話題沸騰中のフロンクスだが、ヘッドライトがどこにあるか説明できる人はいるだろうか? 答えを聞くと実に意外! でもこのライト配置、スズキの海外車種では当たり前になっているのだ!
文:ベストカーWeb編集部/写真:スズキ、日産
新型フロンクスのヘッドライトってどれよ? 最近のスズキはライトの配置がぶっ飛んでる!
■一見ヘッドライトだが実はスモール&ウインカー!
スズキ フロンクス。上辺はヘッドライトではなくスモール&ウィンカー
フロンクスのヘッドライトだが、一番上にある眉毛部分だと思っている人はいないだろうか。答えはノーだ。
この部分は、スモールランプ兼ウインカーとして機能する。ちなみにウインカーにシーケンシャル機能はないが、三つのブロックが独立して点灯するので目つきとしてはカッコいい。
で、肝心のヘッドライトはどこかというと、その下。ヒマワリのタネで膨らんだリスの頬っぺたみたいな部分にある3つのLEDユニットがそれだ。
この3つのユニットだが、上ひとつがハイビーム、下2つはロービームとして機能する。今までのスズキ車には見られない、画期的な配置だ。
記事リンク
前の記事
「めちゃ軽いSUV」フロンクスはスズキの美学!! 車重1070kgはやっぱすごいんじゃないか
次の記事
朗報! マツダRX-7後継スポーツカー搭載のロータリーエンジンの詳細が明らかに! スズキフロンクス、ホンダフリードなど注目新車情報もあります【ベストカー8月26日号】
■なんちゃってヘッドライトの先駆けは日産ジュークか?
奇怪なライトの草分けは日産ジューク? ヘッドライトは上ではなく下の丸い部分
しかし、海の向こうに目をやってみると、スズキの第二の故郷ともいえるインドでは、この顔つきが多いことに気付く。
そもそもフロンクス自体がインド製だが、それ以外にもグランドビターラが同じような顔つきをしている。さらにはSクロスやトヨタ・イノーバのOEMであるインヴィクト、ビターラなどは、フロンクス顔に移行途中とでもいうべき、微妙に近い顔付きをしているのだ。
こうした、複数ライトの先駆けといえば、誰もが三菱のダイナミックシールドを思い浮かべるはず。確かにフロンクスの顔は、三菱トライトンやアウトランダーに似ていなくもない。
ただし、ダイナミックシールドが元祖かといえばそうでもなく、2010年に登場した初代日産ジューク、さらに遡ると1998年のフィアット・ムルティプラにも、スモールとヘッドライトの分離を確認することができる。
ちなみにヘッドライトには法規的な決まりもあり、日本の道路運送車両法では上縁が高さ1.2mに届いてはいけない。こんな法規対応も、なにげにフロントマスクのデザインに影響を与えていそうだ。
【画像ギャラリー】マツダ並に顔一緒……インドスズキすげーな!! フロンクス顔のクルマたちを一挙に(7枚)
投稿 新型フロンクスのヘッドライトってどれよ? 最近のスズキはライトの配置がぶっ飛んでる! は 自動車情報誌「ベストカー」 に最初に表示されました。
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
複数社の査定額を比較して愛車の最高額を調べよう!
愛車を賢く売却して、購入資金にしませんか?
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
みんなのコメント
ゴミみたいな軽ハイトにありがちなムダに高い位置でなくてw