■6年ぶりのフルモデルチェンジ
スバル北米法人は、2024年3月29日から4月7日まで開催の「ニューヨーク国際オートショー」で「フォレスター」の新型モデルを展示しています。
6代目フォレスターは、まだ日本では展開されていないモデルですが、一体どのようなクルマなのでしょうか。
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フォレスターは、初代モデルが1997年に誕生したミドルサイズSUVです。米国では累計260万台以上を販売しており、スバルのグローバルな中核車種に成長しています。
今回公開された新型フォレスターは、昨年11月に発表された6年ぶりの全面刷新を迎えた、6代目モデルとなります。「ロサンゼルスオートショー2023」で世界初公開となり、世間を賑わせました。
この6代目フォレスターは、優れた運動性能や先進的な安全装備、使い勝手の良いユーティリティなど、機能性と実用性をパワーアップ。初代からの「日常から非日常まで使える」SUVというコンセプトを受け継ぎ、ますますの進化を果たしました。
外観は、頑丈さが伝わる存在感の高いデザインで、大胆な大型グリルは上部のラインがヘッドランプと繋がる特徴的な造形です。
リヤビューは、リヤゲートの傾斜を抑えることでキャビンと荷室の空間の広さを主張。左右のテールライトは横一文字型に繋がる形状で、昨今のトレンドに則りつつワイド感を強調しました。
内装はインパネやシフト周りを中心に、SUVらしい頑丈さと安心感を表現。機能を集約させた11.6インチセンターインフォメーションディスプレイをインテリアの中央に配置し、実用性と利便性を高めています。
パワーユニットは2.5リッター水平対向4気筒エンジンに、四輪の駆動力の制御を最適化したAWDの組み合わせ。最高出力180馬力・最大トルク178lb-ftを発揮します。
さらに走行環境によって最適な制御を行う「X-MODE」が採用され、2ピニオン電動パワーステアリングや電動ブレーキブースター、そしてフルインナーフレーム構造のボディとなっています。
さらに来年には、次世代ハイブリッドシステムを搭載した「フォレスター ハイブリッド」も追って投入される予定となっています。
アルミホイールは19インチで、リヤバンパー下に足を入れて自動開閉するバックドア、さらに開閉式のパノラミック・ムーンルーフなどのエッセンスもあります。
安全性能では、ステレオカメラと単眼広角カメラを併用する「3眼式」のアイサイトを新採用。プリクラッシュブレーキで対応できるシチュエーションを拡大し、歴代で最高の性能を実現しました。
米国市場における導入予定は、2024年春以降となっています。なお、新型6代目「フォレスター」の日本展開は、今のところ明らかになっていません。
※ ※ ※
ニューヨーク国際オートショー2024では、スバルはフォレスター以外にも「レガシィ」など様々な車両を展示していました。
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