現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > クルマだって「お洒落」は足元から! 脱「ありきたり」のホイール「色」選び

ここから本文です

クルマだって「お洒落」は足元から! 脱「ありきたり」のホイール「色」選び

掲載 更新 83
クルマだって「お洒落」は足元から! 脱「ありきたり」のホイール「色」選び

ホイール「カラーメイク」最新トレンド

 カスタマイズの最初の一歩としてホイール交換を選ぶ方も少なくない。デザインを変えるだけでイメージは一新。気分新たに楽しめるというもの。「オシャレは足元から」というのは人間もクルマも同じこと。ホイールメイクは基本でありつつ、難しい。最近では定番のシルバーや黒だけでなく色で楽しむ「カラードホイール」も増えてきた。コーディネートは難しいが、ハマればひと際輝くこと間違いなし。2021年注目のカラーホイールメイクについて考えてみたい。

「ホイール」選びにも「定石」あり! 絶対に知っておくべき「カラーコーデ」5原則

オプションで選べる「セミオーダー」とは

 最近、有名ブランドのアルミホイールを中心に、シルバーなどの定番以外にオプションカラーを設定していることが多い。プラスアルファの金額は掛かるが、同じデザインでもまったく別物のイメージとなり、知っている人は積極的に利用しているようだ。

 こうしたカラーオーダーはすでに浸透しつつあるが、ここ数年、さらに個性的なフィニッシュが増えてきたという印象が強い。

「オプション色」や「付加アイテム」に注目

 例えば「ワーク」の「カスタムオーダープラン」もそのひとつ。12色のカラーや6色のカラークリア、特殊カットクリアなど、多彩なカラーオーダープランを用意しているのだ。

 2019年には「カラリズムクリア」を発表。見る角度や光の加減で色が変化する「アステリズム」やビビッドなキャンディカラーなど、革新的なラインアップが勢揃い。

 ボディカラーに合わせてもよし、ダークなモノトーン色に足元だけ鮮明に見せるもよし、グンと注目度が集まることは間違いなしだ。

 これとは真逆に、長年愛されている色があるのも事実。その筆頭となるのが「レイズ」の「ボルクレーシングTE37シリーズ」に設定されているブロンズ(アルマイト)だろう。

 TE37シリーズは新モデルが出るごとに新色を登場させているが、初代から変わらないのがブロンズなのだ。軽量というアルミホイールに求められる性能のひとつを可能な限り実現するため、塗装ではなくアルマイト処理した結果である。

 スポーツモデルに好まれるモデルであるがゆえ、生まれた「カラー」である。

 こうした全体のカラードだけでなく、一部の色にこだわるホイールも少なくない。「ウェッズ」が手掛ける「ブラックエディション」は、リムをブラック化するメニューだ。リムとディスクのコントラストが威風堂々とした雰囲気を醸し出す。「クレンツェ」と「マーベリック」で可能という限られたサービスだが、装着の場合はぜひチャレンジしてみたいものだ。

 ホイールにパーツを追加してイメージを変える手法もある。「クリムソン」のMGブランドで展開している「ストリートロック」という外周パーツで、レッド、ブラック、シルバーを用意。同じホイールでも気分によって付け替えて楽しめる。

「差し色メイク」というテクニック

 ホイール全体に色を使うのは敷居が高過ぎるというならば「差し色メイク」を楽しんではいかがだろう?

 「ボルクレーシングTE37SL」は6本という太いスポークの1本にだけレッドステッカーを施すことで、特別感が与えられている。ひと目でそれとわかるアピールは効果的だ。

 この手法は輸入車系のカスタマイズユーザーからも注目されており、一時は別のホイールでも1本だけ鮮やかな色を差すというのが流行った。

 「エモーションZR10」のようにリムとスポークの1本にだけ色を与えるのも一つの手法だ。ホイールのデザインによってはウエッズスポーツの「SA-99R」のようにスポーク奥に色を差して、よりさり気なくカラードを楽しむのもいい。

 一般的なイメージとして赤や白、青など鮮やかな色はスポーティなイメージで、ダークでありつつ艶のある色や濃いめのゴールドはドレッシーな印象だ。自分のクルマをどういったイメージに見せたいかによって使う色を決めればいいだろう。

色を足すならどこかで「引き算」が必要

 日本でのホイールカラードメイクは、輸入車系のカスタマイズ好きから流行りだしたと言われている。白いボディに真っ赤なスポークホイールを合わせたBMW M3がいたり、深緑などのアースカラーにあえてビビッドが水色を合わせたVWゴルフもいた。まさかと思う色合わせが、抜群のオーラを生み出すのだ。

 あまり失敗せずに一体感を出せるのがボディと同色にすること。まとまりが生まれて個性的なおしゃれ感が引き立つので、カスタマイズ初心者にオススメと言える。

 しかし、ここで注意しなければいけないのは、「色」というかなり大きな足し算をするぶん、どこかで大胆な引き算を施したほうがいいということ。例えば、ボディカラーは白黒グレーなどのモノトーンにするとか、余計なラインを減らすようにボディにスムージングを施すなどだ。

 足し算だけでは「てんこ盛り」感が満載となり、ガチャガチャとしたウルサさが出てくる。

 ホイールに限ったことではないが、カッコよくカスタマイズを楽しむには、足し算だけでなく引き算も重要となることを忘れてはいけないのだ。

【キャンペーン】第2・4 金土日はお得に給油!車検月登録でガソリン・軽油5円/L引き!(要マイカー登録)

