現在位置: carview! > ニュース > 業界ニュース > ライバルの新型デビューでいまモデル末期の「セレナ」が狙い目! 納期も短く値引きも大きく「人気上昇中」だった

ここから本文です

ライバルの新型デビューでいまモデル末期の「セレナ」が狙い目! 納期も短く値引きも大きく「人気上昇中」だった

掲載 14
ライバルの新型デビューでいまモデル末期の「セレナ」が狙い目! 納期も短く値引きも大きく「人気上昇中」だった

 この記事をまとめると

■セレナ・ステップワゴン・ノア&ヴォクシーは互いを意識したガチンコのライバルとなる

ミニバン市場に異変! バカ売れだった「ノアヴォク・セレナ・ステップワゴン」が売れないワケ

■モデル末期となるセレナは新型となったライバルに比べて値引き幅が大きくお買い得

■走り・快適性・プライスがバランスするセレナはライバルに対していい勝負をしそう

 箱型ミニバン2台がモデルチェンジで取り残されたセレナ

 2022年1月13日に新型トヨタ ノア&ヴォクシーが発売された。2022年1月7日には、2022年春ごろ正式発売予定の次期型ステップワゴンのジャパンプレミアも行われている。

 箱型ミニバンなどとも呼ばれる、ノア&ヴォクシー、ステップワゴンそして日産セレナは、お互いを強く意識したいまでは珍しいガチンコでのライバル関係となり、激しい販売競争を展開している。

 メインユーザー層は現役子育て世代であり、購入予算も非常にシビアなものとなり、値引き競争も激しいものとなっている。男性よりクルマに対する思い入れが少ないともされる女性、つまり奥さんに車種決定権があれば、「より安いクルマに決める」とバッサリいわれることも多く、セールススタッフも売るのに苦労するクラスでもある。

 さらに最近は、サプライチェーンの混乱などにより納期遅延が顕著なので、値引きだけでなく「納車の早いクルマ」というのが、このクラスでは購入決定理由として大きくなっているようでもある。

 メディアとしては、近い時期でモデルチェンジしたノア&ヴォクシーとステップワゴンの一騎打ちにフォーカスしたいだろうが、日産セレナのモデルチェンジも年内といわれており、モデルチェンジを控えた末期モデルとなっているので、値引きはライバル2車より拡大するのは必至。しかも、ライバルのモデルチェンジに合わせていることもあるのか、納期も短めとなっているので、セレナが参戦した三つ巴となり、結果的にセレナが有利になるのではないかとも考えられる。

 新型になったライバルに対するセレナの魅力は?

 セレナは2021年11月24日に、特別仕様車「XVエアロ」を発売している。XVグレードをベースに、専用フロントバンパー、抗菌仕様シート、サイドシルプロテクター、リヤエアロバンパー、LEDリヤコンビネーションランプ、ハロゲンフォグランプ、16インチ(2WD)、15インチ(4WD)アルミホイールが特別装備されている。

 ハイウェイスターほど押し出し感の強さはないが、標準仕様ほど地味でもない、そんな顔つきがウケており、いまやセレナのなかでは売れ筋グレードになっているというのである。専用装備ではないものの、XVエアロ発売に合わせて、セレナ全車にディーラーオプションとして電子シェードが用意され、これも好評を得ているようである。これはワンタッチでリヤガラスを遮蔽できるという装備で、簡単にプライバシー空間を作ることができるのである。

 XVエアロで改めてセレナを試乗する機会に恵まれたのだが、e-POWERユニットについては、一部で「音がうるさい」との話もあるが、セレナでは遮音性の高さもあり、車内が静かなことに驚いた。先代ノア系のハイブリッドではインバーターと思われるノイズが、ほぼダイレクトに室内に入ってきているような、うるさいイメージが強かった。新型はまだ試乗していないものの、静粛性の高さをアピールしているので、そこは新型ノア&ヴォクシーではチェックしたいものと考えている。

 とくにセカンドシートになるのだが、セレナはたっぷりとしており快適性も高かった。シートアレンジを重視し、寸詰まりにもなりがちなミニバンのシートだが、全般的にもたっぷりしていた。

 1.2リッターエンジンを発電機として搭載するe-POWERユニットも、市街地や都市高速を走ったかぎりでは、非力なイメージは感じなかった。

 とにかく、アルファード譲りともいえる、押し出しの強い顔つきのノア(エアロ系)&ヴォクシー。そこへの真っ向勝負を避けたかのように、あっさりとした顔つきのステップワゴン。セレナのXVエアロはちょうどライバル2車の間をとるような顔つきとなっており、新型車2台を相手に、セレナはかなりいい勝負を展開していきそうである。

