もくじ
ー 創立100周年記念
ー 持続可能なラグジュアリー
ー モビリティを超えた高級さ
ー 光による演出を多用
ー 人工知能が快適性を向上
ー 5つのモードを用意
ー 車内の空気を管理
ー 香りや触感も重視
ー 各分野のパートナーと協力
ー ゼロエミッションかつ自動運転可能
ー テクノロジーが快適性を向上
創立100周年記念
ベントレー・モーターズは100周年を記念し、クルーの本社にて高級モビリティの将来像を示すコンセプトカーを発表した。ベントレーEXP100 GTはベントレー・ブランドおよびグランドツーリングの将来を体現している。このクルマはモビリティの域を超え、オーナーのグランドツーリング体験をより良いものとする。
ベントレーのDNAを引き継ぐとともに、未来志向の顧客の考え方にインスパイアされている。美しいスタイルを与えられ、オーナーに究極の体験を与えるために人工知能が使用されている。
完全電動プラットフォームの利点を生かせるようゼロから設計され、2035年ごろのグランドツアラー像をイメージしている。ドライバーおよびパッセンジャーが同等のラグジュアリー体験を得られることを目指している。このクルマの存在感や印象的なプロポーションはグランドツアラーとしてのベントレーの歴史を引き継ぎ、将来へ進化させるものだ。ベントレーの世界最高のブランドという価値にふさわしいクルマだとのことだ。
注意深くデザインされたキャビンは質感も高く、乗員の快適性を最重視して設計されている。これはベントレー・パーソナル・アシスタントとよばれる専用のAIとの親和性も高く、すべての乗員がその移動を楽しめるよう考えられている。
持続可能なラグジュアリー
サステナビリティを追求した革新的技術もまたベントレーEXP100 GTの重要なテーマである。これまで以上に世界に目を向け、懸命な方法で集められた素材を使用している。銅を浸透させた5000年前のリバーウッドや、もみ殼由来の原料を使用したコンパスという外装色が用意される。
またワインを作る過程で生まれた原料による100%オーガニックのレザーのような生地も使用している。英国製のウールのカーペットや、インテリアに使われる刺繍入りのコットンなど、あらゆる素材が持続可能な高級さを構成するという。
ベントレー・モーターズのエイドリアン・ホールマーク会長兼CEOは「今日、創立100周年にあたり、EXP100 GTをもってわれわれの将来へのビジョンを打ち出します。このモダンかつ明確なグランドツアラーは高級モビリティの将来が刺激的かつ野心的でありつづけることを示しています」と語った。
ベントレーは今までも、そしてこれからもすべての旅を豊かにするとともに、われわれの製品に関わるすべてのひとの人生を豊かにすることを目指しているという。デザインを統括するステファン・シーラフは「ベントレーEXP100 GTはわれわれが考える未来のクルマを体現しています。過去のベントレーと同じく、このクルマも乗るひとの気持ちとつながり、特別な旅の思い出を残すでしょう」
パフォーマンス、テクノロジー、そしてクラフトマンシップの融合により、ベントレーEXP100 GTは美しく、官能的な体験を与えてくれるとのことだ。
モビリティを超えた高級さ
ベントレーEXP100 GTは、特別かつエモーショナルな体験を与えてくれる場としてクルマを再定義している。ベントレーは世界で評価されている100年にわたるラグジュアリー・デザインやクラフトマンシップにおける経験を生かし、将来の旅のあるべき姿をイメージしている。
このクルマのスマートかつ逞しい外観からは今後のベントレーのデザインの方向性が伺える。これはベントレーのDNAを着実に引き継ぎ、ひとめでそれとわかるだろう。リアはRタイプ・コンチネンタルを彷彿とさせ、グリルに回り込んだ丸いヘッドライトやはベントレー・ブロワーのようだ。そして優雅なボディラインは最近のモデルと共通している。
しかし、このクルマは将来を見据えたモデルである。軽量アルミニウムやカーボンファイバーを使用し、全長5.8m、全幅2.4mに達している。ボディ各所の装飾はアルミニウムや銅で作られている。ベントレー創業者のW.O ベントレーは第一次世界大戦で使われた航空機エンジン「BR I」のピストンにアロイを使用したことも有名だ。
