いよいよ来月! アルファロメオ初の完全電気自動車「ジュニア」も「エレクトリック・アベニュー」に展示予定
今年の「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード」で、限定モデルの「アルファロメオ33ストラダーレ」が、イタリア国外初公開となる英国デビューを果たす。7月のフェスティバルでは、アルファロメオ初の完全電気自動車である新型「ジュニア」も展示される予定となっている。
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33ストラダーレ
「コンコルソ・ディ・エレガンツァ・ディ・ヴィラ・デステ」でデザイン・コンセプト賞を受賞したばかりの33ストラダーレは、今年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで初めて一般公開され、スーパーカー・パドックの近くに展示される。
1967年に発表された、同名の歴史的モデルにインスパイアされた33ストラダーレは、アルファロメオが「フオリズリー (注文生産)」の世界に復帰したことを意味し、33台のみが生産される。
アルファロメオ・チェントロ・スティーレによってデザインされたこのクルマは、アルファロメオのボッテガ(工房)と協力しながら、顧客一人ひとりが自分だけのカスタマイズ・バージョンを作り上げていく。ボッテガは、ルネッサンス期の工房や1960年代のコーチビルダーにインスピレーションを得ており、彼らは皆、顧客の要望に応じて芸術作品を制作していた。
33ストラダーレの顧客は、最高出力620hp以上を発生する3.0LツインターボV6か、最高出力750hp以上を発揮する完全電動パワートレインのいずれかを選択することができる。33ストラダーレは、フェスティバル・オブ・スピードのスーパーカー・パドック近くに、期間中展示される。
【写真5枚】世界でたった33台! 同名の歴史的モデルにインスパイアされた一台
アルファロメオ・ジュニア
アルファロメオ初の完全電動パワートレインを搭載した新型「アルファロメオ・ジュニア」もまた、フェスティバル・オブ・スピードのエレクトリック・アベニューに展示される。ジュニアはスポーティでコンパクト、ひと目でイタリア車とわかるデザインとなっている。
最高出力156hp、航続距離250マイル(WLTP)と、よりスポーティな最高出力280hp、航続距離215マイル(WLTP)の2種類から選ぶことができる。どちらのバージョンも、アルファロメオのスポーツDNAを体現している。新型ジュニアの充電は素早く簡単で、100kWの急速充電器で10-80%の充電を30分以内に完了する。
セグメント最小の重量と最適な質量配分により、ジュニアはクラス最高のロードホールディングを実現し、真のアルファロメオのように電気自動車の世界に参入する。ヴェローチェ・バージョンでは、セグメントで最もダイレクトなステアリング(14.6)が特徴で、極めて正確に調整され、卓越したロードホールディング性を高めている。
スポーツサスペンションは25mmローダウンされ、フロントとリアのアンチロールバーが高いグリップ力で素早いコーナリングを約束し、ブレーキシステムには4ピストンモノブロックキャリパーを備えた380mm以上のフロントディスクが装備され、トルセンディファレンシャルがあらゆるコンディションで最高のトラクションを発揮する。
ジュニアには3つのトリムレベルが用意され、「ジュニア・エレトリカ」と「スペチアーレ」には156馬力のパワートレインが、「ヴェローチェ」には280馬力のパワートレインが搭載される。現在、エレトリカとスペチアーレの受注を開始している。
フェスティバル・オブ・スピードへの出展に加え、アルファロメオ・ジュニアはこの夏、英国で初めて実車を体験できる国内ツアーを行う。ロードショーはブリストル、バーミンガム、レスター、そしてロンドンのO2で開催される。
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