こんな記事も読まれています

アルピーヌ、東京オートサロン2025に『A110 Rチュリニ』など出展へ。山野哲也のトークショーも実施
アルピーヌ、東京オートサロン2025に『A110 Rチュリニ』など出展へ。山野哲也のトークショーも実施
AUTOSPORT web
12月1日は岡山国際でドラテク磨き! 初心者向け「カルガモクラス」もある「TOYO TIRES PROXES DRIVING PLEASURE」は要チェックです
12月1日は岡山国際でドラテク磨き! 初心者向け「カルガモクラス」もある「TOYO TIRES PROXES DRIVING PLEASURE」は要チェックです
Auto Messe Web
F1第22戦水曜会見:レースディレクター交代は「知らなかった」と驚くラッセル。一方で対話を続ける意思も明かす
F1第22戦水曜会見:レースディレクター交代は「知らなかった」と驚くラッセル。一方で対話を続ける意思も明かす
AUTOSPORT web
いすゞ新型「FRマシン」発表! 斬新「スポーティ顔」採用&四駆設定あり! “新開発エンジン”と8速AT搭載の「D-MAX」「MU-X」タイで発売!
いすゞ新型「FRマシン」発表! 斬新「スポーティ顔」採用&四駆設定あり! “新開発エンジン”と8速AT搭載の「D-MAX」「MU-X」タイで発売!
くるまのニュース
大人気の輸入車コンパクトSUVが進化! VW改良新型「Tクロス」はどう変わった? 乗って思った「これでいいんだよ」感とは
大人気の輸入車コンパクトSUVが進化! VW改良新型「Tクロス」はどう変わった? 乗って思った「これでいいんだよ」感とは
VAGUE
トラックの頭と積荷が載ったトレーラーの知られざる接続部! 最後のロックはあえて「手動」にしていた
トラックの頭と積荷が載ったトレーラーの知られざる接続部! 最後のロックはあえて「手動」にしていた
WEB CARTOP
いよいよラリージャパン最終日。勝田貴元の“全開プッシュ”は見られるか?「難しい1年を支えてくれたチームのために仕事をしたい」
いよいよラリージャパン最終日。勝田貴元の“全開プッシュ”は見られるか?「難しい1年を支えてくれたチームのために仕事をしたい」
motorsport.com 日本版
伝説のジャガーXJSが現代に蘇る、660馬力V12スーパーチャージャー搭載『スーパーキャット』誕生
伝説のジャガーXJSが現代に蘇る、660馬力V12スーパーチャージャー搭載『スーパーキャット』誕生
レスポンス
ヒョンデのタナクが総合首位をキープ。トヨタのエバンスとオジェが続く……勝田貴元5番手|WRCラリージャパンDAY3午後
ヒョンデのタナクが総合首位をキープ。トヨタのエバンスとオジェが続く……勝田貴元5番手|WRCラリージャパンDAY3午後
motorsport.com 日本版
岩佐歩夢の気になる去就。「F1に向いているハイブリッド思考」担当の小池エンジニアが話すローソンとの比較
岩佐歩夢の気になる去就。「F1に向いているハイブリッド思考」担当の小池エンジニアが話すローソンとの比較
AUTOSPORT web
F1ラスベガスGP FP2:好調メルセデスのハミルトンが最速。角田は初日10番手、アルピーヌやハースもトップ10入り
F1ラスベガスGP FP2:好調メルセデスのハミルトンが最速。角田は初日10番手、アルピーヌやハースもトップ10入り
AUTOSPORT web
レクサス「FRスポーツカー」がスゴイ! 5リッター「V8」&4.7m級の“美しすぎる”「流麗ボディ」採用! 豪華内装もイイ「LC」とは
レクサス「FRスポーツカー」がスゴイ! 5リッター「V8」&4.7m級の“美しすぎる”「流麗ボディ」採用! 豪華内装もイイ「LC」とは
くるまのニュース
フェルスタッペン、特化仕様のリヤウイングがなく「2戦を棒に振っている」予算の影響で2022年から”割り切り”
フェルスタッペン、特化仕様のリヤウイングがなく「2戦を棒に振っている」予算の影響で2022年から”割り切り”
motorsport.com 日本版
高性能Aクラスの集大成、メルセデスAMG『A45 S ファイナルエディション』が限定発売
高性能Aクラスの集大成、メルセデスAMG『A45 S ファイナルエディション』が限定発売
レスポンス
「いきなりステージから現れたんだ」エバンス、WRCラリージャパン“一般車両乱入事件”を語る。当該SSは安全確保のため中止に
「いきなりステージから現れたんだ」エバンス、WRCラリージャパン“一般車両乱入事件”を語る。当該SSは安全確保のため中止に
motorsport.com 日本版
ラスベガス予選で50G超大クラッシュのコラピント、決勝前に再度メディカルチェックへ。「彼の体調が何より重要」とウイリアムズ
ラスベガス予選で50G超大クラッシュのコラピント、決勝前に再度メディカルチェックへ。「彼の体調が何より重要」とウイリアムズ
motorsport.com 日本版
スバル新型「プレオ」発表に期待の声! “約100万円”の「コスパ最強」軽セダンは実用性バツグン! スバルらしい「水平対向エンジン×MT搭載」を求める声も!
スバル新型「プレオ」発表に期待の声! “約100万円”の「コスパ最強」軽セダンは実用性バツグン! スバルらしい「水平対向エンジン×MT搭載」を求める声も!
くるまのニュース
BMW、ディーゼルエンジン車8車種のリコール…最悪の場合は車両火災に
BMW、ディーゼルエンジン車8車種のリコール…最悪の場合は車両火災に
レスポンス

みんなのコメント

83件
  • 高価な社外ホイールに安いアジアンタイヤ履いてるミニバン
  • 大きいホイール変えてもチョンタイヤを履いているのを見ると…
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村