CAKE「Bukk」 最新プラットフォームを本格的に稼働開始

　スウェーデンの電動バイクブランド「CAKE」は、限定版電動オフロードマシン「Bukk」をカスタマイズできる「Bukkプラットフォーム」を発表しました。

　電動ドライブトレイン、ソリッドアルミフレーム、CAKEカスタムコンポーネンを組み合わせることで89キロと軽量な車重を実現したBukkは、16kWのピークパワーを発揮する最新の「Jante」IPM（内部永久磁石）モーターを搭載する電動オフロードモデルです。

456Nmのトルクを実現する72Vクイックスワップバッテリーを搭載するBukkは、0-45km／hまで2.15秒で加速。

　スーパーライト（13kW）とパワーライト（16kW）の2つのパワーレベルと、オーリンズ、WP、フォーミュラの3種類のサスペンションセットからこのみに合わせた選択が可能となっています。

　今回の発表に際し、AKE創業者兼CEOのステファン・イッターボーン氏は次のようにコメントしています。

「Bukkプラットフォームにより、CAKEは比類ない軽快な電動性能を、あなたが乗りたい場所にお届けします。環境への責任と、最高品質で最も革新的な電動オフロードパフォーマンスモーターサイクルの設計・製造を両立させるという私たちの目標が、Bukkの着想につながりました。長年の開発の末、私たちは効率とパワーのためにラジアルフラックスで真に最も最適化されたIPM（内部永久磁石）モーターを完成させました。

　その結果、業界で最も先進的な空冷式ドライブトレインが完成し、性能、低メンテナンス、ユーザー体験のすべてにおいて革新をもたらし、ライトオフロード車のパフォーマンスを最大化することができました。

　Bukk Limited Editionは、発売後わずか1週間で完売となるほどの反響を呼びましたが、この新モデルによって、私たちは電気プラットフォームのライフサイクルの延長と持続可能性を引き続きアピールしていきます。

　CAKEで行うすべてのことと同じように、私たちは目的と包容力を原動力としています。Bukkが提供するカスタマイズの深さは、ライダーが自分の目的に合わせて構成することを可能にします。私たちはCAKE製品の一つひとつに学び、開発し、すべての部品に耐久性を持たせ、環境に配慮しながら最高の状態で走らせることができます」。