナップしていました。

 その後、2015年4月に発売された一部改良モデルでは、電動パワーステアリングの特性を変更し、ボディ剛性を強化するなど、より軽快で自然なステアリングフィールとし、乗り心地もより向上させています。

 この際、内外装を独自のスタイルにアレンジしたカスタマイズカーとして86“style Cb”が新設定され4月23日から発売されました。

 86“style Cb”は、「Cool beauty(クールな美しさ)」を意味し、走る楽しさを追求した86の基本性能はそのままに、ファッションセンスを重視するユーザーをターゲットとし、クールで都会的な雰囲気にカスタマイズして誕生。

 GTグレードをベースに、ノーズをのびやかに延長した専用フロントバンパー&フロントグリル、楕円形の金属調ベゼルを縁取った専用オーバル形ヘッドランプを採用しています。

 さらに、横バー基調のフロントグリルから続く専用LEDフロントターン&クリアランスランプを装備し、ベース車とは異なる上品でクラシカルな意匠を実現しました。

 フェンダー部には、夜間走行で個性が際立つトリプルフィンのLEDイルミネーションを採用し、先進性を備えたスタイリッシュな86を表現。

 また、後方をよりのびやかに表現したリアスポイラーはオプションで設定されていました。

 ボディカラーには、86“style Cb”の世界観をさらに高めるニュアンスベージュ(ロア部)×デミタスブラウン(アッパー部)の専用プレミアムツートーンペイント(オプション)を設定しています。

 内装では、“Cb”エンブレム付専用高級本革巻きステアリングホイール、新意匠のアナログホワイトメーター、インストルメントパネルに黒檀木目調インテリアパネルを採用するなど上質な室内空間となっていました。

 当時の86は、248万8909円から317万3237円だったのに対して、86“style Cb”は418万582円から426万3055円と高価格となっていました。

 発売当時のSNSでは、「かっこいいー」、「これはいいなー」、「素晴らしい!」、「アストンマーティンみたい」、「カッコいいけど、高い」、「街中でみたら激レア」などという声がありました。

 2021年8月現在、中古車サイトなどでは8台の個体が存在し、そのほとんどは200万円台半ばで流通しています。

 街中で遭遇すれば二度見すること必至の86“style Cb”ですが、個性を発揮するには最適な1台です。

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みんなのコメント

9件
  • 全然街中で見かけなかったモデル。
    フロントとリアのバランスが悪すぎる。
    テールライト周りもフロントに合わせた方が良かったと思われる。
  • オシャレ過ぎるとは思わんが、スポーツカーによくあるいきった顔よりはいいと思う、あとリアも変えた方がいい
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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