Monster Energy Honda Teamのチーム力が際立ったダカールラリー
2024年1月5日からスタートしたダカールラリー2024は、サウジアラビアを横断する総走行距離7967kmで行われ、Monster Energy Honda Teamのリッキー・ブラベック選手が、終始安定した走行で2020年以来自身2度目となる総合優勝を飾りました。
ダカールラリー前半の週で好位置につけたブラベック選手は、48時間クロノステージで総合首位に立ち、ステージ7では2位のHero Motosports Team Rallyのロス・ブランチ選手に1秒差まで詰められながらも、後ろを振り返ることなく、11分近くの差をつけてダカールラリー2024の勝利をつかみ取りました。
ブラベック選手はラリーを通して落ち着いた走りを見せ、自身が持つ10度のステージ優勝にさらに1勝を加え、2024年世界ラリーレイド選手権の第1戦をランキングトップで終えています。
9度目のダカールラリー挑戦となったエイドリアン・ヴァン・ベバレン選手は、48時間クロノステージで激闘の末に勝利を挙げるなどの好成績を収め、ここ数年遠ざかっていた表彰台を獲得。砂地を得意とするヴァン・ベバレン選手はダカールラリー後半の2週目でリズムをつかみ、ブランチ選手とチームメートのホセ・イグナシオ・コルネホ選手との表彰台争いを繰り広げます。ステージ11ではラクダと接触しかけるハプニングがありながらも、最後まで2位争いに全力を尽くしました。
「ナチョ」の愛称で知られるコルネホ選手は、自身のキャリアのなかでも最高のパフォーマンスを見せました。序盤から上位で戦い、3度のステージ勝利を挙げ、表彰台獲得を目指して戦いましたが、ステージ11で燃料ポンプのトラブルに見舞われてしまったため、本来の実力が反映された結果とはならなかったものの、総合6位を獲得しています。
ベテランのパブロ・キンタニラ選手はダカールラリーで2度の2位表彰台を獲得した経験があり、12度目のダカールラリーで勝利を挙げるために奮闘しましたが、48時間クロノステージの初日に燃料不足に見舞われ総合11位と残念な結果になりましたが、チームメートを支えることに尽力したキンタニラ選手は、世界ラリーレイド選手権の貴重なポイントを獲得しています。
■Monster Energy Honda Team リッキー・ブラベック選手(自身2度目の総合優勝)
今シーズンのスタートを優勝で飾ることができてとてもうれしいです。ラリーはもちろんですが、ライダー同士の競争もタフでした。ブランチ選手や、チームメートたちとの争いで油断はできませんでしたが、みんながそれぞれ全力で最後まで戦い続けた2週間だったと思います。無事に戻ってくることができて本当にうれしいです。今年は例年と少し違っていて、とてもタフだった分、より多くを学んだ気がします。
2020年に優勝したときは最初から大きな差がありましたが、今年はブランチ選手とほんの数秒の差を3日間争ったほどの接戦でした。3位のヴァン・ベバレン選手との差は11分ほどだったと思いますが、このラリーではさほど大きな差ではないので、接戦だったと言えるでしょう。
ラリー中は2日ほど、いいプッシュができた日がありました。ステージ11は優勝争いをしていたブランチ選手が私の18分後にスタートしたので、追いつかれると逆転されてしまう状況でした。タフなステージでしたが、集中力を切らさずにゴールにたどり着けたし、タイムもそこまで落とさずに終えることができました。
2週間すばらしい仕事をしてくれたチームにとってもうれしい結果になりました。これからはゼッケン9がラッキーナンバーになりそうです。
■Monster Energy Honda Team エイドリアン・ヴァン・ベバレン選手(総合3位)
ここ数年はクラッシュなど苦戦してきましたが、ついにダカールラリーの表彰台を獲得することができて最高の気分です。最後まで戦い抜いた結果3位となりましたが、優勝争いもできていたので、夢へとさらに一歩近づくことができました。表彰台獲得の一歩は、優勝という私の夢への一歩なのです。
■Monster Energy Honda Team ホセ・イグナシオ・コルネホ選手(総合6位)
ダカールラリーを無事に終えることができましたが、いい瞬間もあれば昨日のトラブルもあり、ジェットコースターのように感情が交錯する2週間でした。でも、これがレースというものですし、ブラベック選手の優勝もヴァン・ベバレン選手の表彰台もうれしい結果になりました。多くのステージ優勝を挙げて、多くのステージで道を切り開き、これまでの努力が報われて、チームとして本当にすばらしい結果になりました。
■Monster Energy Honda Team パブロ・キンタニラ選手(総合11位)
ダカールラリーを無事に終えることができましたが、いい瞬間もあれば昨日のトラブルもあり、ジェットコースターのように感情が交錯する2週間でした。でも、これがレースというものですし、ブラベック選手の優勝もヴァン・ベバレン選手の表彰台もうれしい結果になりました。多くのステージ優勝を挙げて、多くのステージで道を切り開き、これまでの努力が報われて、チームとして本当にすばらしい結果になりました。
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新型のHonda CRF450 RALLYを6台投入したMonster Energy Honda Teamは、2週間にわたるラリーで数々のステージ優勝を重ね、2024年の初戦を総合優勝で飾りました。
ダカールラリー2024トーシャ・シャレイナのプロローグ優勝で幕を開け、コルネホ選手が今年最多となる3度のステージ優勝、ヴァン・ベバレン選手が2勝、キンタニラ選手とブラベック選手がそれぞれ1勝し、チームは計7ステージで勝利を挙げています。
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