現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > トヨタ最新「アルファード/ヴェルファイア」なぜ「大人気」!? 500万円超えの「高級車」なのに今なお“爆売れ”し続ける理由とは

ここから本文です

トヨタ最新「アルファード/ヴェルファイア」なぜ「大人気」!? 500万円超えの「高級車」なのに今なお“爆売れ”し続ける理由とは

掲載 170
トヨタ最新「アルファード/ヴェルファイア」なぜ「大人気」!? 500万円超えの「高級車」なのに今なお“爆売れ”し続ける理由とは

■デビュー1年が経過してもなお「納期は未定」!?

 2023年6月に8年ぶりのフルモデルチェンジを実施した高級ミニバン「アルファード/ヴェルファイア」は、デビュー早々に長期の納車待ちが報じられるなど、高い注目を集めていました。
 
 そんな発売から早くも1年以上が経過しましたが、現在はどのような状況なのでしょうか。

【画像】めちゃカッコいい! トヨタ「アルファード/ヴェルファイア」を画像で見る(30枚以上)

 アルファード、ヴェルファイアはどちらも大型ラージクラスの高級ミニバンです。

 初代アルファードは2002年に誕生。一方、初代ヴェルファイアは2008年にアルファードの兄弟モデルとして、2代目アルファードとともに登場しました。

 現行型の最新モデルでアルファードが4代目、ヴェルファイアが3代目となります。

 高級ミニバンの代名詞といえる両モデルですが、新型では歴代モデルが培ってきたキャラクターをさらに発展。「快適な移動の幸せ」の追求をテーマに掲げ、高級セダンに匹敵する快適性を目指し開発されました。

 ボディサイズはアルファード、ヴェルファイアともに全長4995mm×全幅1850mm×全高1945mm、ホイールベースは3000mmで、堂々とした高級感あふれるスタイリングが特徴です。

 また室内は大空間で、かつシートや内装の素材、そして細部に至るまで上質に仕立てられており、快適度が高水準な点も魅力となっています。

 走行性能も高められており、乗り心地や静粛性も大幅に向上しました。

 このように高級感を増した最新版アルファード/ヴェルファイアは、発売早々に大きな反響を集め、ファミリーユーザーからショーファーカー(「お抱え運転手」が運転し、オーナーやゲストは主に後席に乗る高級車)需要まで、幅広いユーザーから高い人気を博しています。

 登場から約1年経過したアルファード/ヴェルファイアですが、納期はどのようになっているのでしょうか。

 トヨタの公式ウェブサイトには、「工場出荷時期・納車時期の目処について」として、各モデルの納期目安が掲載されています。

 車種ごとに「6か月以上」「2か月程度」などと表示されるなか、アルファード/ヴェルファイアは2024年8月末現在、「詳しくは販売店にお問い合わせください」となっており、極めて長期間の納期待ちが予想されます。

■発表から1年が経過…… 販売店はいまどうなっている!?

 このように、デビュー1年が経過してもなお高い人気を維持し続けるアルファード/ヴェルファイアですが、販売店に寄せられるユーザーの声はどのようなものがあるのでしょうか。

 関東圏のトヨタ販売店担当者は次のように話します。

「大変ありがたいことに、いまも沢山のお問い合わせを頂いております。

(都心オフィス街の店舗ということもあり)お求めになられる方は法人が多い印象です。

『インテリアが前のモデルよりラグジュアリーになった所が良い』、『ショーファーカーとして最適』とのお言葉を多く頂きます。

 ファミリー層のユーザーからのお求めもございますが、ショーファーカーとしての利用を考えている方が多い印象です。

 しかし、現在アルファード/ヴェルファイアどちらの車種もご注文受付を停止させて頂いており、販売再開時期や販売方法についても未定となっております」

 さらに、関西圏のトヨタ販売店担当者は次のように話します。

「アルファードとヴェルファイアにつきましては『ヴェルファイア Z Premierは高級感がありながら表情が力強くて良い』、『見た目のデザインも良くなっているけど、後部座席の乗り心地にこだわっている所が良い』などのお言葉を頂きます。