運転席および助手席のドアは2mの幅を持ち、斜め上方に開くことにより乗降性を確保している。完全に開くとその高さは3m近くにもなり、乗り込む際の特別感を与えてくれるという。
新しい外装色であるコンパスは特殊な塗料により秋のような美しい色合いを表現している。これは環境にもやさしく、持続可能な原料を使用したとのことだ。米のもみ殻の灰をリサイクルして塗料にすることにより、埋め立てられるゴミの削減につながるという。
光による演出を多用
このクルマのエクステリアに使われるライトもダイナミックさとドラマチックさを強調する。まず目につくのはスマートかつイルミネートされたグリルやフライングBのマスコットだろう。これはオーナーが車に近づくと発光し、その光がキャビンへと流れる。クルマに命が宿るかのようだ。
そしてリアはトランクの馬蹄形の部分が3DのOLEDスクリーンとなり、テールライトとも組み合わさって印象的な演出をしている。ベントレーの職人によって手作業で仕上げられたこれまで以上に高級感あふれるコクピットは、このセグメントのベンチマークとなるだろう。
ウッド、レザー、そしてガラスなどの最高級素材が光と調和し、乗員に満足感を与える特別な車内環境を作りだすという。さまざまな素材がデザインや造形、テクスチャー、そして色合いによって自然に融合し、全体を貫くモチーフを表現している。ガラスから金属へ、そしてウッドやレザーへの自然な流れが感じ取れるだろう。
光もまたベントレーEXP100 GTを構成する重要な要素である。革新的なグラスルーフにはプリズムが埋め込まれ、光ファイバーを通してキャビンへと送られている。集められた自然光および人工光は車内環境の改善に役立つとのことだ。
人工知能が快適性を向上
ベントレー・パーソナル・アシスタントはメインコンソールの中央に配置され、イングランドのカンブリアで作られたクリスタルでイルミネートされている。アンビエントライトは雰囲気や周囲の状態に合わせて調整することができ、ドアパッドなどのパネルにプロジェクションマッピングを投影することもできる。
アダプティブ・バイオメトリック・シーティングは3通りの設定が可能で、オーナーが運転している時と自動運転時で分けることができる。バイオメトリック・センサーが気温や乗員の位置などの条件に応じて快適な状態を保つとのことだ。
ベントレー・パーソナル・アシスタントはオーナーに関する情報を元に乗員のニーズを理解し、快適性の向上に努めるという。例えば、シート表面が乗員の位置を検知し、シートのサポート量を調節する。
そのほかにも各所にバイオメトリクスのセンサーが取りつけられ、目や頭の動きだけでなく血圧まで検知する。これにより現代のどんなクルマをも超える快適性を実現できるとのことだ。
5つのモードを用意
ベントレー・パーソナル・アシスタントはこのクルマでの特別な旅をさらに素晴らしいものにしてくれるAIだ。この先進のインテリジェントシステムには5つのモードが用意され、それぞれのひとに合わせた体験を与えてくれる。エンハンス、コクーン、キャプチャー、リ・リブ、そしてカスタマイズのモードが用意される。
AIとのやりとりは前後に取りつけられたカンブリアクリスタル・インターフェイス上でのジェスチャーで行う。エンハンス・モードでは明るさ、音、匂い、空気の質などの情報を収集し、クーペでありながらオープントップのような体験が得られる。
コクーン・モードでは空気清浄機能が働くとともに、ガラスが不透明になることでプライバシーを確保する。そしてキャプチャー・モードでは車内外の様子が記録される。
リ・リブ・モードではオーナーのグランドツアーのハイライトを再生することができる。最後のカスタマイズ・モードではドライバーやパッセンジャーの好みに合わせ、各モードの機能を組み合わせることができるとのことだ。
車内の空気を管理
革新を起こす上で、バランスこそが重要であるとベントレーは主張する。自らおよび世界を守ることが最優先でありながら、目的意識と直感性を重視した持続可能なイノベーションを追求するとのことだ。
ベントレーEXP100 GTは車内環境向上のため、空気の音を浄化する機能を持つ。乗員の健康状態を高められる寛容を整えることができるという。例えば、キャプチャー・モードにより車外の環境を車内でも再現し、オープントップのような走りを味わえる。その一方でフィルターにより都市部の大気汚染を排除することができる。
