新車試乗レポート [2022.04.11 UP]
現行スバル車インプレ大全【7】スバルBRZ
OEM車を除き、全車が水平対向4気筒を搭載するスバルラインナップ。
それぞれどこが同じで何が違うのか。
その乗り味をぜんぶまとめて紹介しよう。
今買うべき本命10車【7】ファントゥドライブなら『WRX S4』
本企画では写真のジャスティのようなOEM車は含まず、スバルが開発したモデルを取り扱う。
●文:川島茂夫
スバル車共通解説
全天候ツアラーを基本に
車種ごとに異なる味付け
スバル車に乗るといつも頭に浮かぶのはアルシオーネSVX(1991)が唱えた「全天候500マイルツアラー」。一方、ハードコア志向のスポーツ4WDの系統もあり、そこに共通点もあれば対照的な部分もある。現在のラインナップで見るとオンロード系は軽快感を旨としたファントゥドライブ、SUV系はラフ&オフロードまでカバーするツーリング系として大別できる。もっとも、STIスポーツ系は軽快感より限界性能を重視した特性であり、スーパーツアラーとも呼べるタイプである。
一見、ダブルスタンダードのように捉えられそうだが、ハンドリングや乗り味の傾向は主要な顧客の嗜好による部分が多い。軽快感重視はレガシィ以降のスバルスポーツの特徴であり、やや誇張気味の回頭反応が操る手応えの妙味となる。一方、SUV系は穏やかな印象。鼻先の重さを意識させない特性だが、回頭反応の立ち上げは控え目。STIスポーツ系は精度感の高い回頭反応と収束性を旨とした特性で、加減速を用いたラインコントロール性に優れる。
いずれもクルマのキャラに似合いの特性と言え、スバル車の中からそのモデルを選んだ理由が反映された味の違いとなっている。
スバルBRZ【クーペ】
【DATA】データ
●価格:308万~343万2000円
●発表年月(最新改良):'21年7月(未実施)
●パワートレーン:【2.4ℓ・FR】
【PROFILE】プロフィール
トヨタとの共同開発から生まれた、今や希少なFRスポーツ。トヨタのGR86とは単なるバッジ違いではなく、リヤサスに異なる構成部品を採用するなど、ハードウェアにも違いがある。また、スバルとしては4WDを設定しない唯一の車種でもある。
まさにスポーツカー、といった印象の2ドアクーペ。GR86とは主にフェイスデザインが異なる。2+2の後席空間が最小限なのは外観からも想像できる通りだ。
コックピットはもちろんスポーツカー然としたもの。ボアアップで2.0→2.4ℓに。
【IMPRESSION】インプレッション
トヨタとの協業で開発されたFRスポーツ。現行モデルでは新開発のNA2.4ℓが導入され、加速性能とドライバビリティを大幅向上。スポーツ性能の向上だけでなく、街乗りやロングツーリングでの扱いや余力が高まっている。また、BRZ専用のリヤサスとサスチューンによるフットワークも見所。ハード的に姉妹車となるGR86のカート的かつドリフトマシン的なハンドリングに対してトラクションを活かしたラインコントロール性を重視した特性。要するにサーキット走行でのコントロール性やタイムを出しやすいハンドリングであり、改善された動力性能と相まって懐深くツウ好みの走りに仕上がっている。スバルスポーツの哲学が凝縮した一車である。
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
愛車管理はマイカーページで!
登録してお得なクーポンを獲得しよう
オヤジむせび泣き案件!! ホンダの[デートカー]が帰ってくるぞ!! 新型[プレリュード]は究極のハイブリッドスポーツだ!!!!!!!!!
27年ぶりにあの懐かしいスターレットが戻ってくる!? ヤリスより小さいリッターカーは2026年登場か!?
態度を改めないと「免許返納です」傍若無人な“若者運転”が危険すぎる「5つの理由」って!? 事故を起こすのも当然! 未成熟な「ヤバすぎる運転」とは
「とりあえず増税ね」で50年!? 「世界一高い」自動車諸税&ガソリン税“見直し”正念場 “年収の壁”の向こうの璧
「子供が熱を出したので障害者用スペースに停めたら、老夫婦に怒鳴られました。私が100%悪いですか?」質問に回答殺到!?「当たり前」「子供がいたら許されるの?」の声も…実際どちらが悪いのか
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
申込み最短3時間後に最大20社から
愛車の査定結果をWebでお知らせ!
店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!
みんなのコメント
いったい何が⁈