 売れ行きはアルファードの方が人気です。

ファミリーユーザーからは『大きいミニバンが欲しい時に悩むけど、アルファードの方がコスパが良い』とのお言葉を多く頂きます」

 このように複数の販売店からも、販売再開時期などについてはいまだ未定だということがわかります。

※ ※ ※

 自販連(日本自動車販売協会連合会)がまとめる新車販売台数データによると、2024年1月から6月までの半年間に、アルファードは3万7385台、ヴェルファイアは1万7189台を販売し、軽自動車を除いたランキングではアルファードが8位、ヴェルファイアは22位にランクインしています。

 ちなみに2モデルを合計した5万4754台でみてみると、トヨタのコンパクトミニバン「シエンタ」(3位:5万5649台)に匹敵する規模となります。

 アルファードの車両価格(消費税込み)は540万円から872万円、ヴェルファイアは655万円から892万円と非常に高価ですが、200万円台をメインとする廉価なシエンタと同等の規模で売れていることに改めて驚かされます。

 こうしたアルファード/ヴェルファイアの高い人気は、この先もまだまだ続きそうです。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

660ccのダイハツ「小さな高級車」に反響多数! 上質な「オトナの空間」極めた軽自動車に「高級感すごい…」「座り心地サイコー!」の声! 時代が求める上質モデル「EXE」とは
660ccのダイハツ「小さな高級車」に反響多数! 上質な「オトナの空間」極めた軽自動車に「高級感すごい…」「座り心地サイコー!」の声! 時代が求める上質モデル「EXE」とは
くるまのニュース
“新車149万円”のトヨタ「最安級ミニバン」! 全長4.1mの“小型ボディ”に7人乗れる「3列シート」搭載! 走りも楽しめる斬新「超コンパクト・ミニバン」とは!
“新車149万円”のトヨタ「最安級ミニバン」! 全長4.1mの“小型ボディ”に7人乗れる「3列シート」搭載! 走りも楽しめる斬新「超コンパクト・ミニバン」とは!
くるまのニュース
6速MT搭載! 超レトロな新型「“丸目”スポーツカー」発売へ! “最新・高性能モデル”に匠の手作り「旧車ボディ」採用! 斬新すぎる「新型モデル」M55が凄い
6速MT搭載! 超レトロな新型「“丸目”スポーツカー」発売へ! “最新・高性能モデル”に匠の手作り「旧車ボディ」採用! 斬新すぎる「新型モデル」M55が凄い
くるまのニュース
トヨタ「最大級ミニバン」に大反響! 「車高短した“エスティマ”みたい」「めちゃ見かける」の声も! ワイド&ローな「シエナ」の歴史とは?
トヨタ「最大級ミニバン」に大反響! 「車高短した“エスティマ”みたい」「めちゃ見かける」の声も! ワイド&ローな「シエナ」の歴史とは?
くるまのニュース
トヨタ新型「ルーミー」まもなく登場!? 販売“一時停止中”で新「ハイブリッド」化に期待の声も! “改良版”2025年早々にも発表か?
トヨタ新型「ルーミー」まもなく登場!? 販売“一時停止中”で新「ハイブリッド」化に期待の声も! “改良版”2025年早々にも発表か?
くるまのニュース
ニッサン新型「最小・最安級SUV」がスゴイ! “107万円”からで「5人」乗り&“全長4m未満”ボディ! “5速MT”設定もある大人気の「マグナイト」とは?
ニッサン新型「最小・最安級SUV」がスゴイ! “107万円”からで「5人」乗り&“全長4m未満”ボディ! “5速MT”設定もある大人気の「マグナイト」とは?
くるまのニュース
トヨタの「4人乗りスポーツカー」なぜ人気? 300万円超でもコスパ最高!? 20代の若者がこぞって「ハチロク」に乗る理由とは
トヨタの「4人乗りスポーツカー」なぜ人気? 300万円超でもコスパ最高!? 20代の若者がこぞって「ハチロク」に乗る理由とは
くるまのニュース
レクサス新型「小さな高級車」2種類が同時発表! 性格異なる「グレース」「スポエモ」が生まれ変わって再登場!? 「UX」特別仕様車が誕生
レクサス新型「小さな高級車」2種類が同時発表! 性格異なる「グレース」「スポエモ」が生まれ変わって再登場!? 「UX」特別仕様車が誕生
くるまのニュース
人気すぎて受注再開の目処立たず!? トヨタ「ランドクルーザー」“使いきれない性能”が逆にイイ! 一体何が魅力なのか?
人気すぎて受注再開の目処立たず!? トヨタ「ランドクルーザー」“使いきれない性能”が逆にイイ! 一体何が魅力なのか?