フロントグリルにはパッシブ式およびアクティブ式のエアインテークが備わり、パワフルな電動モーターを駆動するドライブトレインやバッテリーを冷却する。一方で不要な空気はリアから排出され、空力性能に貢献している。
エア・ピュリフィケーション・システムはトランクに搭載され、キャビンに供給される空気を浄化している。車内後部には展開式エアベントが、前方には固定式エアベントが取りつけられている。このエアベントはクルマが呼吸しているかのような動きをするという。一方で、キャビン内のCO2レベルは常に監視され、良好な状態が維持される。
香りや触感も重視
車外の匂いを検出するだけでなく、このクルマ専用の香りも開発されている。フレグランスメーカーの12.29との協力により、白檀とフレッシュモスの香りをブレンドしたということだ。
また乗員の外との通信を遮断し、自分の世界に入り込むことも可能だという。画面を見つめている時間の長い現代において、外と隔絶された時間でリラックスすることができる。
ロータリースイッチは銅およびアルミで作られ、触り心地良く仕上げられている。車載ディスプレイは拡張現実によりグランドツアーの体験をより高めることができるが、リラックスした空間を作りだすこともできる。すべてのディスプレイにはシンプルかつ直感的なインターフェイスが用いられている。
ドアにはOLEDのディスプレイが取りつけられ、ガラスは自動調光式だ。さらにフロントのエンターテインメント・スクリーンには、自動走行中に映画やライブビデオを再生することもできる。
各分野のパートナーと協力
ベントレーはこのクルマに使用する素材の調達のため、パートナーを慎重に選定したという。環境保護や倫理性を重視するユーザーのため、持続可能かつ革新的な技術にこだわったとのことだ。
特に注目に値するのは、銅を溶け込ませたリバーウッドだ。これは湖や川などから集められた5000年ほど前の自然の倒木を使用している。フェンランド・ブラック・オーク・プトジェクトによって収集されたリバーウッドはキャビン内各所に使われている。
ロンドンで1767年以来続く伝統的な手法による刺繍メーカーのハンド・アンド・ロック社とも協力している。同社は王室や軍の制服なども手がけ、ドアパネルの刺繍を担当したとのことだ。
スコットランドのブリッジ・オブ・ウィアは、柔らかい天然皮革をベントレーに供給している。このレザーはスーパー・ナチュラルな仕上がりで、ベントレーが今後使用する高級素材のベンチマークとなるという。
そしてもうひとつの特別なコラボレーションは、ワイン製造の副産物を使用した新素材だ。これはレザーのような質感で、シートに使用されている。
ゼロエミッションかつ自動運転可能
ベントレーEXP100 GTは、ゼロエミッションの将来へと大きな一歩を踏み出している。サステナブルかつインテリジェントなバッテリー式電動パワートレインは高性能なマネジメントシステムによりパワーと充電が制御されている。これにより、従来モデルと同等のパワフルかつエキサイティングな走りを実現したという。
新世代型トラクション・ドライブはトルクベクタリングにより最大限のコントロールを実現する。パワーを50%向上させながら、質量を35%低減しコーナリング性能を高めている。バッテリーは合計153kg-mのトルクを発生する4基のモーターを駆動し、0-100km/h加速はわずか2.5秒、最高速度は300km/hに達する。
将来のバッテリー技術によりエネルギー密度は現在の5倍程度となり、15分間で80%の充電が可能となる。そしてベントレー・パーソナル・アシスタントが充電も管理する。車重は1900kgに抑えられ、航続距離は700kmも可能とのことだ。
自動運転も可能だ。周囲の環境や乗員の状態に合わせ、快適な走りを実現するという。これは山道で刺激的な走りをすることや、市街地でのストレスからドライバーを解放することも可能だ。ベントレー・パーソナル・アシスタントがドライバーの走り方を記録し、ルート上の情報や旅のアドバイス、また近隣で受けられるサービスなども紹介する。
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