こんな記事も読まれています

BMW、2025年に登場する『M4 GT4エボ』の追加情報を発表。新車は約3800万円
BMW、2025年に登場する『M4 GT4エボ』の追加情報を発表。新車は約3800万円
AUTOSPORT web
首都圏に向けて水産加工品を運ぶデコトラ乗り! 夜間特急便の仕事ぶりに密着取材した
首都圏に向けて水産加工品を運ぶデコトラ乗り! 夜間特急便の仕事ぶりに密着取材した
WEB CARTOP
トラブル多発の荒れた展開の中、ガブリエル・ボルトレトがF2初優勝。宮田莉朋は完走ならず|FIA F2シュピールベルグ フィーチャーレース
トラブル多発の荒れた展開の中、ガブリエル・ボルトレトがF2初優勝。宮田莉朋は完走ならず|FIA F2シュピールベルグ フィーチャーレース
motorsport.com 日本版
使い勝手の良さが際立つメルセデス・ベンツ「E220dステーションワゴン」の万能感
使い勝手の良さが際立つメルセデス・ベンツ「E220dステーションワゴン」の万能感
@DIME
BRZが第4戦富士でピットB棟……!? スーパーGTのピット位置はどう決まっているのかをおさらい
BRZが第4戦富士でピットB棟……!? スーパーGTのピット位置はどう決まっているのかをおさらい
AUTOSPORT web
「押しボタン式信号」なぜ“押してすぐ青”にならないケースが? 納得の理由があった!
「押しボタン式信号」なぜ“押してすぐ青”にならないケースが? 納得の理由があった!
乗りものニュース
高齢者の事故が増加傾向に! 国交省や警察が「ただちに」動くべき「2つの“緊急”対策」とは
高齢者の事故が増加傾向に! 国交省や警察が「ただちに」動くべき「2つの“緊急”対策」とは
くるまのニュース
米トヨタ、新作短編映画『Getaway Driver』公開…「夜が似合う」特別なカローラ・ハイブリッド起用
米トヨタ、新作短編映画『Getaway Driver』公開…「夜が似合う」特別なカローラ・ハイブリッド起用
レスポンス
小椋藍が激戦を制し、今季2勝目マーク! ランキング2番手に浮上|Moto2オランダ決勝
小椋藍が激戦を制し、今季2勝目マーク! ランキング2番手に浮上|Moto2オランダ決勝
motorsport.com 日本版
EVモードで100km近く走行可能なメルセデス・ベンツ「E350eスポーツ エディションスター」の高い実用性
EVモードで100km近く走行可能なメルセデス・ベンツ「E350eスポーツ エディションスター」の高い実用性
@DIME
高速道路は「ほどんどカーブ」ってホント? 直線区間「かなり少ない」!? 体感的にそう感じないワケとは
高速道路は「ほどんどカーブ」ってホント? 直線区間「かなり少ない」!? 体感的にそう感じないワケとは
乗りものニュース
日本ではいつ登場!? メルセデス・ベンツの新コンパクトミニバンに3列7人乗りが欧州で登場 「EQT」ってどんなクルマ?
日本ではいつ登場!? メルセデス・ベンツの新コンパクトミニバンに3列7人乗りが欧州で登場 「EQT」ってどんなクルマ?
VAGUE
レクサス新型「スポーティセダン」登場! “精悍すぎる黒パーツ” 4年ぶりに復活! 新「ES」約700万円から米国で発売へ
レクサス新型「スポーティセダン」登場! “精悍すぎる黒パーツ” 4年ぶりに復活! 新「ES」約700万円から米国で発売へ
くるまのニュース
レッドブルF1代表、“期待外れ”のペレスに「プレッシャーがかかるのは当然」スランプ脱却にチームも協力
レッドブルF1代表、“期待外れ”のペレスに「プレッシャーがかかるのは当然」スランプ脱却にチームも協力
motorsport.com 日本版
モーターマガジンMovie 週間視聴回数BEST5 プラス1(2024年6月23日~6月29日)
モーターマガジンMovie 週間視聴回数BEST5 プラス1(2024年6月23日~6月29日)
Webモーターマガジン
フェルスタッペンがレッドブル残留を再表明。ホーナー代表もメルセデスに対し余裕のコメント「ヨスなら空いてるよ」
フェルスタッペンがレッドブル残留を再表明。ホーナー代表もメルセデスに対し余裕のコメント「ヨスなら空いてるよ」
motorsport.com 日本版
【MotoGP】9月に延期開催予定だったMotoGPカザフスタンGP、結局2024年は中止へ。代替戦は今年2度目カタールを予定か
【MotoGP】9月に延期開催予定だったMotoGPカザフスタンGP、結局2024年は中止へ。代替戦は今年2度目カタールを予定か
motorsport.com 日本版
一歩先を行く新作“ベーシックスマホホルダー”をピックアップ!【特選カーアクセサリー名鑑】
一歩先を行く新作“ベーシックスマホホルダー”をピックアップ!【特選カーアクセサリー名鑑】
レスポンス

みんなのコメント

14件
  • ちょっとすること遅いよねー。
  • ノアとヴォクシーは比較対象になるとしてステップワゴンはないないwwホンダの初期型は恐いよ。今のステップワゴンも突然止まるしワクワクゲートは通称ギロチンゲートでした。
※コメントは個人の見解であり、記事提供社と関係はありません。

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

276.9479.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

5.8488.5万円

中古車を検索
セレナの車買取相場を調べる

査定を依頼する

メーカー
モデル
年式
走行距離

おすすめのニュース

愛車管理はマイカーページで!

登録してお得なクーポンを獲得しよう

マイカー登録をする

おすすめのニュース

おすすめをもっと見る

この記事に出てきたクルマ

新車価格(税込)

276.9479.8万円

新車見積りスタート

中古車本体価格

5.8488.5万円

中古車を検索

あなたにおすすめのサービス

メーカー
モデル
年式
走行距離(km)

新車見積りサービス

店舗に行かずにお家でカンタン新車見積り。まずはネットで地域や希望車種を入力!

新車見積りサービス
都道府県
市区町村