スバルが東京オートサロン2023の会場で2023年のスーパーGT、GT300クラスの参戦体制を発表。前年までと同じチーム体制で、王座奪還を目指すと誓った。
2022年の#61 SUBARU BRZ R&D SPORTは、最終戦までタイトル獲得の可能性も残していたものの、その最終戦で痛恨の無得点。同じく無得点に終わった#56 リアライズ日産メカニックチャレンジ GT-Rを逆転することができず、僅か2.5ポイント差で涙を呑んだ。2021年からの連覇はならなかったのだ。
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ただ予選では圧倒的な強さを見せた61号車。2回の鈴鹿戦と最終戦もてぎを除く5戦は全てフロントロウ……そのうち4回はポールポジションである。しかしそれでも勝利の女神は微笑まず、タイトルを逃した。
そんなスバルBRZにとって2023年は、タイトル奪還を目指す重要な1年。東京オートサロンでの発表によれば、2022年と同じ体制でシーズンに挑むという。
チーム総監督は小澤正弘、チーム運営は「R&D SPORT」が担当し、R&D SPORTの澤田稔が監督を務める。またドライバーは今季も井口卓人と山内英輝のコンビである。
2023年からのスーパーGTは、カーボンニュートラル燃料の使用が義務付けられることになる。スバルはこれに向け、カーボンニュートラル燃料に対応したエンジンの開発を進めているという。またスバル伝統の水平対向エンジンの信頼性向上、空力性能向上、コーナリング性能の向上にも取り組む予定だと言う。これにより「環境性能と走行性能を併せ持つ強いSUBARU BRZで王座奪還を目指す」と、宣言された。
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