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GMOクラウド/エーシー企画:自動車向けIoTソリューションの販売支援で業務提携

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GMOクラウド/エーシー企画:自動車向けIoTソリューションの販売支援で業務提携

GMOインターネットグループのGMOクラウドは、三井住友海上火災保険グループのエーシー企画と業務提携し、三井住友海上ならびにエーシー企画が支援する整備業組織「アドバンスクラブ」の会員企業に向けた、GMOクラウドの自動車向けIoTソリューションの販売および販売支援を、2018年10月1日(月)より開始する。

 具体的には、GMOクラウドが提供している車両コンディションの自動解析・遠隔
診断ができるスマホアプリ「LINKDrive(リンクドライブ)byGMO」と連動し、同アプリを利用している自社の顧客の車両状態を管理できる、自動車関連事業者向けクラウドサービス「LINKDrive PRO(リンクドライブプロ)byGMO」を、「アドバンスクラブ」会員企業(2,148社、2018年7月末現在)へ提供する。両社は、自動車アフターサービスの充実を図ることで、『IoTでヒトとクルマを守るカーライフ』の実現を目指していく。

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業務提携の背景と概要

 近年、自動車産業においては、IoT技術を活用した、インターネットにつながるクルマ「コネクテッドカー」の開発・活用が進められている。「コネクテッドカー」は、車両に搭載したセンサーを通じて、車両状態や周囲の道路状況などのデータをリアルタイムに収集・分析できることから、安全で便利なカーライフの実現に向けて重要性が高まっている。しかし、「コネクテッドカー」としての機能が実装された自動車は、まだ車種が限定されているほか、自動車の販売や整備を行う事業者にとっては対応の難しさが課題となっていた。

 こうした中GMOクラウドは、国産車/輸入車、メーカーを問わず、幅広い車種を「コネクテッドカー=つながるクルマ」にするべく、車載コネクタを通じて車両コンディションの自動解析と遠隔診断が行える、自動車向けIoTソリューションを開発し、2017年9月より提供している。

 一方、整備業組織「アドバンスクラブ」では、会員企業とユーザー(カーオーナー)をつなげ、タイムリーなアフターサービスを提供するべく、GMOクラウドの自動車向けIoTソリューションを利用したサービスの検討を進めており、2018年4月からはモデル店舗での実証実験を行ってきた。

 そしてこの度、実証実験でも十分な成果が確認できたことから、GMOクラウドとエーシー企画は2018年9月5日(水)に業務提携を行い、2018年10月1日(月)より、「アドバンスクラブ」の会員企業に向けた自動車IoTソリューションの販売および販売支援を開始することとした。今後は、両社の強みを活かしながら、『IoTでヒトとクルマを守るカーライフ』の実現に向けて、IoTを活用した整備事業およびアフターサービスの提供を推進していく。

「LINKDrive」を活用したアフターサービスの概要

 車両コンディションの自動解析・遠隔診断ができるカーオーナー向けスマホアプリ「LINKDrive」と、その利用に必要な車載コネクタ(LINKDriveコネクタ)および、事業者向け管理ツール「LINKDrive PRO」を導入することで、ユーザーの車両状態・走行データを店舗の端末(PC、スマホなど)からリアルタイムでチェックできるほか、その情報をもとに、ユーザーに合わせた最適な情報をスマホアプリへ発信することが可能になる(※)。

 また、車両データはクラウドシステムが常時解析しているため、例えばバッテリー始動電圧の低下が検知され始動不良が想定される場合など、異常やトラブルが発生する前に、ユーザーのスマホとかかりつけの整備工場の端末へ予防整備のアラームが自動で通知される。
 これにより、ユーザーの車両状態やニーズに合わせたタイムリーなアフターサービスが可能になる。

※車両情報の閲覧および情報発信は、アプリでマイショップ登録を行い、事前に店舗へ車両情報の共有を承諾したユーザーが対象

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