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新型カムリの登場は24年以降か。セダンは堅持、スポーティさを強調しPHEVも追加?

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新型カムリの登場は24年以降か。セダンは堅持、スポーティさを強調しPHEVも追加?

セダン不況のなかカムリがフルモデルチェンジへ
セダンの低迷が叫ばれる昨今ですが、日本を代表する高級セダンとして君臨し続けてきたトヨタ「クラウン」でさえ、SUVテイストを融合させたクロスオーバーモデルへ生まれ変わるなど、2022年はセダンに対してさらに厳しい時代となっていることを感じさせる年となりました。

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トヨタ「カムリ」を一部改良、価格は349万円から。エモーショナルレッドIIIを新設定

そんななか、トヨタの数少ないセダンである「カムリ」にフルモデルチェンジが行われるというウワサが入ってきました。いったい、どのようなモデルとなるのでしょうか?

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北米では圧倒的な人気を誇る超重要モデル!
「冠(かんむり)」を車名の由来とするカムリは、1980年に初代が登場しました。当初はセリカのセダン版という位置付けでしたが、2代目からはトヨタで初めてエンジンを横置きしたFF車であることから、広大な室内空間を持つ上級セダンとして注目を集めました。

初代の登場からおよそ40年が経過した現在でも、FFベースの上級セダンというコンセプトは維持しつつ、トヨタの世界戦略車として各主要市場で販売されています。

特に北米市場での売れ行きは圧倒的であり、過去には19年連続で乗用車販売台数No.1に輝いたほどです。

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現行のカムリは2017年に登場しています。初代から数えて10代目となるこのモデルは、先代に比べてより低く、そしてよりワイドになったスタイリングが特徴であり、「TNGA」による新開発のプラットフォームやパワートレインと合わせて、さらにスポーティな印象を強めています。

グレード構成は、ベースグレードの「X」、上級グレードの「G」、スポーティグレードの「WS」となっており、「G」と「WS」には「レザーパッケージ」も設定されています。

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パワートレインは、すべてのグレードが2.5Lのハイブリッドとなっており、WLTCモード燃費は21.6km/L~27.1km/Lとホンダ「アコード」などのライバルをしのぎます。また、すべてのグレードで2WDと4WDが選択可能です。

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車両価格は349万5000円~468万2000円と国産車の中ではやや高価格帯に位置しますが、その質実剛健なつくりは値段以上の価値があるものとなっています。

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次期カムリはセダンを堅持。PHEV化もある?
グローバルでトヨタの屋台骨を支えるカムリですが、現行の登場から6年が経ちフルモデルチェンジの時期が近づいてきました。どのような車種になるのでしょうか?

まず気になるのは、「そもそも次期カムリはセダンとして登場するのか」という点です。2022年に登場した新型クラウンを見ると、次期カムリがまったく新しい姿になることもあり得る話のように思われますが、この点については、「セダンとして登場する」と見て間違いないようです。

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たしかに、日本国内ではセダンは不況ですが、北米をはじめ、まだまだセダンの需要が高い市場は多く存在します。そうした需要への受け皿として、次期カムリは引き続きセダンとして登場することは確実です。

ただ、いままで「ふつうのクルマ」を求めた結果としてセダンを選んでいたユーザーが、SUVを選ぶようになっているのも事実です。そうしたなかで、セダンにはよりスポーティさが求められるようになっています。

そうした背景から、現行カムリもかなりスポーティなルックスとなっていますが、次期カムリではそうした路線がさらに強調される見込みです。

そんな次期カムリのデザインは、「ハンマーヘッドシャーク」をモチーフとした新型クラウン(クロスオーバー)の影響を強く受けたものになると見られています。

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とはいえ、カムリとクラウンの性格の違いを明確にするという意味でも、単なる新型クラウンのフロントマスクを移植したようなものにはならないでしょう。

パワートレインは新型クラウンにも採用されている2.4Lのターボハイブリッドが軸になると予想されています。一方、ハリアーやRAV4にも設定されているプラグインハイブリッド(PHEV)グレードも新たに追加されるなど、電動化がさらに加速する見込みです。

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そのほか、先進安全運転支援システムの「トヨタセーフティセンス」は、新型クラウンにも搭載された最新のものが次期カムリにも搭載されることが確実視されています。

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登場のタイミングは?
では、次期カムリの登場時期はいつ頃になるのでしょうか?

2022年12月時点で、すでに販売店では現行カムリの新規受注を中止していることから、フルモデルチェンジはまもなくとウワサされていましたが、これは現行カムリの一部改良によるものであるようです。

>>トヨタ「カムリ」を一部改良、価格は349万円から。エモーショナルレッドIIIを新設定

そのため、次期カムリが2023年中に登場する可能性は低く、2024年以降の発売になると考えるのが妥当と見られます。

いずれにせよ、トヨタのグローバルにおける超重要車種であるだけに、あらゆる部分で大きな進化を遂げることは間違いありません。

また、カムリと長年のライバル関係にあるアコードの新型がすでに北米で発表されており、2023年内にも日本導入される見込みです。次期カムリが、新型アコードとどのように差別化してくるかにも注目が集まります。

>>ホンダ、新型アコードを北米で発表。新型2.0Lハイブリッド搭載、日本でも23年以降に販売予定

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文:ピーコックブルー
写真:トヨタ自動車

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みんなのコメント

6件
  • そもそも世界自動車販売トップ5の内、3つがカローラ、RAV4、カムリのトヨタ車だからね。

    カテゴリとしてのセダンは減っているけれど、車種としてのカムリはむしろ台数を増やしているのだから現状維持は妥当だろう。
  • これよりもカッコ良くなることを願います。
    カローラみたいなライトは避けて欲しいです。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

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