今では衝突被害軽減ブレーキやペダル踏み間違い急発進抑制装置にとどまらず、さまざまな予防安全技術や運転支援技術が登場しています。新型車が登場すると新開発の先進安全技術が目玉装備として採用される例も多く、今や車の安全性能は車選びの際の重要チェックポイントといっても過言ではありません。
ここでは、マツダのコンパクトSUV「MX-30」の安全性能について、詳しくご紹介します。
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先進安全技術「i-ACTIVSENSE」を標準装備
全車「サポカーSワイド」に該当
2種類の先進安全技術のパッケージオプションが用意されている
MX-30の安全性能の特徴
MX-30はマツダならではの人間中心の考え方に基づき、絶えず確認を要する情報と車両の状態確認に必要な情報、快適・利便性のための情報の3つに情報を種類分けし、それぞれを各ディスプレイに最適配分して表示することで、ドライバーが脇見しにくい環境を作り上げています。
また、先進安全技術「i-ACTIVSENSE」を標準装備し全車が「サポカーSワイド」に該当する安全性を有していることに加え、先進安全技術のパッケージオプションを追加することでさらに安全性や快適性を高めることも可能です。
MX-30のべ―ス車に搭載されている先進安全技術
出典:マツダ「MX-30」MX-30の特徴
ここでは、MX-30のベース車に備わっているおもな先進安全技術について見ていきましょう。
1. スマート・ブレーキ・サポート(前方検知機能・後方検知機能・後進時左右接近物検知機能)
2. AT誤発進抑制制御
3. レーンキープ・アシスト・システム
4. 緊急時車線維持支援(側方危険回避アシスト機能/ロードキープアシスト機能)
5. マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(全車速追従機能付き)
6. その他の先進安全技術
スマート・ブレーキ・サポート(前方検知機能・後方検知機能・後進時左右接近物検知機能)
システムが前方の車両や歩行者などを検知し、衝突の危険があると判断した場合は音や表示でドライバーに警告します。
衝突が回避できないと判断した場合は自動でブレーキを作動。ドライバーがブレーキを踏んだ場合は、より早く確実に制動力を発揮するようにサポートします。検知対象や作動条件は状況によって変わり、前方検知機能は車両と昼夜の歩行者、昼間の自転車が検知可能で、対車両では約4km/h以上、対歩行者の場合は約10~80km/hで作動します。
後方検知機能は約2~8km/hで後退中に障害物を検知した場合、後進時左右接近物検知機能は約10km/h以下で後退中に自車の後方左右から接近する車両に対して作動します。
AT誤発進抑制制御(前進時・後退時)
ペダル踏み間違い急発進抑制装置に相当する機能で、停車時もしくは徐行中、進行方向に障害物を検知しているにもかかわらずアクセルペダルが強く踏み込まれた場合にエンジン出力を抑制し、飛び出し防止に貢献する機能です。衝突を回避できないとシステムが判断した場合は、前進時に限りブレーキ制御も行われます。
レーンキープ・アシスト・システム
約60km/h以上で走行中、車線からはみ出す危険がある場合は電動パワーステアリングを作動させ、回避操作をアシストします。
緊急時車線維持支援(側方危険回避アシスト機能/ロードキープアシスト機能)
走行中に自車の後側方から接近する車両がある状態でその方向にハンドルを切ろうとした場合、衝突の可能性があればステアリング操作をアシストして衝突回避を図ります。また、車線のない道路においても縁石などを検知し、逸脱回避をサポートします。
マツダ・レーダー・クルーズ・コントロール(全車速追従機能付き)
0km/hから高速域まで、車間距離を維持しながら先行車を追従する機能です。先行車が停止した際は自車も停止して停止状態を維持し、ドライバー操作で再発進した後は追従走行を再開します。
その他の先進安全技術
このほか、MX30には後方から接近する車両の存在をドライバーに知らせ、車線変更時の後方確認をサポートする「ブラインド・スポット・モニタリング」や、駐車場からの後退時に後方左右からの接近車両を検知して警告する「後側方接近車両検知」、自動でヘッドランプを切り替える「ハイ・ビーム・コントロールシステム」や「車線逸脱警報システム」などがあります。
また、走行状態からドライバーの疲労増加や注意力低下を推定し、必要があれば休憩を促す「ドライバー・アテンション・アラート」も標準装備です。
2種類のパッケージオプション
出典:マツダ「MX-30」MX-30の特徴
MX-30には、安全性能のパッケージオプションが2種類用意されています。
セーフティパッケージ
セーフティパッケージには、「スマート・ブレーキ・サポート」に交差点での衝突事故回避・被害軽減をサポートする機能が追加されるほか、先行車追従走行機能とステアリングアシストによって高速道路での運転疲労軽減をサポートする「クルージング&トラフィック・サポート」、交差点への進入時に左右前方の死角からの接近車両を検知して注意喚起する「前側方接近車両検知」などの高度な運転支援技術が含まれます。
360°セーフティパッケージ
360°セーフティパッケージを追加すると、車両の前後左右に取り付けられた4つのカメラの映像を活用し、ドライバーの死角になる位置など車両周辺の安全確認をサポートする「360°ビュー・モニター」と、車内に設置されたカメラでドライバーの顔の各部位をモニタリングして眠気や疲労を推定し、警報音や表示でドライバーに注意喚起する「ドライバー・モニタリング」が搭載されます。
オプションの追加も積極的に検討したい
MX-30はグレードがなく、べ―ス車に必要なパッケージオプションを自由に追加できる「Your Original Choice(ユア・オリジナル・チョイス)」を採用しています。MX-30はベース車の装備だけでも「サポカーSワイド」の要件を満たしていますが、より安全で快適なカーライフを楽しみたいのであればパッケージオプションの追加も積極的に検討することをおすすめします。
よくある質問
Q1:MX-30にはどのような先進安全技術が搭載されているの?
A:MX-30には、夜間の歩行者や昼間の自転車の検知もできる衝突被害軽減ブレーキの「スマート・ブレーキ・サポート」や、車線や道路からの逸脱回避をサポートする「緊急時車線維持支援」、ペダルの誤操作によって急発進・急加速することを抑制する「AT誤発進抑制制御(前進時・後退時)など、「サポカーSワイド」に該当する先進安全技術が全車に搭載されています。
Q2:「セーフティパッケージ」の内容は?
A:パッケージオプションの「セーフティパッケージ」には、「スマート・ブレーキ・サポート」に交差点での衝突事故回避・被害軽減をサポートする機能が含まれます。また、そのほかにも追従走行機能とステアリングアシストによってドライバーの疲労軽減に貢献する運転支援機能「クルージング&トラフィック・サポート」などもあります。
Q3「360°セーフティパッケージ」には何が含まれる?
A:車両に設置された4つのカメラの映像を活用して車両周辺の安全確認をサポートする「360°ビュー・モニター」と、車内のカメラでドライバーの顔をモニタリングして眠気や疲労を推定し、ドライバーに注意喚起する「ドライバー・モニタリング」が含まれます。
※この記事は2022年4月時点の情報で制作しています
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みんなのコメント
他人と被らないこと!
乱発しているな。