メルセデス・ベンツ日本(MBJ)は2017年4月19日、新型GLAを発表し、全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークを通じて発売を開始した。なお「GLA220 4MATIC」については、9月以降の発売を予定している。
GLAは、Gクラス・GLS・GLE/GLEクーペ・GLC/GLCクーペという合計7モデルを展開しているメルセデスのSUVラインアップのひとつで、車高1.55m以下のコンパクトなボディサイズを最大の特徴としている。35年以上にわたるSUV開発の歴史の中で蓄積したオフロード技術をコンパクトなボディに凝縮し、オールラウンドな走行性能を実現。さらにメルセデスの基本価値である安全性を体現する最新鋭の装備を備えている。
今回の新型GLAは、メルセデスSUVのオフロード特性を強調するダイナミックなデザインをはじめ、走行性能や機能装備など、より多くの局面でより“SUVらしさ“が際立つ進化を目指して開発された。またトップパフォーマンスモデルの「メルセデスAMG GLA45 4MATIC」については、デザインを一新している。
新型GLAのエクステリアでは、SUVのオフロード特性を主張するデザインが随所に見られる。フロントフェイスではメルセデスSUVの多くに採用されているパンチドグリル、さらに強調されたフロントフォグランプ、そしてアンダーガードがデザインモチーフとなっているフロントバンパーなどで構成される。またリヤコンビネーションランプは新型Eクラスにも採用されている満天の星空の輝きを想起するクリスタルルックを採用。これは革新的なリフレクターテクノロジーにより、後続車からの視認性を高めるだけでなく、状況によって発光量を調整することで眩惑を防いでいる。
なおデザイン面でSUVらしさを際立たせるとともに、ボディ全体の空力性能のさらなる最適化を図っており、SUVモデルとしては特筆すべきCd値0.29(欧州仕様参考値)を実現。またボディカラーには、SUVらしさと華やかさを両立したキャニオンベージュをはじめ、個性豊かな3色を追加している。
可変トルク配分型の四輪駆動システムである4MATICは、あらゆる路面状況において常に最適なトラクションを発揮し、高い操縦性と走行安定性を実現する。通常はほぼ100%前輪駆動で走行し、状況に応じて効率的に後輪にトルクを配分。オフロードや雪道などでは瞬時に適切なトルク配分を行なって、高い操縦性と走行安定性を確保。オンロードでもコーナリング時に積極的に後輪にトルクを配分し、俊敏なハンドリングと高い安定性を実現している。
4MATICには急勾配の下り走行の際、アクセルとブレーキを自動制御して車速を自動調整しドライバーがステアリング操作に集中できるDSR(ダウンヒル・スピード・レギュレーション)や、ステアリング舵角・登坂角・車両傾斜角・方角をCOMANDディスプレイに表示し現在の車両状況が一目でわかる、実用的で遊び心のあるオフロードスクリーンを装備。SUVとしての性能をさらに高めている。
じつは機能面では注目のアイテムがひとつある。両手がふさがっている際に、リヤバンパーの下側に足を近づけることでセンサーが感知し、手を使わずにトランクリッド/テールゲートを開閉することができるフットトランクオープナーが新型GLA全車に標準装備されているのだ。
また、定評のある2.0L直列4気筒BlueDIRECTターボエンジンを最適化し、最高出力135kW(184ps)・最大トルク300N・m(いずれも欧州仕様参考値)を発生する新規パワートレーンを搭載した「GLA220 4MATIC」を新たにラインアップに追加。日常のドライブシーンからダイナミックなオフロード走行まで対応する、動力性能と燃費経済性を両立したモデルだとしている。
最強モデルの「メルセデスAMG GLA45 4MATIC」についても少し解説を加えておこう。まずフロントフェイスだが、AMGツインルーバーと大型化したエアインテークが特徴的な最新のデザインへ刷新。さらにフロントスプリッターからサイドスカート、4本のフィンを備えたリヤディフューザーまでシルバークロームで仕上げて、SUVルックを強調している。
またフロントエプロンやルーフスポイラーリップについては、高度なエアロダイナミクスによって形状を見直した。そのため揚力バランスをスポーティに設定したにも関わらず、空力性能を改善。しかしながら最低地上高は140mmを維持しており、スポーツ走行に加えて、オフロード走行でも優れたパフォーマンスを発揮してくれる。
量産4気筒ターボエンジンとしてパワフルな2.0L直4直噴ターボエンジンは、最高出力280kW(381ps)と最大トルク475Nmを発生。センターコンソールのコントローラーを操作するだけでドライバーが望むキャラクターにセッティング可能なAMGダイナミックセレクトも標準装備する。
また今回から追加されたRACEモードに加えて、Comfort/Sport/Sport+/Individualの合計5モードが選択可能だ。これによりトランスミッションのシフトプログラム、エグゾーストシステムを含むエンジン特性、サスペンションの減衰特性、ステアリング特性、3ステージESP、ECOスタートストップ機能が連動して変化する。
最後に新型GLAの安全運転支援システムについて。自動緊急ブレーキで追突を回避または被害軽減を効果的にサポートするアクティブブレーキアシスト(緊急ブレーキ機能)や、長時間走行時のドライバーの疲労や眠気を70以上のパラメーターで検知して注意を促すアテンションアシストは全車に標準装備。
さらに車間距離を適切に維持するとともに、先行車が停止した場合は減速して停止する渋滞追従機能を備えたディスタンスパイロット・ディストロニックや、ドアミラーの死角範囲をレーダーによってモニターして危険性を警告するブラインドスポットアシスト、走行車線の逸脱をステアリングを微振動させてドライバーへ警告するレーンキーピングアシストなどを含む先進の安全運転支援システム「レーダーセーフティパッケージ」を設定。駐車時のストレスを軽減するため、パーキングアシストリヤビューカメラを全モデルに標準装備するとともに、縦列駐車や並列駐車時にステアリング操作を自動的に行なうパーキングパイロットも設定している。
新型GLAの価格などは以下を参照。
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