2020年6月25日、本田技研工業はホンダ シビックタイプRのマイナーチェンジを2020年夏に予定していたが、発売を延期することを発表した。
デザイン変更は少なく、ハンドリングを向上させる改良が施されるという
2020年1月にホンダはシビックセダンやハッチバックをマイナーチェンジ。またこれをベースとしたハイパフォーマンスモデルであるシビック タイプRも「2020年夏」に改良することも公表していた。
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外装ではエンジン冷却性能を向上させるためフロントグリルの開口部拡大やスポイラーの追加、内装ではハンドルやシフトノブの素材/形状を変更されることになるが、いずれも大きなデザイン変更とはなっていない。先進の安全運転支援システム「ホンダセンシング」の標準装備も注目ポイントであるが、期待されるのはダンパーやブッシュなどの足まわりを改良したことによる、ハンドリングの向上だ。
どのような進化が果たされているのか、楽しみにしているファンも多いことだろう。ただ残念なことに新型コロナウイルス感染拡大が生産性に影響し、これを理由に発売を延期することを発表した。新しい発売日については決定次第案内するとしている。
このマイナーチェンジの後には、世界で1000台(日本で200台)限定で用意される特別仕様車「シビック タイプR リミテッド・エディション」の発売も控えている。復刻されたサンライトイエローIIのボディカラー採用や軽量化、足まわりの専用セッティングなどを施されるという。こちらの詳しい仕様や販売方法などもまだ発表されていない。期待して待とう。
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