くるまのニュース
トヨタ新型「“7人乗り”SUV」公開に反響多数! 迫力顔&“豪華”内装採用で「超カッコイイ」「欲しい」の声! 生誕25周年の“クルーガー後継車“「ハイランダー」米国登場で話題に
トヨタ新型「“7人乗り”SUV」公開に反響多数! 迫力顔&“豪華”内装採用で「超カッコイイ」「欲しい」の声! 生誕25周年の“クルーガー後継車“「ハイランダー」米国登場で話題に
くるまのニュース
“約172万円”のホンダ新型「フィット」登場! 大人気「コンパクトカー」がやっぱりスゴイ! 全長4m級の「4代目モデル」の魅力とは
“約172万円”のホンダ新型「フィット」登場! 大人気「コンパクトカー」がやっぱりスゴイ! 全長4m級の「4代目モデル」の魅力とは
くるまのニュース
スバル「フォレスター」まもなく新型モデル登場も今が“買い時”!? モデル末期の完熟しきった現行型を“あえて”選ぶべき理由とは?
スバル「フォレスター」まもなく新型モデル登場も今が“買い時”!? モデル末期の完熟しきった現行型を“あえて”選ぶべき理由とは?
くるまのニュース
トヨタの「走る秘密基地」! レトロ顔の斬新「小型商用バン」なぜ大人気に!? 30年前のトヨタ「デリボーイ」いま欲しくても手に入らない理由とは!
トヨタの「走る秘密基地」! レトロ顔の斬新「小型商用バン」なぜ大人気に!? 30年前のトヨタ「デリボーイ」いま欲しくても手に入らない理由とは!
くるまのニュース
全長4.3m以下! マツダ最小「小さな高級SUV」何がイイ? アンダー230万円の「CX-3」いま狙うべき理由とは
全長4.3m以下! マツダ最小「小さな高級SUV」何がイイ? アンダー230万円の「CX-3」いま狙うべき理由とは
くるまのニュース
約670万円!? トヨタ最新「スポーティセダン」公開へ! 精悍“サメ顔”に大変身!? 安全性能も進化した「カムリ」波国で登場
約670万円!? トヨタ最新「スポーティセダン」公開へ! 精悍“サメ顔”に大変身!? 安全性能も進化した「カムリ」波国で登場
くるまのニュース
日産が新型「スカイライン」発売! 最強モデル「GT-R」手掛ける匠の“爆速エンジン”搭載に反響あり! めちゃレトロな「旧車デザイン」取り入れた“NISMO Limited”とは!
日産が新型「スカイライン」発売! 最強モデル「GT-R」手掛ける匠の“爆速エンジン”搭載に反響あり! めちゃレトロな「旧車デザイン」取り入れた“NISMO Limited”とは!
くるまのニュース
レクサス新型「小さな高級車」を初公開! めちゃ“豪華内装×特別カラー”採用した「新型LBX エレガント」発表! “420万円”から発売スタート!
レクサス新型「小さな高級車」を初公開! めちゃ“豪華内装×特別カラー”採用した「新型LBX エレガント」発表! “420万円”から発売スタート!
くるまのニュース
トヨタ「最小・最安級SUV」がスゴイ! “全長3.7m”ボディ&「5速MT」もあり! “快音仕様”もあるヤリスより小さい「アイゴX」とは?
トヨタ「最小・最安級SUV」がスゴイ! “全長3.7m”ボディ&「5速MT」もあり! “快音仕様”もあるヤリスより小さい「アイゴX」とは?
くるまのニュース

みんなのコメント

170件
  • oso********
    若いファミリーが乗っているけど、どれだけ稼いでいるの?
    平均的な層にはノアヴォクシーも厳しいと思う
  • ZERO
    どんな車をどんな支払方法で購入しようが人の勝手だけど、でかい車乗っていると気持ちが大きくなるのか運転が横柄になる人が多いの何とかならんかな?
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

540.0872.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

19.82199.0万円

中古車を検索
アルファードの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

540.0872.0万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

19.82199.0万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村