もくじ
ー リーフの電池再利用 太陽光発電からの供給分を蓄電
ー 日産 新たな電力のエコシステム構築を目指す
日産リーフ、本当にエコ? 維持費や下取り額の実際 3台乗り継いだオーナーが証言
リーフの電池再利用 太陽光発電からの供給分を蓄電
アムステルダムでは6月29日、電動自動車のバッテリーを用いたヨーロッパ最大の蓄電システムが稼働した。サッカーチームのアイアスが拠点とするヨハン・クライフ・アリーナの電力供給に用いられる。
日産は、電力会社のイートンを含む複数の技術会社や地元の機関と協力し、アリーナのシステムにリーフの中古及び新品のバッテリーを148台提供した。
4200台のソーラーパネルがスタジアムの屋根に設置され、ここから供給された電力がバッテリーセルに蓄えられる。
日産によれば、3MW、2.8MWhの蓄電設備は、スタジアムがオランダの電力網から得る電力量を一定に保ち、スタジアムやその近隣施設に「信頼性の高い、効率的なエネルギー」を供給することができるという。
日産 新たな電力のエコシステム構築を目指す
日産はこの新システムによって、「電気自動車で使用されたバッテリーの循環サイクルを作りあげた」という。
同社のフランシスコ・カランサは次のように語る。「日産のEVで使用したバッテリーを他の目的に再利用することで、より効率的で持続可能なエネルギーシステムの構築に貢献します」
ヨハン・クライフ・アリーナのイノベーションディレクター、ヘンク・ファン・ラーンいわく、このシステムのおかげで、アリーナは「停電時でも膨大な電力を使用できる」ようになり、「オランダの電力網の安定にもつながる」という。
このスタジアムのシステムは、電気自動車のバッテリーの利便性と寿命を拡大するべく、日産が投資した最新の事例だ。日産は今年前半に、英国政府と協力して、今後3年で英国全土にV2G(電気自動車から電力網に電力を供給するシステム)スポットを設置するプロジェクトを開始した。
カランサは次のように語る。「われわれはひとびとの、自動車とのあり方や暮らし方を変え、持続可能な社会で欠かせない技術として、このような電力のエコシステムを作り上げていきます」
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