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2022最重要車は「クラウン」! 先代よりお得な価格設定やグレード選びもまとめた

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2022最重要車は「クラウン」! 先代よりお得な価格設定やグレード選びもまとめた

<新型クラインは今年最大のトピックだった!>
7月にトヨタが新世代「クラウン」を発表したインパクトの大きさは、この年末になってもなお余韻を残しています。長きにわたりFRプラットフォームのセダンを中心としたモデルとして代を重ねてきたクラウンが、大変身したからです。

新型クラウンがついにFF系プラットフォームになる! という噂はずいぶん前から流れていましたが、4つのボディタイプ(クロスオーバー、セダン、スポーツ、エステート)で登場、という事態は予想外でした。クラウンは単独車種から、サブブランド的な存在になったといえるかもしれません。

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<クロスオーバーは全グレードで4WDのみの設定>
そして最初に登場した「クロスオーバー」は、上級グレードで21インチタイヤを履く4ドアクーペのクロスオーバーSUVというシルエット。開発段階ではリフトアップセダンと呼ばれていたというエピソードも納得の、まったく新しいスタイルです。

パワートレーンは、2.5Lエンジンのハイブリッド(動力分割機構付き)と、まったく新しい2.4Lガソリンターボのハイブリッド(6速AT)の2種類。

FF系プラットフォームを採用していますから、エンジンはフロントに横置きとなります。ただし、どちらのハイブリッドもリヤをモーター駆動する4WDだけの設定で、後輪を駆動することがクラウンのアイデンティティとさり気なく主張しているようです。

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<先代クラウンより価格帯は少し安くなっている>
そんなクラウンクロスオーバーのグレード構成は次のようになっています。

<2.4Lターボハイブリッド>
・RS アドバンスト|640万円
・RS|605万円 ※2023年1月以降の生産予定

<2.5Lハイブリッド>
・G アドバンスト レザーパッケージ|570万円
・G レザーパッケージ|540万円 ※2023年1月以降の生産予定
・G アドバンスト|510万円
・G|475万円 ※2023年1月以降の生産予定
・X|435万円 ※2023年1月以降の生産予定

2.0Lターボ、2.5Lハイブリッド、V6 3.5Lハイブリッドという縦置きパワートレーンを搭載していた先代クラウンの価格帯は約490万円~739万円でしたから、フルモデルチェンジによって新型クラウン(435万円~640万円)は少し手頃になったというわけです。

もちろん、スタイリングやカテゴリーについてもまったく異なっていますから、単純に新旧比較して、どちらがお買い得なのかと考えることはナンセンスといえるでしょう。セダンというカテゴリーを求めるクラウンファンは、旧型の中古車を探すか、いま乗っているクラウンを大事にするか、もしくは新型クラウンセダンが出てくるまで待つのが吉といえるかもしれません。

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<4車種が出そろってから選ぶのがもっと幸せだが…>
その意味では、「ハッチバック」とSUVのクロスオーバー的なバリエーションである「スポーツ」、典型的なSUVスタイルの「エステート」と4車系が出揃ってから、自分にとってもっとも相応しいクラウンを検討するのが、クラウンという名前にほれ込んだファンにとってはもっとも幸せなクラウン選びができるはずです。

>>まさかの「4タイプのクラウン」登場! 16代目となる新型世界初公開、発売は今秋

ただし、半導体不足などによって生産キャパが小さくなり、新車の納期が年単位で伸びているのも事実ですから、はやめにオーダーすることが大切ということも否めません。実際、新型クラウンクロスオーバーにおいても半分以下のグレードが、2023年1月以降の生産予定となっているほどです。

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<パフォーマンス重視ならターボハイブリッドがオススメ>
では、納期を無視するとしてクラウンクロスオーバーのグレード選びにおけるポイントはどこになるのでしょうか。

まず重要なのはどちらのパワートレーンを選ぶのかということです。パフォーマンス重視であれば2.4Lターボのハイブリッドを選ぶのがいいでしょう。コーナリングではリヤ寄りの駆動配分にするなどスポーティな走りも楽しめるようなメカニズムとなっています。

2.5Lハイブリッドのほうは、発進時には後輪も駆動しますが、通常時はフロント駆動になるという燃費性能も考慮した制御となっています。それでもステアリング操作に応じて4WD制御とすることで、気持ちのいいコーナリングを味わえるよう配慮されているのは、新世代クラウンが走りの味を重視していることの証でしょう。

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<おススメは一番高いグレード。パワートレーンはお好みで>
こうしてパワートレーンを選択したとして、次に気になるのは外観での差別化でしょう。とくに新型クラウンでは21インチタイヤを履いていることが話題ですが、この21インチタイヤを標準装備しているのは2.4LターボハイブリッドのRS系と、G アドバンスト レザーパッケージとレザーパッケージの4グレードだけとなります。それ以外の仕様では19インチタイヤが標準装着されています。

同様に、新型クラウンの存在感あるフロントマスクに欠かせない四眼LEDヘッドランプについても、21インチタイヤの装着グレードとリンクしています。それ以外のグレードはバイビームタイプのLEDヘッドランプとなっています。また19インチタイヤを履くグレードにはステアリングヒーターが設定されないという違いもあります。

インテリアで注目すべきは、12.3インチの大型液晶によるディスプレイオーディオの違いで、廉価版のXグレードはオーディオレスが標準仕様となります。また、2.4Lターボハイブリッドは10スピーカー仕様ですが、2.5LハイブリッドのG系グレードは6スピーカーです。

結局のところ、パワートレーンを決めたら、それぞれで「一番高いグレードにするのがいい」ということになります。身もふたもない結論ですが、これもクラウンらしい選び方といえるのかもしれません。

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文:山本 晋也
写真:
1~2枚目:クラウン クロスオーバー RS アドバンスト
3~4枚目:クラウン クロスオーバー G アドバンスト レザーパッケージ
5枚目:先代クラウン
6枚目:クラウン スポーツ
7枚目:クラウン セダン
8枚目:クラウン エステート

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  • 最重要車って何?
    書いてる奴アホ?
  • 誤 <新型クラインは今年最大のトピックだった!>
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